2023/03/30 (木)


2023年3月30日、各地で桜が満開を迎え、お花見客で賑わっているとニュースで見て、明日31日は棚卸しのため今日30日に公休日を変更したので、
浜名湖周辺の桜を見に行ってきました。最初の目的地は奥浜名湖の都田川桜堤です。

自宅出発はAM 9:05 と近場なので、通勤渋滞を避けて遅めです。
写真の桜は自宅近くの梅田川の堤防沿いの桜です。
 
花見が出来るほどの桜が植えられていますが、
歩道などの整備がされて居らず、勿体ない気がします。

お天気は無風快晴で、浜名湖にも波一つ立っていません。
 
どちらの方角を見ても雲一つ無く、絶好のツーリング日和です。

浜名湖レークサイドウェイ沿いも桜が満開です。
前方に見えるのはリゾートマンションです。
 
三ヶ日みかんの可愛いトイレのある、天竜浜名湖鉄道の東都筑駅も、
桜が満開でした。

奥浜名湖を細江町方面へ向かっています。
 
AM 10:07 都田川河川敷にある無料の駐車場に到着しました。

浜名湖へ注ぐ都田川のある気賀は、戦国時代には港が有り物流の盛んな土地で、江戸時代には姫街道の宿場町として栄え、
東海道の新居と並ぶ姫街道の関所が置かれていた、歴史のある町です。

これが遠州地方で有名な都田川桜堤です。

堤防上は遊歩道になっています。
 
平日ですが大勢の人が散策を楽しんでいました。

満開の桜トンネルを歩くと、春の訪れを実感します。

青空がバックだと桜の色がより一層映えます。

春休みなので、子供連れでお茶している家族も見かけました。
 

対岸にも桜が植えられています。この辺り汽水域ですが、何が釣れるのか調べたところ(黒鯛、キビレ、セイゴ、手長エビ、うなぎ、ハゼ)等が釣れるようです。

都田川に掛かるアーチ状の橋は、歩行者・自転車専用の「澪つくし橋」です。澪つくしとは「遠江引佐細江のみをつくし吾を頼めてあさましものを」と
万葉集にも詠まれたいにしえの歴史ある場所で、「みをつくし」は昔の航路標識だそうです。

ここでトイレ休憩のため、直ぐ近くの北区役所駐車場に向かいます。
駐車場のトイレは、時間外でも利用できて便利です。
 
北区役所駐車場から山の上を見ると、2009年7月20日チームマリの
一泊二日モーターサイクル・レッスンの宿舎になった、
国民宿舎 奥浜名湖が手に取る様に見えました。

再び散策路に戻り澪つくし橋の方を見ると、幼稚園の園児が遠足でしょうか大勢で渡っていました。

私たちも澪つくし橋へ向かいます。
 
澪つくし橋上からの風景。

スイングパノラマで撮った超ワイド画像。

澪つくし橋から見える河川敷の駐車場。

可愛い保育園の天使達がお散歩に来ていました。
 
お花見も充分堪能したので、そろそろ次の目的地へ・・・

AM 10:56 都田川桜堤を出発します。
 
AM 11:04 NHKの大河ドラマ「女城主 直虎」ゆかりの地、
龍潭寺横を通過します。2017年のツーリングで訪れました

            
おんな城主直虎ゆかりの地を巡るツーリング

竜ヶ岩洞近くの県道303号線沿いも桜並木が綺麗です。
龍潭寺と竜ヶ岩洞ツーリングはこちら
 
AM 11:15 奥山の無料駐車場に到着しました。

奥山公園周辺の衛星写真。

奥山公園は臨済宗方広寺派の大本山の方広寺、地元では
奥山半僧坊と呼ばれ親しまれているお寺の門前町にあり、
訪れたのは初めてです。
主人は20代の頃、組合の学習会で方広寺に一泊二日の経験があり、
生まれて初めて精進料理を頂いたそうです。
 
奥山公園の名物、夢の浮き橋が見えます。

夢の浮き橋から見える桜が、奥山公園の売りになっているようです。

夢の浮き橋の名前通り、池に浮いているのでゆらゆら揺れますが、
怖さを感じる様な揺れではありません。
 
橋のたもとに鯉の餌の自販機が有り、150円で売っていましたが・・・
こんな所に鯉なんて餌をやるほど居るの?っていう感じでした。

夢の浮き橋から見える満開の桜。

満開の桜に見とれていたその時・・・鯉の大群が泳いできました。
 
こんなにたくさん居るのなら、餌を買ってくれば良かったね等と思いながらも、
鯉より人間の餌がそろそろ欲しいと、先に向かいます。

夢の浮き橋を渡り終わったところから、入口方面の景色。

後ろに見えるのが方広寺 総門です。
 
お目当てのお蕎麦屋さんは、総門の真ん前にあります。

こちらがお昼を頂いた、乃木そば神谷さんです。
まさか明治時代からあって、乃木大将ゆかりのそば屋とは、
ビックリ
!!!乃木神社とか乃木坂とかと同じ位の歴史?。
 
懐かしの昭和を感じさせる雰囲気の店内です。

浜松のマスコット、出世法師直虎ちゃんと、
出世大名家康君のポスターだけが今風です。
 
私たちが注文した、山菜・とろろ付きざる蕎麦は\1,000円(税別)です。
通常のざる蕎麦が800円なので、+200円で山菜・とろろが付いて
くるのは、とてもお得だと思いました。
ちなみに大盛りは150円・特盛りは250円のプラスです。

蕎麦は太めの田舎蕎麦ですが、腰があるのにのど越しなめらか、
とろろは自然薯の様で、もの凄い粘りで美味しいし、
山菜の量もたっぷりで、とても美味しいお蕎麦でした。
しかも薬味の山葵・生姜もたっぷりで新鮮!一押しです。
 
隣に座ったお母さんから、ここの味噌おでんはめちゃくちゃ美味しいから、
だまされたと思って食べてご覧と勧められ・・・

私たちも味噌おでん1本100円を2本注文しました。
 
本当にめちゃくちゃ美味しかったです。
こう言う地元の方との触れ合いがいいですね。

美味しかったので、おでん用の手作り味噌をお土産に買い求めました。
 
美味しいお蕎麦と味噌おでんにお腹も満たされ、
乃木そば神谷さんを後にします。

満腹で山道を方広寺まで行くのも辛いので、
手前の広場を散策していきます。
 
こちらも桜がたくさん植えられており、
お弁当を広げている家族連れなども見かけました。

桜越しに方広寺三重塔が見えます。

この辺り日当たりも良く風も当たらないので、
都田川辺りより早く満開を向かえた様で、
足元には桜の花びらが積もっています。
   

来たときより風が吹く様になり、池の水面に桜の花びらが浮いています。
あと2〜3日もすれば桜吹雪となり、水面には花筏が浮かぶのでしょうか、綺麗でしょうね。

奥山公園入り口まで戻ってきました。
帰りは上の標識にある、三ヶ日方面へ向かいます。
   

後ろに見えるのが奥山の無料駐車場で、右奥の建物はトイレです。
駐車場の回りも桜が一杯で見応えがあります。

奥浜名湖から奥山方面の観光案内図です。ほとんどの観光名所はツーリングなどで訪れました。

駐車場の回りも桜が満開で、見応えがあります。
 















足元には桜吹雪で散った
花びらが積もってきました。

 
PM 12:41 奥山を出発し帰宅する事にします。

名物の大あんまきも、みそまんじゅうも売り切れで残念でした。
 
温かいので、しだれ花桃も満開です。
南信州よりひと月早く咲く花桃です。

県道68号浜北-三ヶ日線で三ヶ日まで向かうわけですが・・・
気になる標識が・・・大型バス トレーラー通行不能の表示が(>_<)
   

県道68号浜北-三ヶ日線の地図を見ると、かなりのくねくね道。実際はこれに急坂路がプラスされるわけで、大型バス処か普通車でも道幅一杯でした。

ポツンと一軒家に出てくる様な鬱蒼とした林道で、
道中すれ違ったのは、一台の軽自動車だけで助かったぁ〜。
 
PM 1:03 やっとセンターラインの引いてある所に出てきました。
林道部分だけ抜けるのに、13分程掛かりました。

三ヶ日の中心部を右折して新居方面へ向かいます。
行きは猪鼻湖の東側を通りましたが、帰りは西岸を通ります。
 
猪鼻湖沿いに二軒のリゾートホテルが建っていますが、
二軒ともホテル名は猪鼻湖では無く、浜名湖と言う名前になっています。
やっぱり知名度が月とすっぽんですからね。

何故か天竜浜名湖鉄道の駅にあるトイレには、
桜の木が植えられています。こちらは浜名湖名産の鰻がモチーフ。
 
リステル浜名湖の辺りも桜が満開です。

浜名湖西岸に出てきました。波も無く穏やかな春の浜名湖です。

なんと言う事でしょう〜自宅近くの国道一号線に出てきたら・・・左の桜より右の東海道新幹線N700に目を奪われてしまいました。

長いことバイクに乗っていますが、新幹線と併走するのは初体験です。豊橋に停車する、ひかり643号新大阪行きのようです。
豊橋に停車するのでスピードダウンしていたおかげで、ブレずにうまく写っていた様でラッキーでした。
無風快晴の絶好のツーリング日和(*^_^*) 存分にお花見と、美味しいお蕎麦を楽しめた一日となりました。
本日の走行距離は76.9kmでした。