2023/10/27 (金)
自宅(愛知県)〜名古屋港・フェリーターミナル〜太平洋フェリー「いしかり」

かねてより今年93歳になる私の母が、生きている内に故郷の秋田にもう一度行きたいと、口癖の様に事あるごとに言っていました。
デイサービスに週3日通っていますが最近は足腰も衰え、杖や歩行器を使っても歩ける距離が短くなりました。
私も定年を過ぎ嘱託として働いていますが、働き方改革の影響でしょうか休みが取りやすくなり、もうこれが最後のチャンスかもと
主人に相談し、兄も誘って思い切って行くことにしました。高齢者ゆえ猛暑の夏はさけて、寒くなる前の季候の良い10月末から
11月初めに掛けて行く様に、夏前から計画を立てました。尚同居している主人の父もあと少しで95歳と言うことも有り、
置いて行くわけにも行かず一緒に計5人で行ってきました。

10月27日、名古屋発の太平洋フェリーで仙台まで行き仙台到着は翌28日。その日は岩手県の北上市まで移動し宿泊。
翌日の29日から、母の生まれ故郷の秋田県横手市を皮切りに、青森・岩手・宮城と東北4県をグルッと回るルートです。
ルートの詳細ページはこちら










GoogleMapでは10カ所しか地点登録が出来ないので、
地図が3枚になって見にくくなってしまいましたが、
ご了承ください。

私は母の支度があるため、午前中に実家まで行き、
兄や母と一緒に実家を出発し、集合場所の道の駅・豊橋へ。

1時半過ぎに主人や義父と落ち合い、R23バイパスで
東名高速・音羽蒲郡ICへと向かいます。

途中豊川市のスーパーで、明日朝の朝食用のパンと
牛乳や一寸した食料を調達しました。
フェリーのレストランは朝食が1,100円かかり、
人数が多いと出費が半端じゃありません。
少しでも節約しようと4輪で行くメリットを生かします。
バイクツーリングだと荷物が大変ですからね。

PM 4:14 余裕を持って名古屋港に到着。
 
私たち以外は初の大型フェリーの旅です。

PM 5時半を回り乗船が始まりました。
 
船尾の乗船口から入りバックで停めます。

PM 7:04
私が太平洋フェリーに乗ると、必ず頂くのがこの船の賄いカレーです。
レストランのディナー料金が2,100円するので節約?
いえいえ、本当に美味しくて量もたっぷりです。
 
他では食べられない、美味しいカレーは600円です。
名古屋と北海道を結ぶフェリーで買えるミルクが、
九州・阿蘇の牛乳と言うのも笑えますね。
今から10年前の2013年に、北海道の帰りに乗ったときは、
カレーも500円と激安でした。

一休みしてから大浴場で入浴し(船室にもバスタブはあります)、
早めに就寝しました。
 
営業時間が限られている売店を覗いてみました。
     

2023/10/28
太平洋フェリー「いしかり」〜仙台港・フェリーターミナル(宮城県)〜
ホテル・ルートイン北上駅前(岩手県)


昨日クックマートで買ってきた、パンと牛乳で朝食を済ませます。
 
船室は高齢の親のことを考えて、広い特等室を奮発しました。
兄は外の景色が見られない一等船室(ツイン)を、
A期間(閑散期)と言うことで、一人分の料金で済みました。

子連れでスロットを打てるのもゲームコーナーならではですね。
パチンコ台もありましたが、船の上なのだから「海物語」でしょうと、
主人が突っ込みを入れていました。
 
クレーンゲームもあります。

AM 10:45 天気がイマイチです。
 
PM 12:36 福島県沖で、アレが悪名高い福島第一原発か・・・
と思って見ていたのでしたが、JERA 広野火力発電所でした。

日が差して来たので、デッキへ出てみました。
太平洋も穏やかで、全然揺れません。
 
PM 1:00 を過ぎると軽食コーナーがオープンするので並びます。
(レストランより一時間遅れでの営業です)

ランチは全員でカレーを頂きました。
リーズナブルなので、ソーセージ盛り合わせ(700円)を付けました。
 
93年生きてきて、初の船旅とキャプテンのジャケット姿です。
こちらから注文しなくても自分でピースサインをしていました。

良い土産話が出来たのではないでしょうか。
 
PM 2:28 苫小牧発名古屋行きの「きそ」とすれ違うので、
どうぞご覧下さいと船内放送の案内がありました。

向こうのお客さんも大勢デッキで手を振っていました。

大型船の汽笛は迫力と哀愁の混ざった音が、気分を高揚させてくれます。

風も冷たくなく穏やかな海で良かったです。
 
大きい船ですがあっと言う間に遠ざかります。

PM 3:42 フェリーは仙台港の中へ、滑る様に入っていきます。
 
PM 4:14 車での下船が始まりました。

同乗者は徒歩での下船になるので、ターミナルの待合室まで
向かえに来て貰います。
 
PM 4:29 いよいよ東北でのツーリングスタートです。


















今夜の宿泊場所は、宮城県から
岩手県に入った北上市です。
明日母の出身地の秋田県横手に
行くのに、なるべく近くて
仙台から2時間くらいで
行けるところを探しました。

ほとんどルートインホテルを
選んだのは、朝食にお粥が有り、
高齢者にもってこいだと感じた
からです。

PM 6:50 途中で一回休憩し、
初めての土地でしたが、
ナビのおかげで迷うこと無く、
ホテルに到着しました。


PM 7:40 夕食はホテルに併設されているレストランを利用しました。
 
私たちはハンバーグ定食を頂きました。
値段も手頃で美味しかったです。
     

2023/10/29
ホテル・ルートイン北上駅前〜秋田県横手市 川西小学校跡〜角館〜田沢湖たつ子像〜伊勢堂岱温泉 縄文の湯


本日は今回の旅行の目的でもある、母の出身地を訪ねます。母の兄弟は戦争で亡くなり、親戚も代が変わり知り合いは居ませんが、
分かる範囲で行ってみたいと思います。

PM 6:01 ホテルの部屋からは、東北新幹線も停まる北上駅が見えます。
 
AM 8:42 ホテルを出発し、北上江釣子ICから東北道へ入り、
北上JCT
経由で秋田道に入ります。

AM 9:25 岩手県から秋田県へと入るこの辺り、紅葉が見頃を向かえています。

途中の山内(さんない)PAで休憩して行きます。
てっきり「やまうち」だとばかり思っていました。
簡単な漢字なのに読みが違うとまごつきます。
 
AM 10:10 母が80数年前に卒業した川西小学校は、
2009年に134年の歴史に終止符を打って、閉校していました。

歴史のある学校も、少子化・過疎化の波にはあらがえず、閉校となってしまいました。

田舎なので跡地も利用されることも無く、広々とした校庭もそのままでした。
 
昔の記憶を頼りに酒屋さんへ、自分から聞き込みに入って行きました。

酒屋の女将さんは母より10歳くらい若くて、よそから嫁に来たそうですが、
商売柄近所のお年寄りのこともよく知っており、共通の知人の話で
たいそう盛り上がっていました。
 
久しぶりに秋田弁で会話が出来て、母も嬉しそうです。
お礼と言っては何ですが、お菓子を少々買い求めて
酒屋さんを後にしました。
























AM 11:08 横手市を出発し、
次の目的地角館を目指します。

AM 11:39 R105号線沿いにある、「道の駅・なかせん」で休憩。
 
PM 12:06 仙北市営桜並木駐車場に到着しました。
駐車料金は500円でした。

紅葉の見頃はもう少し先のようでした。
 
PM 12:27 秋田名物の稲庭うどんを頂くため「お食事処 ふきや」さんへ。

お昼時で並んでいたので、名前を書いて順番を待ちます。
 
PM 1:13 注文した比内地鶏の親子丼と稲庭温うどんセット1,550円を頂きます。
主人は稲庭冷やしうどん・しょうゆだれ(900円)を注文、のど越し・歯ごたえ・味と
どれをとっても絶品だったそうです。
母はこれまた久しぶりの、秋田名物「いぶりがっこ」に舌鼓。

PM 1:35 秋田名物の食事も終わり、
角館の武家屋敷通りを散策します。
 
しだれ桜が有名な角館。

いつか桜の季節にも訪れたいですね。
 
この時は母も歩行器を使って歩いていたのですが・・・

しだれ桜の黄葉が見事です。

あと二ヶ月ほどで一面の銀世界になるのも見たいと思いました。

車は通行禁止にはなっていないのですが、
滅多に入ってこないので、安心して散策が楽しめます。
 
母が歩き疲れてペースダウンしたので、
兄が背負って駐車場へ向かいます。













角館を後にして、田沢湖へ
向かいます。距離的には
30分掛からないと思います。

田沢湖は、秋田県仙北市にある
淡水湖。
水深は日本で最も深い423.4m

一級河川雄物川水系に属する。
日本で最も深い湖であり、
日本で19番目に広い湖沼でもある。
その全域が田沢湖抱返り県立自然
公園に指定されており、日本百景
にも選ばれている景勝地である。
ウィキペディアより抜粋

PM 2:28 田沢湖に到着しました。
たつ子像専用の駐車場は無いので、斉藤商店の駐車場に
置かせて頂きました。帰りにお土産を買いに来ますと、
声がけさせて頂きました。
 
田沢湖のシンボルたつ子像です。

田沢湖周囲の山も紅葉していて綺麗です。
 
たつ子像近くの漢槎宮にも大勢の観光客が、
紅葉と田沢湖の景観を楽しんでいました。





















PM 3:00 を回った頃、
今夜の宿がある、
北秋田市へ向け出発しました。






PM 3:45 道の駅 あに・マタギの里で休憩していきます。
 














最近秋田県で、野生の熊に
よる事故が多いのも、
マタギという猟師が
居なくなったのも
一因でしょうか。


PM 4:47 本日の宿、伊勢堂岱温泉 縄文の湯に到着しました。
 
こちらの宿を選んだのは温泉旅館風で有りながら、
ツインとシングルベッドの部屋があり、源泉掛け流しの天然温泉。
一泊二食で一万円程とリーズナブルであり、注文すれば高齢者用に
お粥まで用意して頂ける事です。

PM 6:37 お待ちかねの夕食です。
食事の前には濁り湯の天然温泉を楽しみました。
日帰り入浴(大人:450円)も行っているので、仕事帰りのお客さんで
混んでいました。特にサウナが人気でした。
 
高齢者なのでたくさんは食べられませんが、
一泊2食でも料理の少ないプランがあり、とても良心的です。

秋田名物のきりたんぽ鍋は味付けが絶品でした。
おつゆを全部飲み干してしまう程、とても美味しかったです。
 
母も故郷秋田の味に満足してくれて、連れてきて良かったと思いました。
     

2023/10/30 (月)
伊勢堂岱温泉 縄文の湯〜寒風山回転展望台〜なまはげ館〜岩木山8合目ターミナル(青森県)〜ホテル・ルートイン弘前城東


PM 7:00 雨は降っていませんが靄が掛かっています。
 
AM 7:40 朝食はバイキングでは無く、綺麗に盛り付けられています。
サラダや味付け海苔、漬け物や納豆に湯豆腐は食べ放題でした。
もちろん食後のコーヒーも飲み放題です。

充実した朝食を美味しく頂きました。
義父や母にもお粥が用意されていて、感謝です。
 
AM 9:10 伊勢堂岱温泉 縄文の湯をチェックアウトします。

この後は男鹿半島の方に向かいますが・・・
温かいのと母の世話で、防寒用上着を忘れてしまいました。
   

北秋田市にある伊勢堂岱温泉 縄文の湯から、男鹿半島にある寒風山回転展望台となまはげ館に向かいます。

AM 9:50 大館能代空港ICから入った秋田道(無料)を
八竜ICで降ります。
 
AM 10:10 道の駅・おおがたで休憩していきます。

干拓地なので民家も無く単調な景色の中、
休むところがあって助かりました。
 
AM 10:22 道の駅を出発しても何処までも一本道ですが、
道路沿いにコスモスが満開で、とても綺麗でした。

この辺り観光地でも車が少なくとても走りやすいです。
 
AM 10:47 寒風山回転展望台に到着しました。

ナマハゲ君のモニュメントが可愛いです。
 
寒風山とは活火山だったのですね、
道理で上の方に木が生えていないわけです。

とても雄大な景色です。

向こうに日本海が見えています。


 
曇っていたのが一寸残念でしたが、
雄大な景色に感動しました。


回転展望台の中に入るには540円掛かりますが、
中はレストランなので、入らなくても十分景色を堪能出来ます。
 
快晴で無いのが残念ですが、写真より実際の景色の方が素晴らしく、
又季節が違うときに訪れたいと思いました。

そろそろ駐車場の方へ戻ります。
 
母は階段が無理なので、ここで日向ぼっこしながら
待って居て貰いました。

AM 11:05 寒風山回転展望台を出発し、なまはげ館へ向かいます。

AM 11:30 なまはげ館に到着しました。
 
なまはげ館の回りの紅葉も綺麗です。

庭がとても良く手入れされていて素敵でした。
 
550円の入館料を払って中に入ると・・・

さっそくなまはげのお出迎えです。
 
なまはげの実演も男鹿真山伝承館でやっていると聞いたのですが、
時間の関係でこちらのビデオだけ見ることにしました。

 

 
なまはげにも種類がたくさんあることを実感しました。

お土産コーナーにはなまはげのお面まで売っていましたが、
部屋に飾ったら怖くて、夜眠れなくなりそうです。
 

本当に静かで綺麗なところでした。
   


AM 11:55 なまはげ館を出発し、秋田県から青森県に入り岩木山を目指します。

R101へ出てから再び秋田道へ向かいます。
   

R101の日本海沿いは風の強い所なんでしょうね、何十基という風車が並んでいて見る者を圧倒します。

同じ写真ですが少し拡大してみました。

PM 12:42 秋田道へ入り、左 能代・大館方面へ向かい、
終点の二ツ井・白神ICで降ります。
終点で降りた後、初めての給油をしました。
豊橋から588q走って45.3L入り、燃費は12.98km/Lでした。
(ガソリンはハイオクで174円/Lで金額は7,882円でした)
 
PM 1:17 道の駅ふたつい きみまちの里に到着。
これより少し前、スマホに伊勢堂岱温泉
縄文の湯さんから
電話があり、お忘れ物を預かっていますが、着払いで送りましょうかと
連絡がありましたが、これから青森に向かうのに直ぐ横を
通るので、取りに伺いますと話をしておきました。

少し遅くなりましたが、道の駅で昼食を頂きます。
 
朝ご飯がたっぷりだったので、余りお腹も空いていなくて、
売店でパンとおにぎりを買って昼食にしました。

PM 1:52 道の駅ふたつい きみまちの里を出発します。
 
PM 2:15 伊勢堂岱温泉に立ち寄り、預かって貰っていた
ジャケットを受け取りました。
丁寧にもビニール袋に入れて頂き、対応の素晴らしいホテルです。
それより気になったのは、写真に写っている救急車です、
お客さんが風呂場で倒れたのでしょうか。

大館能代空港ICから秋田道に入り、小坂JCT料金所を過ぎて左方向の、東北自動車道青森方面へ向かいます。

東北自動車道沿線も紅葉が綺麗でした。

碇ヶ関は羽州街道沿いの村で、かつては弘前藩が関所を設けていたと言う、
出羽国と陸奥国の境界があったところです。
 
PM 3:26 弘前市内に入ってきましたが、このまま岩木山へ向かいます。

弘前城の外堀沿いから岩木山まで12q。
 
日本でも有数の桜の名所弘前城。

お堀沿いの桜並木が紅葉していてとても綺麗です。

岩木川を渡れば、岩木山まで10qです。
 
PM 4:00 津軽岩木スカイラインのゲートをくぐります。
料金所までは真っ直ぐな道ですが・・・










地図で見るとご覧の通り、
漫画みたいなくねくね道です。










衛星写真で見ても、
深い森の中を九十九折りの
スカイラインが続いているのが
確認できます。

残念なことに山頂(標高1,625 m)付近は雲に覆われています。

料金所で午後5時にゲートを閉めるので、4時半には下山してきてと
言われたので、途中で景色を眺める余裕がありません。
津軽岩木スカイラインの通行料金はJAF割引で、1,630円でした。
 
標高が上がるにつれ、赤や黄色の葉も、枯れた色になってきました。

PM 4:18 八合目の駐車場に到着。ゴンドラリフトはまだ動いていました。
 
ここからさらに、ゴンドラリフトで上まで行けるようですが、
タイムアップなので今回はここで終了です。

山頂が見えてラッキーと思ったのもつかの間・・・
 
あっと言う間に霧に包まれます。

それでも雲海越しに、日本海へ沈む夕日は絶景でした。

雲が湧いてきたからこそ、見事な雲海も堪能出来ました。

気温は7℃と標高1,247mの八合目だけあって寒いです。
 
PM 5:51 本日の宿、ホテル・ルートイン弘前城東に到着しました。

PM 6:55 ホテル内のレストランで夕食にしました。
写真は生姜焼定食です。
 
ルートインのレストランは、メニューが全国ほぼ一緒なので、
連泊すると飽きが来てしまいますが、ここの生姜焼きや
北上のハンバーグ定食はオリジナルでした。
もっとオリジナルメニューを充実させて欲しいですね。

サービスのコーヒーは部屋へテイクアウトして、
ゆっくりしてから頂きました。
 
部屋から見える弘前の夜景です。
     

2023/10/31 (火)
ホテル・ルートイン弘前城東〜弘前城〜鶴の舞橋〜立佞武多の館〜八甲田ロープウェー 山麓駅〜ホテル・ルートイン十和田





















本日は弘前城を見学した後、
鶴の舞橋を見て五所川原へ向かい、
立佞武多の館を見学します。

午前6時の部屋から見える岩木山です。
ちなみに、ルートインは大浴場があるので、毎日朝風呂を楽しみました。
   

AM 6:41 紅葉が山裾の方まで降りてきている岩木山と、うっすら見える満月がとても絵になります。
こんな絶景がホテルの部屋から見えるのですから、ここのホテルに泊まって良かったと思いました。

AM 7:41 ホテルの朝食はバイキングです。
 
意外と空いていて助かりました(親の面倒を見ながらなので)。

津軽富士と呼ばれているのを実感する絶景です、今日は快晴で東北なのに寒くなく暑い位です。

NHKのこころ旅で火野正平さんが、岩木山は山頂付近が山と言う字をしていると仰っていましたが、その通りだと思いました。

AM 9:05 ホテルを出発します。
 
AM 9:22 弘前城に到着しました。

無風状態なので、お堀の水が鏡面のようです。
 

水鏡になっていてとても綺麗です。

内堀を渡れば本丸までもう少しです。
 
見事なしだれ桜の黄葉です。

石垣を修復中のため、天守を曳家で移動させて現在の位置で見る様になっています。

足の悪い高齢者は上がれないので、中には入りませんでした。
 
弘前城から見える岩木山。

弘前城から見える岩木山。

超ワイド画像。

紅葉越しの弘前城 二の丸丑寅櫓です。

歩き回って暑くなったなと思っているところに、
アイスクリーム屋さんが目に入りました。
 
さっそくアイスを注文します。

クリームと言うよりシャーベットなので、渇いた喉に染み渡り美味しい。
 
AM 10:50 R7号線で青森方面へ向かいます。

R339で五所川原へ向かいます。R339の終点はあの竜飛岬です。
 
この辺り日本一のリンゴの産地です。

右を見ても左を見てもリンゴが鈴なりで、窓を開ければ甘い香りが漂ってきます。

 

リンゴ畑越しの岩木山も絵になりますね。

鶴の舞橋までは1.5qの標識が見えます。
   

AM 11:30 鶴の舞橋に到着しました。
 
   

残念ながら鶴の舞橋は修復工事が行われているため、通行は出来ませんでした。

 
こちらが修復された部分。

修復のための工事中部分。
 
近くに橋のレプリカがあり、通行体験出来る様になっていました。

池の向こう岸に目を向けると、なにやら白い鳥が居ます。
 
望遠で拡大してみたところ、鶴の舞橋にふさわしい、
本物の鶴を発見しました。

AM 11:55 鶴の舞橋を出発します。
 
PM 12:20 立佞武多の館に到着しました。

入場料は650円のところJAF割引の580円(5名まで)でした。
 
大型立佞武多は綺麗で迫力満点です。

 
 

どれもこれも美術品としても素晴らしい展示でした。
 
 



錦絵のような色使いでとても綺麗です。
 








展示は4階までエレベーターで
上がった後、スロープになった
見学通路を降りてくる形です。

母も車いすを貸して頂いたので、
ゆっくり見て回ることが
出来ました。
 













ねぷたの内部構造が
分かる、カットモデルの展示。

立体的なところが美しくて迫力があり素敵でした。

PM 1:07 立佞武多の館内の6階にあるレストランで、昼食を頂くことにしました。
 
青森県のシジミの産地、十三湖産のシジミがたっぷり入った、
その名もしじみラーメンは1、200円で、出汁が利いて美味しかったです。

私はラーメンとミニカレーのセットを頂きました。
 
車いすを貸して頂いたので、広い館内もスイスイで楽でした。

本日後半は、八甲田山や道中の紅葉を楽しんだ後、宿のある十和田市へと向かいます。夏前の計画では十和田湖で遊覧船に乗る計画でしたが、
母の世話などで時間が押してしまうため、十和田湖はカットしました。尚、酸ヶ湯温泉は天候不順(雨や霧)時の代替え案です。

PM 1:44 無料の津軽道で青森市を目指します。
 
PM 2:00 浪岡ICから東北道本線(有料)で青森市内へ行きます。

 
PM 2:12 青森中央ICで高速を降ります。

午後2時過ぎの青森市の気温は24℃と、紅葉しているのが嘘の様な暑さです。
 
青森市内で今回初めて白バイと遭遇。
後ろから見て、やけに小っこい白バイ隊員だなぁと思っていたら、
右折車線で横に並んだとき、女性隊員だと言うことが分かり納得。

R103 で八甲田山方面へどんどん上って行きます。
 
道の両側の木々がすっかり紅葉しています。

標高が高くなるにつれ落葉している木々が多くなってきました。

カーブもきつくなくて、対向車の中に大型観光バスが来ても、
ドキッとする事もありません。それより東北新幹線の「はやぶさ」と
同じカラーリングのJRの特急バス2台とすれ違ったときはテンションが上がります。
あれは青森・十和田湖・奥入瀬渓流・八戸を結ぶ、
みずうみ号・おいらせ号ですね、テレビで見て私たちも年取って
(今でも年取っているだろうと突っ込まれそうですが・・・)
自分で運転できなくなったら、乗って見たいねと話していました。
 
PM 2:46 八甲田ロープウェー 山麓駅に到着しました。
料金は往復2,000円ですが、JAF割引で1,800円でした。

PM 2:55 私たちが乗車するゴンドラが、
満員のお客さんを乗せ降りてきました。
 
ゴンドラに揺られ上って行くと、目にするのは紅葉も盛りを過ぎた、
茶褐色の落葉一歩手前の風景でした。

それでもこのあたりは一面の広葉樹で、見事な景観です。
 
標高の高いところには針葉樹が生えています。

中間地点で下りのゴンドラとすれ違い、お客さん同士が手を振っています。
 
PM 3:10 八甲田ロープウェー山頂公園駅に到着しました。

八甲田山と言う単独の山は無いそうです。大岳(標高1,585m)を主峰とする18の山々からなる複数火山の総称だそうです。

山頂公園から見える下りのゴンドラ。
 
昭和43年の開業と言うから、歴史のあるロープウェーです。

この辺りに生えている針葉樹は青森とど松で、
ガイドさんの話によれば、冬は見事な樹氷が見られるそうです。
 
青森平野が一望できます。

ズームにすると青森市内がよく見えます。赤丸印が下の衛星画像部分の青森ベイブリッジと、2017年のツーリングで行った三角形の青森県観光物産館アスパムです。

こうやって見ると青森市内は近く感じますが、20q以上の距離があります。

PM 3:30 八甲田山を降ります。
 
日が西に傾き、紅葉の木々が夕日に照らされています。

PM 4:02 雨天時に寄る予定だった、酸ヶ湯温泉は国道に面していました。
日本一の積雪で有名なことから、もっと山奥を想像していました。
 
PM 4:11 標高1,040mの笠松峠を通過します。
ここからはずっと下りが続きます。













PM 5:24 本日の宿、
ホテル・ルートイン十和田に
到着しました。

赤丸の中に写っているのは、
青の浜松ナンバーの
スクーターですが・・・
詳細は最後の方で。
 
部屋はいつも禁煙ツインを選んでいます。
高齢者も自宅ではベッドを利用しているので、
畳敷きで布団だと、立ち上がるのが大変なのと、
ホテルなら確実に部屋に、ウォシュレットのトイレがあるからです。

PM 6:20 毎回同じような夕食では飽きるからと、ホテルで地図を貰い
近くのお寿司屋さんにやって来ました。
ここのホテルでも車いすを貸して頂き、ありがたかったです。
 
ホテルから500m程歩いたところにある宝寿しさんです。
初めて入る店で一見のお客、と言うことでなんとなく緊張していましたが、
それも杞憂に終わりました。

注文したのは、刺身と握り寿司がセットになった、宝寿しセット(3,000円)4人前と、母は握り寿司(並)です。
上の写真は4人前の刺身盛り合わせです。

大トロもボタンエビもとろけるような美味しさで、値段も時価ではなく良心的で大満足の夕食となりました。

遠く愛知と静岡から来たお客と知って、大将が見送りに来て頂けました。
 
言い方は何ですが、東北の片田舎にも洒落た飲み屋街が・・・
と驚いて撮った一枚。レトロな看板が郷愁を誘います。
     

2023/11/01 (水)
ホテル・ルートイン十和田〜蕪嶋(かぶしま)神社〜久慈・小袖海女センター(岩手県)〜浄土ヶ浜 遊覧船〜ホテル・ルートイン釜石


本日の最初の目的地は蕪島神社と、NHKの朝ドラでブレイクし、劇中で使われた方言「じぇじぇじぇ」が流行語大賞にもなったことで知られる、小袖海女センターです。

AM 6:24 ホテルから見える十和田市内。
 
AM 7:05 朝食バイキングは、ホテルによって肉料理がウィンナーだったり、
ベーコンだったりソーセージだったり、卵焼きの所もあれば、
スクランブルエッグやタマゴサラダだったり、微妙にバリエーションを
変えているのが良いですね。

母もしっかり朝食を摂っています。
 
ツーリングライダーもよく見掛けました。右は珍しいインディアンです。
写真にはありませんが、浜松ナンバーのスクーターも同宿でした。

AM 8:35 気温16℃と東北にしては冷え込みの無い中、
ホテル・ルートイン十和田を出発します。
 
先月こころ旅で火野正平さんが、二・五・七・八・十と数字だらけや!!
と言っていた場面を思い出した標識。
自分も同じ所を通るとは思いませんでした。

AM 9:27 蕪島神社に到着しました。
 
青森県でもこんなに高く津波が来ていたんですね。

ウミネコの繁殖地として有名な蕪島に建つ蕪島神社です。
 
本殿にお参りして行きます。

ウミネコ繁殖地の説明看板。

蕪島から八戸大橋がよく見えます。
 
蕪島の前の港は、何故か鮫漁港と言う名前でした。
AM 10:10 蕪島を出発します。

八戸市内で見つけたエネオスのスタンドのレギュラー料金は?
驚きの157円/Lです。豊橋でも162円位の時に、東北でこんなに安いとは。
 
AM 10:59 八戸から入った無料の三陸沿岸道を、
久慈ICで降ります。

久慈の街から小袖海岸までの衛星写真。久慈市を抜けると小袖海岸までは、対向車とすれ違いもままならない、狭小クネクネ&トンネルばかりの断崖絶壁道でした。

小袖海岸の衛星写真。

あまちゃんのポスター。
十年前の放送時は、現役でフルタイム労働者だったので、
放送を見ることが出来ませんでしたが、今はパートの属託と言うことと、
HDに録画出来るので、今年の再放送にすっかりはまってしまいました。
 
出演者の皆さんの熱演が最高でした。
映画で百恵ちゃんとの共演が多かった、
蟹江敬三さんが亡くなられたのが残念でした。

AM 11:11 小袖海岸の入り口に到着しました。
 
あの白灯台の先からあまちゃんが海に飛び込んだのでしょうか。

あまちゃん関連の色々な石碑が建っていました。
 




 


自販機まであまちゃんのラッピングでした。
 
あまちゃんや仲間の海女達が、潜ってウニを捕る実演の磯です。

ここなら穏やかで安全に潜れそうですね。海も綺麗で海藻がよく見えました。

毎回録画して見ていた場面が蘇るようです。

天気が良くて穏やかな海で良かったです。
 
小袖海女センターを見学していきます。










主役の能年玲奈さん、
共演したサカナクン、
脚本の宮藤官九郎さん
等々関係者のサイン。
 
あまちゃんや福士蒼汰さんが使用した南部潜りの同型衣装。

橋本愛さんの写真集
 
能年玲奈(のん)さんの写真集

鉄拳さんのパラパラ漫画もドラマを盛り上げましたね。
 
芸能人のサインは読みにくい物が多いですが、
これは直ぐ分かりました、足立よしえ役の八木亜希子さんは、
元フジテレビのアナウンサーで、私と同じ旧浜名郡生まれです。
うどちゃんとなすびさんも分かりやすいですね。

昔の海女さんの写真展示。
 
今年9月23日に行われた、あまちゃん10周年スペシャルコンサートのポスター。
サインを見るとマネージャー水口 琢磨役の松田龍平さんの直筆でしょうか。

この坂を上って行くと小袖の集落があるようです。
 
あそこが夏ばっぱにアキが海に突き落とされた、夫婦岩ですか。

AM 11:55 小袖海岸を出発します。
   






















次の目的地は三陸随一の
景勝地、浄土ヶ浜です。

水森かおりさんの「三陸海岸」
にも歌われた所で、
私も訪れるのは初めてです。

無料の三陸道を宮古北ICで降ります。
 
R45で釜石方面へ。













PM 1:07
浄土ヶ浜ビジターセンターに到着。
時間もお昼を過ぎているので、
係員に聞いたところ、
食事が出来るのは、
浄土ヶ浜レストハウスとの事で、
一旦車で移動します。

食事後にここまで戻り、
遊覧船に乗ることにしました。

浄土ヶ浜ビジターセンター駐車場から見えた遊覧船
 
PM 1:26 浄土ヶ浜レストハウスに到着しました。

















さっそく中に入り、
食事を済ませます。
 
レストハウスは浄土ヶ浜の目の前で、
店内にいながら、素晴らしいロケーションでの食事が楽しめます。
連休のお昼時など、さぞかし混み合う事でしょう。

私は魚醤香る煮干し中華そば 650円を頂きました。
 
主人が注文した、イタリアン・ラーメン ロッソ 980円
魚介の出汁が美味すぎてスープを飲み干してしまうほど・・・
チリペッパーみたいに赤い色をしていますが、爽やかな辛さだったそうです。

兄は、イタリアン・ラーメン ビアンコ 980円
 
レストハウスにも芸能人のサインがありましたが、
これは分かりやすい沢口靖子さん。
綺麗な人は字も綺麗ですね。

乃木坂46でも名前が分かるのは一人だけでした。
 
サンドウィッチマンは自前の色紙があるんですね。

出川哲朗さんの実家は横浜の海苔問屋さんだそうで、
元気のりのりも売っていました。
 
食後に浄土ヶ浜を散策。

 


カモメに餌を与えている親子がいました。
 
PM 2:03 遊覧船に乗るため、浄土ヶ浜ビジターセンターに向かいます。
遊歩道があるので、健脚なら歩いて行けるそうです。

浄土ヶ浜ビジターセンターで車いすを借りました。
 
遊覧船の乗り場には、既に大勢のお客さんが待っていました。

うみねこ丸がカモメを連れて、入港してきました。
乗船料は1,500円でした。
 
うみねこ丸は15:30が最終だとばかり思っていましたが、
今日から11月と言うことで冬ダイヤになり、14:30が最終でした。
もう少し浄土ヶ浜でのんびりしていたら、乗り遅れるところでした。

台湾の団体客も大勢乗り込んできます。
車いすは階段を使わない、専用の搭乗口が有り、
至れり尽くせりで有り難かったです。
 
こちらは青の洞窟を巡るサッパ船です。

船内ではうみねこの餌(うみねこパン200円)を販売していて、
餌付けに慣れたうみねこが、船から離れません。
 


私たちは北海道で経験があるので、景色を楽しむことに集中。
 
向こうに見えるのは、ローソク岩です。

天然記念物に指定されているローソク岩

 
PM 3:03 宮古港に入ってきました。

2カ所ある観光船乗り場の一つ、出崎ふ頭です。
ここは浄土ヶ浜から乗った団体さんでも、バスが迎えに来ていて、
ここで降りるお客さんもいます。
 
団体さんも降りてだいぶ空きました。

PM 3:19 浄土ヶ浜の観光船乗り場に戻ってきました。
およそ50分の海上観光でした。
 
車いすは専用の段差の無い搭乗口があって助かりました。

母は車いす専用スペースでの観覧です。
 

母がマスクをしているのは、海風がもろに当たって寒かったそうです。
 




















この後は、50数q先の今夜の宿がある、
釜石へ向かいます。

PM 4:06 宮古南ICから三陸道に入ります。
 
PM 4:38 釜石両石ICで三陸道を降りて、釜石市内へ向かいます。

PM 4:46 ホテル・ルートイン釜石に到着しました。
 
PM 5:49 ホテルの直ぐ隣にお蕎麦屋さんがあったので、
今夜はお蕎麦を頂くことにしました。

私は天とじうどん、兄と主人は天ざるを注文。
意外にも太めの田舎蕎麦でも、手打ちらしく美味しかったそうです。
 
釜石のルートインでも車いすを借りられたので、
外食に行くにも、ホテル内の移動もスムーズで助かりました。
     

2023/11/02 (木)
ホテル・ルートイン釜石〜高田松原津波復興祈念公園〜中尊寺金色堂〜鳴子峡(宮城県)〜ホテル・ルートイン古川駅前

















本日はまず、
高田松原津波復興祈念公園へ
向かいます。

昨年バイク仲間と訪れて、
再びこの地に来ることがあったら、
ぜひ親を連れてきたいと
思っていました。

AM 6:36 ホテルの部屋から見える風景。
釜石のルートインは、何故か風呂場が他の2倍くらい広く快適でした。
と言うことで、今朝もしっかり朝風呂に入り、心身共にスッキリです。
 
AM 7:00 ホテルでの朝食バイキング。

主菜のご飯は少なめに、副菜のおかずは多めにが、
最近の主人のメタボ対策らしいです。
 
AM 8:40 ホテルを出発し、三陸道・釜石中央ICへ向かいます。

AM 9:19 通岡ICで三陸道を降ります。
 
AM 9:31 高田松原津波復興祈念公園に到着しました。

高田松原津波復興祈念公園手前でゆっくり走り、津波の恐ろしさが分かる市営住宅の様子を兄に見て貰いました。
4階部分まで津波に破壊されている様子に驚いたようです。(写真は昨年のツーリングで撮影)

東日本大震災津波伝承館を見学していきます。
 
想像以上の津波の破壊力に言葉を失います。

 
こちらでも車いすを貸して頂けました。

新たに植林された松の苗木が元気に育っているようです。
 

 
津波で破壊されたユースホステル。

奇跡の一本松。



















 





















 


 

最後に道の駅で職場へのお土産を買い求めました。
 
AM 11:00 陸前高田を出発します。
陸前高田郊外で2回目の給油をしました。
588.5q走行し給油量は47.33Lで、燃費は12.43km/Lでした。
(ガソリンはハイオクで182円/L、金額は8,614円)

次の目的地は中尊寺・金色堂で、高速の無い峠越えの下道で行きます。

ループ橋の笹ノ田大橋を昨年と逆方向、下から上って行きます。
 
所々で紅葉も見られます。

こちらも船下りと紅葉の名所、猊鼻渓ですが、紅葉には少し早いのでは?
と考え、別の紅葉名所の鳴子峡をコースに選びました。
 
中尊寺まではあと13qの標識。

高齢者がいるので、歩くと距離のある大駐車場ではなく、
坂の上駐車場へ向かいます。
 
PM 12:26 中尊寺坂の上駐車場に到着しました。
駐車料金は500円。

この辺りも紅葉が始まっていて綺麗です。
 
金色堂の前では、郷土芸能の舞川鹿子躍が披露されていました。

太鼓の音が勇壮で踊りも迫力がありましたが、暖かいと言うより暑いくらいのこの日、顔を覆う装束や衣装でさぞかし大変だったろうと思いました。

中尊寺境内も紅葉が見事でした。

 
大勢の参拝客で賑わっていました。
 

金色堂を見学しましたが、写真撮影は禁止されているので、
こちらの
中尊寺のリンクからどうぞ。
 
国宝と紅葉と郷土芸能を満喫出来ました。

そろそろ母の待つ駐車場に戻ります。
 
来た道とは違うルートで駐車場に戻ります。

第一駐車場には門前町らしく、たくさんの食堂やお土産屋さんが立ち並んでいました。

PM 1:19 坂の上駐車場から第一駐車場に車で移動し、
少し遅くなりましたが、泉橋庵さんで昼食を頂きました。
 
私は暖かい天麩羅蕎麦1,045円を頂きました。

兄は秀衡とろろ定食1,430円(税込み)を注文。
藤原氏三代の藤原秀衡の名を冠した名前が付いた料理です。
藤原秀衡といえば古(いにしえ)の国民的ヒーロー、
源義経を匿って養育した話は大河ドラマ等でも有名ですね。
 
主人はおろしざる蕎麦968円(包丁切り)を頂きました。
私たちの地元と違い、蕎麦が太切りですが腰も有り美味しかったです。
今回は注文しませんでしたが、うな重や前沢牛丼、わんこそば等、
食べてみたくなる様な料理がたくさんありました。

地方に行けばご当地の個性溢れる味に出会えるのも又、
旅の楽しみの一つですね。
 










PM 1:46 食事も終わり、
次の目的地へ行く準備です。

今日最後の目的地は、宮城県一の紅葉が楽しめる鳴子峡です。

PM 2:05 中尊寺門前を後にします。
 
平泉町内の銀杏並木も黄葉が目立ってきました。
これから平泉スマートICから東北道に入ります。

東北道・長者原スマートICで高速を降ります。
 
R47とR108と繋いで鳴子温泉方面へと走ります。

PM 3:17 陽が西に傾く中、鳴子の名産「こけし」が目印の、
こけし資料館前を通過。
 
PM 3:22 鳴子峡市営駐車場に到着しました。

青のP印の駐車料金は500円で、紅葉シーズンのみ有料ですが、私たちが停めた赤のP印は無料でした。

大深沢橋手前の展望台からの風景。

下に紅葉名所回顧橋が見えるはずですが・・・肉眼だと分かりません。
 
デジカメをズームにすると、人が歩いているのが分かります。
落差100mと言うから、肉眼では見えないはずです。

 

渓谷の向こうには鳴子峡レストハウスが見えます。次の機会があったら向こう側からの景色も楽しみたいですね。




鳴子峡の紅葉を堪能しました。東北で紅葉の季節と言うのに、
シャツ一枚(下着の上)で過ごせるとは思えませんでした。
 
私たちが居る大深沢橋から見える鳴子峡レストハウス。
向こう側には時間の関係等で行けませんでしたが、
フリーサイトで向こうから大深沢橋を写した写真を手に入れました。

鳴子峡レストハウスから見た大深沢橋周辺の紅葉。

これにて東北の観光は終了し、あとは今夜の宿へと向かいます。

PM 3:52 こけしに見送られて鳴子峡を後にします。
 
鳴子温泉の宿も検索しましたが紅葉シーズンとあって、
目の玉が飛び出そうな高い部屋しか空いていませんでした。

PM 4:15 道の駅・あ・ら・伊達な道の駅で休憩。
 
PM 4:37 道の駅を出発します。
大きな道の駅で大混雑でした。












PM 5:24

ホテル・ルートイン
古川駅前に到着。
ホテルまでの道中が、
紅葉シーズンとあって
メチャクチャ混んでいました。
20.3kmを47分掛かりました。
 
禁煙ツインの客室。

PM 6:27 疲れたので外食には行かず、ホテルのレストランを利用。
兄が注文したホッケの開きは、特大サイズで喜んでいたのもつかの間・・・
生焼きだったので、再度焼いて頂きました。
お詫びにタコの刺身を出してくださいました。
 
私は牛すき焼丼930円。

主人はとんかつ880円+ごはんセット300円で計1,180円。
とんかつは柔らかく良かったのですが、義父の注文した「まぐろのたたき780円」が
いつまで経っても来ません!!だいぶ待ってから聞いたところ、
なんと造り忘れたとか(注文伝票には書いてありました)
しようが無いのでキャンセルし、皆のおかずを少しずつ分けました。
ルートインは数多く利用していますが、古川駅前のレストランは最低でした。
   
     

2023/11/03
ホテル・ルートイン古川駅前〜イオン多賀城店〜仙台港フェリーターミナル〜太平洋フェリー「いしかり」


AM 6:13 ホテルの部屋から見える古川の町並み。
 
AM 7:05 ルートイン古川駅前の朝食では、はじめてお粥がありませんでした。

全部のホテルにお粥があると良いですね。
 
AM 8:47 ルートイン古川駅前を出発します。

ホテルを出たら高速に乗り、仙台港北ICで降りてイオンに向かいます。

AM 9:31 仙台港北ICで高速を降ります。
 
AM 9:40 イオン多賀城店に到着しました。
こちらでフェリーの中で食べる、昼食や明日の朝食を調達します。

イオンの中にテナントとして入っている魚屋さん。
お寿司のコーナーは右の矢印方向にあります。
   

開店して30分も経たないのに、握りから巻物まで圧巻の品揃えに・・・目移りしてしまいます。
地元のスーパーでは見たことも無い、新鮮で高級なネタまで充実していてうらやましいです。

イオン多賀城店で買い物をするのは、フェリー埠頭まで至近距離だからです。

仙台港・フェリー埠頭の衛星写真。写っているフェリーはきたかみです。

買い物も済みフェリー乗り場へと向かいます。
 
AM 10:50 なんと浜松ナンバーのライダーと3回目の遭遇!!
十和田など2カ所のルートインで一緒でした。
その時、これで帰りのフェリーが一緒だと笑っちゃうねと、
言ったことが本当になり、大笑いでした。

この季節でも東北をツーリングする、中部から関西のライダーも多いですね。
それと青森ナンバーのグループもいらっしゃいました。
 
出港まで時間があるので、買い忘れたお土産が無いか、
売店で探しています。

仙台土産は牛タン押しですね。
 
待合室も混雑してきました。

ロビーにはいしかりの模型が飾られています。
 
PM 12:04 乗船が始まりました。

逆光でズームのため写りは良くありませんが、私たちと分かるでしょうか。
ちなみに母は車いすを貸して頂いたため、頭がチョコッとだけ写っています。
 
車はこちらのゲートから乗船しました。

私が通路から写した一枚、兄が手を振っているのが分かります。
 

フェリーの中はこんな感じです。
 
同乗者が車で一緒に乗り込めない理由が分かりました。
車を積み込む場所はフェリーの底の方です。
そこから客室まで狭い階段を4階分くらい上がってくるか、
エレベーターを使っても、狭いので荷物を持つと4〜5人くらいしか乗れません。
ドライバーだけでもエレベーター待ちなど時間が掛かるので、
全員となるととても無理だというのが、利用して初めて分かります。

PM 12:45 イオンで買ってきたお寿司で昼食にします。
上は私の魚屋の握り寿司。下は主人のホクトウ握り寿司。
とてもスーパーの寿司とは思えない、ネタの良さと美味しさでした。
 
兄はマグロ尽くしと穴子握りを買って、おにぎり大好きな母とシェアしています。

PM 1:31 出航して40分、やっと仙台港の外に出て来ました。
 
部屋は来るときと同じ、特等の洋室です。

バスタブの付いた洗面とトイレ。大浴場で入浴するので、
船室のバスは使いませんでした。
 
PM 14:45 苫小牧行きの「きそ」とすれ違うのでご覧下さいと船内放送。
隣の主人の部屋をノックしましたが返事がありませんでしたので、
私一人で写真を撮りにスマホ片手に行ってきました。

このとき主人は、大浴場の湯船の中から「きそ」を眺めていたそうです。
 

PM 7:30 軽食コーナーで夕食です。
 
母が寝違えて右手が痛いと言うので、きつねうどんを食べさせています。
     

2023/11/04
太平洋フェリー「いしかり」〜名古屋港フェリーターミナル〜自宅


AM 6:21 フェリーは静岡県の御前崎沖を通過中です。
主人が朝風呂に行ったところ、結構混雑していたそうです。
 
AM 8:04 軽食コーナーを覗いたところ行列が出来ていました。
私たちは昨日イオンで買った、パンと牛乳で朝食にしました。

AM 8:06 私たちの地元、渥美半島伊良湖岬沖を通過中です。
 
もやっていますが伊良湖岬燈台が見えます。

名古屋港が近くなると様々な貨物船が走っています。
 
内港用のコンテナ船でしょうか、こんな小さいコンテナ船もあるんですね。

伊勢湾岸道の橋が見えてきました。
 
名港西大橋をくぐると、フェリー埠頭は目の前です。

以前撮影したいしかりの入港シーン。
 
2018715AM 9:21 撮影

全長199.9メートルありますから、目の前で見ると大迫力でした。

大勢の乗船客もいしかりが名港西大橋をくぐるシーンを見物していました。
 
AM 10:30 こちらは徒歩で下船する乗客のみなさん。

徒歩で下船する大行列の横を、主人と兄は車まで戻ります。
私はフェリーのスタッフが母の介助をしていただけると言うことで、
船室で待っていました。
 
AM 10:45 車での下船が始まりました。

スタッフの方にお手伝い頂き、安全に下船出来ました。
本来は事前に介助の申し込みが必要のようですが、
スタッフの方が自発的に介助を申し出てくださり、ありがとうございました。
   

 
フェリーターミナルの待合室まで向かえに来て貰います。

AM 11:00 名古屋港フェリー埠頭を出発しました。
 
いつか又、これに乗って北海道に行けたら良いなと思いながら、
高速に乗り自宅へと向かいました。

PM 1:00 行くときにも寄ったクックマートで、夜ご飯や食材を仕入れ・・・
(一週間以上家を空けたので、冷蔵庫は空っぽです)
主人は自宅へ、私は車の置いてある実家へと向かいます。
 
今回の走行距離は1,484kmでした。
母のわがままを聞いての東北ツーリングでしたが、
天候に恵まれ、初めて目にする絶景や紅葉など、
少しは親孝行出来たかなと思う旅行でした。