2023/06/16 (金)


梅雨の中休みとなった、2023年6月16日(金) かねてから行きたかった、どうする家康・浜松大河ドラマ館にツーリングを兼ねて行ってきました。
私たちの地元は戦国時代の史跡等が多く、2017年の大河ドラマ「
おんな城主直虎」以来の、大河ドラマ館見学です。

AM 9:12 自宅を出発し、R23バイパスとR1を使い浜松へ向かいます。
 
R23バイパスは令和六年度中に全線が開通予定で、
豊橋市と豊明市の72.7kmと、さらにR1浜松市までの
合計100kmが信号機無しの無料区間となり、
物流の大動脈としての期待が高まります。

工事中の現在でもR1篠原IC〜R23為当IC間、
約44qが信号無しで通れるため、大型車で大混雑です。
ちなみにこの区間を高速利用すると、浜松IC−音抽洛SIC間は、
2,110円(大型車)掛かり、これが豊明までだと4,150円(大型車)と、
大変な額が節約できることとなり、今以上に交通量が増えるでしょう。
 
AM 9:22 R1の道の駅・潮見坂(左の建物)を通過中。

進行方向右手には太平洋が広がります。
前日までは台風3号の影響で荒れていた海も、
今日は穏やかになってきました。
 
浜名大橋を通過中です。
いつもは4輪での通勤で利用しています。

左手に広がる弁天島と、右手には舞阪の町並みが見えます。

AM 10:00 浜松城公園の駐車場に到着しました。
バイクは遮断機の付いた、駐車券発券機の横を通るよう
係員に指示され、2輪専用スペースへ停めました。
なんと!!!自動2輪と自転車は無料です。
さすがバイクのふるさと浜松ですね。
ちなみに4輪は入庫から最初の90分まで無料
90分を超える分については30分ごとに100円加算。
 
私たちより早く来ていた多摩ナンバーのライダー達。
何処かで泊まられたのでしようか?、
正面に見えるのは、
ホテルコンコルド浜松です。
(ドローンを使った空撮
の浜松城が見られます)

なんと駐車場トイレ入り口の自販機が、家康公のラッピング
 
浜松大河ドラマ館入り口で、入場券を買い求めます。
10時開館なので入場券も並ばずに買えて、
やっぱり平日の朝一に来て良かったねと話していたら・・・

団体客(中学生の遠足)がいるための入場待ちになっていました。
 
入場料は大河ドラマ館と浜松城がセットで900円です。

AM 10:15 やっと入場すると、家康役の松本潤さんの大パネルに
圧倒されます。ご自由に撮影くださいと係員に言われましたが、
後ろから「早くしろ」の声が・・・一枚しか撮れませんでした。
 
中に進むとドラマでの様々なシーンがパネルで展示されています。

作品紹介のパネル。
 
実際にロケで使われたセットの展示。

この辺りは写真撮影OKのゾーンです。
ちなみに撮影禁止エリアには、松本潤さんが私服で
浜松城や近隣の史跡を訪れた写真や、
他の出演者達の写真と直筆サインの色紙等でした。
 
登場人物の役を演じた俳優さん達が、このドラマに懸ける思いを
役どころと共に紹介しています。

本多忠勝役のの山田裕貴さんは名古屋生まれで、
お父さんの中日ドラゴンズ時代を知っている身としては、
デビュー当時から応援している俳優さんです。
 











現浜松市北区にある、旧引佐町
井伊谷出身で徳川四天王の一人、
井伊直政役は板垣李光人さん。
(いたがき りひと )
生年月日: 2002年1月28日

女城主直虎の時は、
菅田将暉さんが演じて話題になりました。
菅田将暉さんみたいに、トップ俳優に
なれると良いですね。

登場人物の相関図。そうそうたるスターが大勢出演していることに、
さすが大河ドラマだなと思いました。
 
ドラマ開始から半年が過ぎようとしていると言うことは、
後半にも次々と新しい登場人物が出てくると言うことで、
ますます楽しみではあります。

今川方の鵜殿長照の妹で椿姫と謳われた女城主・田鶴。
田鶴役の関水渚さんがドラマで着用していた甲冑の展示。
 
服部半蔵役の山田孝之さんとツーショットって・・・
実物大パネルですけど。

実際に松本潤さんと有村架純さんが着用した衣装。
 














武田信玄役の阿部寛さん
着用の衣装と兜。

後ろには有名な
風林火山の幟も見えます。


















阿部寛さんの武田信玄!
鬼気迫る迫力があり、
とても適役でしたね。
 
記念撮影用にパネルとパネルの間が空いています。

有村架純さんの公表身長が160cmとのことなので、
ほぼ実物大のパネルだと思われます。
 
以前はそれ程歴史に興味があった訳ではありませんが、
地元が舞台となると見る方も熱を帯びてきます。
今後の展開にも目が離せません。














出口から一度出ると再入場
出来ないのですが、入場時に
混雑していて、写真が撮れな
かった旨係員に言ったところ、
入り口のロープを外し
写真を撮らせて頂けました。
 














しかもせっかくだから、
シャッター押しますから
お二人でどうぞと、
シャッターサービスまで
して頂き、ありがとう
ございました。

こちらはゲートを出たところにある大パネルです。
 
大河ドラマ館全景です。

AM 10:40 段々混んできましたが、手前と上の全景写真には、
行列順番待ち用の白いチェーンが、幾重にも張り巡らされています。
土日や連休にはここまで行列が出来るのか・・・と思うと、
気が遠くなる思いです(平日に来て良かった)。
 
別棟にあるお土産売り場には、大河ドラマ関連の他に、
地元浜松地域の名物なども売られています。

楽器の街はままつのクッキーやパイ等、楽器関連の仕事柄
どんな新商品が発売されたのか気になります。
浜松はバイクと楽器の街が実感されます(それと鰻も・笑)。
 
AM 10:58 浜松城を見学していきます。
上に見える城門を入ると、天守閣は直ぐです。

なんと家康公の銅像前には遠足の幼稚園児達。
分かるかなぁ〜先生はなんと説明しているのかが気になりました。
 
浜松城天守閣です。

浜松城は浜松市の中心部、なんと市役所の隣にあります。
 
地元なのに浜松城へ来たのは小学校の遠足以来かも・・・
50数年振りでしょうか、回りも随分変わりました。

それでは、後ろに見える天守閣に上ってみたいと思います。
 
若き日の家康公だそうです。

天守閣からの眺め。
 
かなり以前に、向こうに見えるホテルの最上階レストランで、
友人達とクリスマスをした頃は、右に見える大河ドラマ館の
辺りには、市営体育館があったのを思い出しました。

BS-TBS で2023/06/25放送の麺鉄旅で浜松城を訪れた、
鉄道好きで知られるファッションモデルの、市川紗椰
さん
 
掛川から天竜浜名湖鉄道に乗り、西鹿島駅から遠州鉄道に乗り換え、
浜松城・天守閣を訪れたようです。

7月2日放送の、瀬名(築山殿)の眠る西来院を訪れた、
瀬名役の有村架純さんと松本潤さん。
 
浜松城・天守閣を訪れた、松本潤さんと有村架純さん。

浜松城・天守閣から浜松の城下を眺める二人。
 
遠い戦国時代に思いを馳せたのか、あるいはドラマ撮影の
色々な思いが蘇って来たのでしようか?。

若き日の家康公の銅像です。
 
AM 11:20 暑くて喉が渇いたので、キッチンカーのカフェで
何か冷たい物でもと並びます。
遠足の中学生が大勢いるので、時間が掛かりそうです。

待っているときに地元の男性と色々お話して、浜松城周辺にこんなに
広い場所が・・・と言ったら教えて頂き、小学校やプールさらに
動物園があった話を聞き、そう言えば動物園あったなぁと
思い出が蘇ってきました。
 
17分も並んでやっと手にしたコーヒーフロート500円。
TATAZUMI COFFEE だけあって、とても美味しいコーヒーです。

芝生広場では木陰で園児達がお弁当を広げています。
 
PM 12:01 私たちもランチを頂くべく出発します。





















次の目的地は井伊直政の出生地、井伊谷を通り
県境を越えて愛知県に入った、新城市の
旧鳳来町地区です。井伊直政が幼少期に
預けられて、文武両道の稽古に励んだ
鳳来寺の麓にある食事処、「かさすぎ」です。

PM 1:18 地元の旬が頂ける食事処「かさすぎ」に到着しました。
 
私は女城主直虎の時以来定番メニューになった、
直虎膳1,580円を頂きました。
地元の名物料理がすべて入った、お得なセットです。

主人は解禁になったばかりの鮎を使った鮎定食3,000円を頂きました。
写真の鮎フライの他に、右の写真にある鮎の塩焼きと鮎の酢の物が、
セットになった正に鮎尽くしの定食です。
 
上が鮎の塩焼きと、下は鮎の酢の物。

シーズンが始まったばかりなので天然鮎は小さいですが、
その分数がたくさん入っていて、この方が嬉しいと主人の弁。
 
私もすべての鮎料理を分けて貰って頂きましたが絶品です。
名物の椎茸を始め、蕎麦も豆腐田楽も刺身こんにゃくも美味しいし、
三河と言えば八丁味噌の赤だしも最高でした。
















店内にあったこのポスター。
先週放送されたばかりの
長篠・設楽原の戦いです。

と言うことはこの後・・・
何処へ行くのでしょうか?
 
久しぶりに旬の若鮎を食べられて大満足です。

かさすぎ駐車場から鳳来寺方面を見ています。
450年程前、あそこに井伊直政が預けられていたんですね。
 
PM 2:32 鳳来寺参道を通り抜け、次の目的地に向かいます。

(2023/06/30 NHK BSで放送中の「にっぽん縦断・こころ旅2020」から
鳳来寺を訪れたときのキャプチャー画像を追加しました)

2020年にっぽん縦断・こころ旅、春の旅で愛知県を走った、火野正平さん。
 
上の写真と同じ、鳳来寺参道入り口。
この先にある「おじいちゃんの橋」が今日の目的地。

火野さんは正面のお店で、五平餅と味噌おでんを召し上がりました。
もう一寸行けば「かさすぎ」があったのに、残念。
 
左側に旧・門谷小学校を発見。
矢印の家の向こうが「かさすぎ」です。

旧・門谷小学校の方へ入って行きます。
 
旧・門谷小学校の説明看板。

2020年3月30日から11月27日まで放送された、
NHKの連続テレビ小説「エール」
豊橋市内や旧・門谷小学校がロケ地になりました。
 
旧・門谷小学校・校庭で撮影された運動会のシーン。
父親役の唐沢寿明さんと母親役の菊池桃子さんの応援シーン。

旧・門谷小学校・校庭で撮影された森山直太朗さんと窪田正孝さん。
 
こころ旅に話は戻り・・・「おじいちゃんの橋」を見つけた正平さん。

こちらが、お手紙の送り主のおじいちゃんが、
おばあちゃんが畑へ行くのに楽なようにと、
私財を投じて架けた鋼鉄製の立派な橋です。
 
反対側から見ると、旧・門谷小学校は目の前です。

私たちが訪れたのは、正平さん達のロケから二ヶ月半後くらいでしょうか?、
新緑も芽吹き青々としています。
 
おじいちゃんの橋へと歩いて行く正平さん。

おじいちゃんの心がこもった橋と、こころ旅を掛けて
「こころ橋」と以後呼ぶ様にと、正平さんの強いお言葉。
 
私たちが訪れた時は、立派な銘板が立ててありました。

お食事処「かさすぎ」と「こころ橋」・旧門谷小学校の、位置関係の分かる衛星写真。
     

















次の目的地は長篠城跡です。
本当は来た道を本長篠まで戻った方が、
近道なのですが、あえて走りやすい
R257で向かいました。

PM 2:48 長篠城跡駐車場に到着しました。
R151沿いにあり、大河ドラマでも岡崎体育さんの
演技で、有名になったシーンの大看板があるので、
とても分かりやすいです。
 
長篠城跡・史跡保存館を見学していきます。
料金は220円でした。

「こころ橋」ロケの前日に、長篠城跡を訪れた火野正平さん。
 
史跡保存館には入らず、旧豊橋鉄道・田口線の廃線、
廃駅跡へと向かいました。














史跡保存館一階にある
ロッカーボックスは
鳥居強右衛門の
ラッピングが施されて
いてビックリ。
 
史跡保存館二階を見学していきます。
長篠城跡から発掘された、焼き物や瓦などが
ケースの中に並びます。

1575年長篠籠城に使われた、本物の血染の陣太鼓
1959年奥平家より鳳来町に寄贈されたそうです。
 
鳥居強右衛門の活躍と、最後に磔になりながらも、
味方の援軍が来るから持ち堪えろと絶叫したと伝わる絵。

火縄銃の展示。
 
















実際に武田の兵が
身につけていたとされる
当時の甲冑。

何故この地が新城(しんしろ)と言う地名になったかの説明。
地元に居ながら初めて知りました。
 
長篠城跡を見ていきます。

当時の土塁が残されています。
 
長篠城跡の石碑。

今年6月2日に線状降水帯や台風2号の豪雨で、
当地方は甚大な被害を受けました。
 
長篠城跡の土塁も一部崩れています。
その他JR飯田線(後ろの線路)が崖崩れで不通になったり、
ツーリングでいつも通るR151も通行止めになりました。

当地は至る所に古戦場が有り、昔の地名も残されています。上は織田・徳川連合軍と武田勝頼軍の布陣図です。

PM 3:11 長篠城跡を出発して、R1豊橋市内の鈴与で給油し、
自宅到着はPM 4:15 でした。
梅雨の時期としては奇跡的な快晴に恵まれ、
近場でも充実したツーリングとなりました。
  本日の走行距離は 124.2km

XLH883の燃費は 26.00km/L
FXDLローライダーの燃費 22.77km/L
ガソリン単価は 171円