2022/05/0505/10







2022年5月5日から5月10日までかけて、
5泊6日の東北一周(青森を除く)
ツーリングに、いつものメンバーで
行ってきました。

全行程の立案から宿の手配は、
幹事のM@岡崎さんにして頂きました。

前回の東北ツーリングは2014年と
8年も前になる上、福島までしか行けま
せんでしたので、今回は楽しみです。

実は2020年に同じコースで計画し、
宿とフェリーの予約もすべて行って
いましたが、当初緊急事態宣言は
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、
福岡の7都府県だけだったものが、
4月16日全国に緊急事態宣言を拡大
したため、すべての予約をキャンセルし
ツーリングの中止を余儀なくされました。

そのような訳で2年越しの東北ツーリング
となりました。

左の地図は1日目のルートで、
集合場所は、東海環状道の豊田鞍ヶ池PA
にAM 6:30集合・出発予定で、最初の
宿泊地は山形県の鶴岡市です。

GoogleMapでは距離が666qの
予定となっています。


幹事のM@岡崎さん立案のツーリングルートと、宿泊施設の明細プログラムです。


2022/05/05 (木) ツーリング1日目


連休後半こどもの日、5月5日 AM 4:55 自宅を出発しR23で豊川市国府へ、
国府からR1で東名・音抽洛SIC入り口のスタンド到着はAM 5:30。
高速走行に向けガソリンを満タンにしますが、高速はここからではなく
新東名・岡崎東ICから入ります。
音抽洛SICから新東名・岡崎東ICまで1号線経由で9qで、
距離を少し短縮できて、料金もコーヒー一杯分節約できます。
 
AM 5:44 新東名・岡崎東ICより高速に入ります。
岡崎市の最低気温はAM 4:50 で9.7℃と一ケタ寒いっ!!

ツーリング前にはNEXCO中日本のホームページで、ETCカードを登録し、
二輪車限定の割引サービスを受けられる様申請済みです。
(対象道路内の走行のうち、各インターチェンジ相互間の1回の
           走行距離が100kmを超える走行を対象に37.5%割引
と言うことで、長距離になるほどお得です。
 
AM 6:03 集合場所の東海環状道・鞍ヶ池PAに到着。
一番乗りのN@BOLTさんと挨拶。

AM 6:06 ツーリングリーダーで幹事のM@岡崎さん到着。
 
AM 6:08 A@FXSTCさんが到着し、全員が揃いました。
皆さん安全運転で、よろしくお願いします。

お天気は快晴で絶好のツーリング日和ですが、
この日三河地方の最低気温は10℃前後と、とても寒いです。
AM 6:30 過ぎに鞍ヶ池PAを出発しました。
 
AM 7:41 中央道・阿智PAにトイレ休憩で寄ります。

AM 7:51 ここはトイレ休憩だけで、中央道・阿智PAを出発。
 
AM 8:10 駒ヶ根SA手前では、残雪の駒ヶ岳が綺麗に見えました。

AM 8:45 岡谷JCTで中央道から長野道へ入っていきます。
 
AM 9:06 梓川SAで休憩です。

最初の給油から240qほど走っているので給油もしていきます。
デザイン優先のスリムなタンクのバイクは、こまめな給油が必要です。
 
AM 9:30 梓川SAを出発します。

梓川SAを出ると下り線左側には、残雪の北アルプスが目に飛び込んで来ます。

AM 10:50 妙高SAで休憩。
 
M@岡崎さんの愛車、ホンダ レブル1100DCTに跨がらせてもらいました。
私のバイクより排気量が多いのに、軽くて簡単に起こせて、
足付きもいいのでビックリ!。

AM 11:09 妙高SAを出発します。
 
左に見えるのは妙高山(標高2,454m)でしょうか、主人が人生で
初めて登山した1,000m越えの山で、最初の山は高尾山だそうです。

ミラーに写る妙高山も綺麗です。
 













衛星写真からの上越の山々。
後方には北アルプス
立山連峰も見えます。

連休中ですが上信越道は車も少なく快適です。

AM 11:26 上信越道とは上越市で別れを告げ、右北陸道で
新潟方面を目指します。
 
義父の出身地、上越市(旧直江津市)を通過。

柏崎市の米山海岸に差し掛かると、日本海が目に飛び込んで来ます。
横風注意の標識がありますが、無風で吹き流しも垂れ下がっています。
 
AM 11:50 北陸道・米山SAに到着しました。

予定より30分一寸遅れているので、昼食を前倒しして
ここで頂くことにしました。
 
M@岡崎さんはご当地名物のサバサンドに挑戦。

米山SAご当地グルメのサバサンド。
 
肉厚で身も柔らかく美味しかったそうです。

N@BOLTさんは塩ラーメン、A@FXSTCさんはカレーをチョイス。
 
私たちは温かい舞茸天そばを頂きました。

舞茸の天ぷらがたくさん入っていて美味しかったです。
 
食後に快晴の日本海を眺めながら休憩。

佐渡は残念ながら見えませんが、朝から比べると
かなり温かくなり快適です。
 
PM 12:41 米山SAを出発します。

PM 1:06 東京から来た関越道と合流する、長岡JCTを通過。
 
PM 1:39 黒埼PAに休憩と給油のため寄っていきます。

ここで給油しないと、この先山形県境に接する村上市まで
スタンドが無いので(高速上)注意が必要です。
 
ハイオクが 197円/1L と目の玉が飛び出そうな値段!!

PM 2:06 黒埼PAを出発します。
 
PM 2:12 新潟中央JCTを通過、ここからは村上まで
日本海東北道になります。

PM 2:39 日本海東北道・中条本線料金所で、有料道路は終わりです。
 
二輪車の岡崎東ICからの料金は\9,390円でした。
これが割り引かれると、\5,870円となり
二輪車定率割引を申請したおかげで、
\3,520円もお得になりました。

PM 2:54 初めて目的地の鶴岡の表示発見!
まだここから88qもあります。
 
PM 3:02 日本海東北道の終点、朝日まほろばICを通過します。

PM 3:05 道の駅朝日に到着しました。
 
日帰り温泉が併設されているそうで、時間の無いのが残念です。

駐車場で1968年式のカワサキ650W1スペシャルを見つけました。
シングルキャブでモナカマフラーがW1。
ツインキャブでキャブトンマフラーがW1スペシャル。
後に右チェンジ左後輪ブレーキを、リンクを介して一般的な
右足後輪ブレーキ、左チェンジにしたのがW1SA(主人談)
W1SAは友人から借りて乗ったそうですが、4速ミッションのため、
高速では振動が辛いそうです。
 
村上市は北限の茶処だそうで、名物の抹茶ソフトを頂きます。

私たちの方では既に散ってしまっている、八重桜が満開で綺麗です。
 
温かくなったので全員がソフトクリームに舌鼓。

PM 3:38 道の駅・朝日を出発します。
 
鶴岡まであと58q・・・1時間少々でしょうか、もう一頑張りですね。

R7号線も日本海側へ出てくると、絶景が続き疲れを癒やしてくれます。

PM 4:17 ついに山形県・鶴岡市に入りました。
バイクでは初めて走る山形県です。
   

1300年前から関所があったという鼠ヶ関(ねずがせき)を過ぎると、温海温泉入り口まで絶景が続きます。

潮の香りが心地よく、渡辺真知子さんのカモメが飛んだ日が、
つい口ずさみたくなります。
 
無風快晴で、最高のツーリング日和です。

PM 4:25 R7から分かれて、日本海東北道の無料区間へ。
 
日本海東北道の無料区間終点の鶴岡西で高速を降ります。

本日の宿、ホテルルートイン・鶴岡インターが見えてきました。
 
Goole のストリートビューで調べておいた写真。
それにしても便利な時代になりました・・・昔はナビも無く地図と
睨めっこで、現地に行ってみなければ何も分かりませんでした。

PM 5:00 ホテルルートイン・鶴岡インターに到着しました。
   

禁煙ツインは通常一室\12,000円ですが、
JAFの会員割引で一室\11,050になりました。
尚、朝食サービス付きです。
 
PM 6:02 食事に出かけます。希望は日本海の海の幸でしたが、
当初予定していたレストランの、Dining 花が食べログで★4.1と高評価で
ホテルでも勧められたのですが、電話したところ満員でお時間が
掛かりますとのことで断念・・・

こちらの和食処「岡ざき」も、岡崎から来たんですがと申し込むも、
満員でご免なさいと断られてしまい・・・
 
PM 6:20 結局、山形まで来たのにファミレスのガストへ。

ガストに入ったのは良いのですが、実は私たち年に1回も来ないのです。
ハンバーグはびっくりドンキーが多いので(^_^;)
 
柔らかステーキ膳\999円と言う名前に釣られ注文しましたが・・・
1,000円以下の牛肉が柔らかいはずも無く、社会勉強しました。

やはりハンバーグにしておけば・・・良い勉強になりました。
 
PM 7:17 ホテルへ戻り、サービスのコーヒーを持って部屋へ戻ります。
大浴場で長旅の疲れを癒やし、早めに就寝しました。


本日の走行距離は、671qでした。


2022/05/06 (金) ツーリング2日目

























本日のツーリングルートは、
山形・秋田の県境を越え、
田沢湖を回り乳頭温泉郷の、
黒湯温泉までの、およそ207q

AM 6:44
ホテルの部屋から見える日本百名山のひとつ、出羽三山の主峰「月山」
標高1,984mでまだ多くの残雪が見えます。
 
AM 7:34 朝食はバイキング形式で、ご飯もパンも選べます。

私はルートインではお粥を選ぶことが多いです。
 
こんな時節柄、黙々と食事をしています。

バイキングだと、つい取り過ぎちゃうのに注意ですね。
 
AM 9:00 ホテルルートイン・鶴岡インターを出発します。

R7で由利本荘方面へ向かいます。
 
行く手には鳥海山が綺麗に見えます。

AM 9:16 酒田市に入ります。
 
連休中ですが、道も空いていて走りやすいです。

前方の鳥海山がかなり走っているのに、中々近づいてきません。
とても裾野が広く雄大ですね。
 
AM 9:42 道路標識に初めて青森の文字が・・・
思えば遠くへ来たもんだと実感しました。

AM 9:47 遊佐町に入りました。
 
AM 10:01 道の駅向かいのスタンドで給油していきます。

AM 10:05 道の駅・鳥海ふらっとに到着しました。
 
連休中とあって車が混雑しています。

美味しそうな海産物やお土産が並びますが、
お腹が空いていないのでコーヒーだけで休憩。
 
AM 10:34 道の駅・鳥海ふらっとを出発します。

鳥海温泉郷横を通過。
 
私たちの地元愛知県では考えられないような、
信号待ちも渋滞も無い快適なツーリングが続きます。

月光川に架かる鳥海大橋を渡ります。
   

鳥海大橋から眺める鳥海山(標高2,236m)は、まさに絶景です。

天気も良くツーリングライダーとよくすれ違います。
 
AM 10:43 秋田県・にかほ市に入りました。
秋田は私の母の出身地なので、何回か来たことはありますが、
バイクで走るのはもちろん初めてです。

それにしても鳥海山は雄大で、裾野も広いですね。山形県にいる間中見えていて、秋田県に入ってもずっと付いてくる感じで見えます。

右に鳥海山、左手には日本海と最高のロケーションです。

AM 11:30 由利本荘市内で右折し、大仙市方面へ向かいます。
 
R105 で大仙市方面へ。

R105 で大仙市方面へ。
 
PM 12:12 大仙市内からR13 協和方面へ。

田沢湖の行き先表示が初めて出てきました。
 
R13からR46へ右折します。

PM 12:32 道の駅 協和 四季の森に到着しました。
 
市街地走行が多いので予定より遅れていますが、
ここで昼食を摂ります。

やはり秋田名物と言えば稲庭うどんですね。
 
お勧めの冷たい「天ぷら稲庭」\1,250円を頂きました。

麺に腰が有り、のど越しもつるつるでとても美味しいです。
揚げたての天ぷらも山菜が入っており最高でした。
 
他のメンバーは大盛りの稲庭うどんに舌鼓。

M@岡崎さんはお土産に稲庭うどんを買ったようですが、
入れるスペースの無い私はグッと我慢。
 
PM 1:30 道の駅 協和 四季の森を出発して、田沢湖へ向かいます。

R46を右折すると秋田方面、左折すると盛岡方面。
私たちは左折し盛岡方面へ。
 
田沢湖まではまだ37qあります。

このあたりの気温は30℃〜29℃で推移しており、とても暑いです。
昨日寒さに震えていたのが嘘の様な暑さです。
 
標高が上がるにつれ、しだれ桜が満開です。

真っ青な空にピンクのしだれ桜がとても映えます。
 
仙北市でR46を左折してR341で田沢湖へ。

PM 2:18 田沢湖の入り口に到着しました。
 
湖岸道路を田沢湖レストハウスから、時計回りの北へ向かっています。

このあたりも桜が綺麗です。
   

湖面も風が無いためとても綺麗です。

田沢湖レストハウスからたつこ像までは約9.7qあります。

PM 2:38 田沢湖のシンボルたつこ像に到着しました。

金色の像が西日を浴びてとても綺麗でした。
 
この山の中に日本一深い田沢湖(最大深度は423.4m)があるのが
とても不思議ですし、湖底は海水面より低いのに、
水が湧いていると言うのも不思議です。

PM 2:49 今来た道を引き返し、田沢湖レストハウスの所に戻ります。

さっき通ったばかりの道なのに、向きが変わると新鮮で絶景に感動します。

PM 2:58 田沢湖レストハウスに到着しました。
 
100円払って秋田犬を見学しますが、1匹しかおらず残念。

田沢湖上空から見た乳頭温泉方面。

PM 3:10 田沢湖レストハウスを出発し、乳頭温泉郷に向かいます。
 
乳頭温泉郷まではあと9q。

対向車も無く快適です。
 
田沢湖高原のあたりも桜がとても綺麗。

PM 3:17 素晴らしい景色に感動の連続です。

PM 3:27 所が10分程走ったところで景色は一変!!雪景色です。

日当たりの良いところでも雪が残っているのは驚きでした。
 
PM 3:30 乳頭温泉郷・黒湯温泉の駐車場が見えてきました。

駐車場は未舗装の部分が多く、一寸怖いです。
それにしても随分と混んでいるようです。
 
黒湯温泉は駐車場から坂道を降りた所にあります。




















黒湯温泉の駐車場と
旅館建屋の位置関係。

帰りは重い荷物を持ってこの坂を上るのかと思うと、
気が重くなってしまいます。
 
建物の裏にも雪が積もっていました。

PM 3:49 事務所でチェックインします。
事務所棟、旅館宿泊棟、自炊棟といくつもの建物に分かれています。
こちらでチェックインを済ませ、女将さんに部屋まで案内して頂きました。
 
部屋は10畳の和室です。(畳敷き8畳+縁側2畳)
コロナ禍と言うこともあって、布団がすでに敷いてありました。
ちなみに部屋には、テレビも冷蔵庫もエアコンもありません。
夏は涼しく冬期は営業していないので、エアコンは必要ないかも。
しかしフリーWi-Fiはあるので、スマホは使えます。

荷物を置いたら、着替えて宿の周辺を散策。
 
雪景色ですが寒くはありません。

駐車場の所までやって来ました。
 
改めて回りを見渡すと先ほどより、車の数がだいぶ減っています。
現在PM 4:21 過ぎですが、日帰り入浴がPM 4:00 までなので、
多くのお客さんが帰られたようです。

ゆっくりと散策しながら部屋へ戻ります。
 
源泉がブクブクと大量に湧いているところが有り、
ベンチが置いてあって、お風呂上がりに休憩出来る様に
なっています。硫黄のような匂いはしますが有毒ガスは、
心配ないようです。

宿泊棟の玄関を入ると、大きな秋田犬の縫いぐるみがお出迎えです。
 
他のメンバー3名の部屋も私たちと同じ広さで、
3人分の布団を敷くと狭そうです。

部屋から見える黒湯温泉の源泉。
 
ブクブクと湧き出ている源泉にゴムホースで沢水を通し、
暖めた湯が洗い場に供給されていました。

PM 5:26 夕食前に男女別露天風呂に入りました。
 
混浴露天風呂は恥ずかしいのでパスしました。

男女別露天風呂の写真
ここから7枚の写真は、女将さんに許可を頂いた写真です。
写真撮影が禁止のため入浴シーンが撮れないので、
お願いして写真を使わせていただきました。
 
混浴の露天風呂

男女別露天風呂。
 
混浴にある打たせ湯。

屋外の源泉。
 
源泉部分から見た夕景と右側に男女別露天風呂。

源泉部分にある、くろたまちゃん。

PM 6:03 夕食は食事処で頂きます。
最近は和室でもテーブルとイスの部屋が多くなり、
足の悪い人は嬉しいと思います。
お酌して回るのにも立ったり座ったりが無く、楽ですよね。
 
今宵のご馳走が並んでいます。

お品書きです。
 
前菜の「つぶ貝わさび」「鴨肉の燻製」「蟹鮭かまぼこ」

「豆腐のばっけ入肉みそ田楽」
 
「岩魚の塩焼き ばっけ味噌添え」

「高野豆腐と山菜と鴨肉の煮物」
 
「山菜と野菜と海老の天麩羅」

無事の到着に乾杯。
 
どの料理も美味しく頂いています。
細かい写真を撮り忘れましたが、舟型「茸とこんにゃくと野菜の白和え」
中鉢「ぎばさとオクラのポン酢がけ」茶碗蒸し「すずさやか豆腐入り茶碗蒸し」

すずさやかめん
 
比内地鶏の出汁が絶品の秋田名物「きりたんぽ鍋」

あきたこまちのご飯も、とても美味しかったです。
 
玄関のストーブには火が入っていました。


本日の走行距離は、220.4qでした。


2022/05/07) ツーリング3日目



















本日のツーリングルートは、
秋田・岩手の県境を越えて、
盛岡へ。
盛岡で名物のわんこそばを賞味
その後平泉の中尊寺を見学後、
太平洋側の陸前高田まで行きます。

5月7日AM 5:08 今日もお天気に恵まれて雨の心配は無さそうです。
山の至る所から温泉の蒸気が上がっています。
 
朝風呂を楽しみつつ散歩に出かけました。
写真では分かりづらいですが、草津温泉の湯畑の様に
下からブクブクと絶え間なく温泉が湧いています。

岩の間からも音を立てて蒸気が噴き出していました。
 
こちらの古い木造家屋は、自炊客の宿泊棟です。
一泊\4,550円だそうで、露天風呂で仲良くなったお客さんと
色々話し、毎年訪れているそうです。

自炊棟の玄関から撮った一枚。昭和の30年代〜40年代の雰囲気です。
 
こちらは、旅館棟の入り口。いかにも秘湯と言った雰囲気です。
外の露天風呂を回る時に履くサンダルが用意されています。

AM 7:01 朝食は旅館らしいおかずが並びます。
卵はもちろん温泉卵です。
 
朝食にもお品書きが添えられていました。

料金は一泊二食 \17,600円/1人(税込み)でした。
他に入湯税が1人\150円かかります。
   

食堂に昭和51年に黒湯温泉で
撮影された映画「北の宿から」の
ポスターが額に入れられ
飾られていました。


以下フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』
より抜粋

「北の宿から」
(きたのやどから)は、
1975年12月1日に発売された
都はるみの67枚目のシングル。
演歌ならびに昭和歌謡を代表する
楽曲として時代を超えた
高い評価を得ている。

楽曲は、第18回日本レコード大賞
及び、第9回日本有線大賞の、
それぞれ大賞を受賞した。
日本レコード大賞と日本有線
大賞のダブル受賞は、
史上初の快挙であった。

『北の宿から』(きたのやどから)は、
1976年(昭和51年)11月6日に
公開された日本の映画。
監督は市村泰一
 
私たちはこの映画公開当時、10代後半から20代前半でしたが、
メンバーの誰も映画のことは知りませんでした(^_^;)
レコード大賞を受賞した曲の方は、歌詞を見なくても歌えるんですけどね。

AM 8:41 大きな荷物を部屋から坂の上の駐車場まで運び、
出発前の準備中です。
 
AM 8:48 9時出発予定でしたが準備が整ったので、
黒湯温泉を出発します。
本当に秘湯のムード満載で良い温泉でした。
テレビが無くても充分楽しめました。

来たときと同様、雪の回廊をゆっくりと降りていきます。
 
こんな風景の中をバイクで走れるなんて、超貴重な体験なので
テンションMAXです。

雪解け水で路面が濡れているので、そこだけは慎重に運転に全集中です。

新緑が芽生えたばかりのブナなどの雑木林と、残雪がとても綺麗です。
 
田沢湖高原スキー場の所にも雪の山。

ここは田沢湖高原温泉郷の表示板。
 
新緑と桜と残雪の山・・・風も無く快晴で最高です。

雪の回廊から桜並木へと続くこのルート、20数年のバイク人生でベストには入るルートです。

あと思い出すのは、志賀草津ルートや紅葉のメルヘン街道、
磐梯吾妻スカイラインなどでしょうか。
北海道は色々素晴らしいところがあり、選びきれません。
   

標高が下がるにつれ桜も葉桜になっていきます。

AM 9:07 R341に出たので左折し、R46盛岡方面を目指します。
 
ただ今の気温は20℃と寒くなく、走りやすい気温です。

この鉄橋を渡り、トンネルを抜けると秋田県とはお別れです。
 
AM 9:27 岩手県・雫石町に入りました。
これまた人生初の岩手県です(バイクでは)。

R46秋田県側は9カ所もトンネルがあったのですが、
岩手県側は1カ所もありません(スノーシェードは1カ所)
その代わり下り勾配が半端じゃありません(>_<)
1qで60メートルも標高が下がると言う、かなりの急勾配です。
   

AM 9:33 道の駅「雫石あねっこ」に到着しました。

急な下り坂の途中に突如現れた道の駅で休憩していきます。
雫石の市街地は、この数キロ先の開けた所にあります。
 
真っ赤に熟したイチゴやトマトが美味しそうでした。
済みませんm(_ _)m 目をつぶってしまったので・・・

AM 10:01 道の駅「雫石あねっこ」を出発します。
 
目的地は岩手の県庁所在地、盛岡市です。

雫石町を走っていると前方に、うっすらと岩手山が見えました。
岩手山は「南部片富士」の名で知られる岩手県の最高峰で、
標高2,038メートルあります。
これで山形の月山、山形・秋田に跨がる鳥海山と、
東北の名峰を三山見ることが出来ました。
あとは・・・津軽の名峰、津軽富士と言われる岩木山ですね。
 
AM 10:26 盛岡市に入りました。

県庁通りを国道4号線方面へ走っています。
 
中津川を渡るとR106沿いに建つ、岩手銀行赤煉瓦館前を通ります。


岩手銀行赤煉瓦館は、東京駅や日本銀行本店など多くの歴史的
建造物を手がけた、辰野金吾さんの設計だそうで、見ても
雰囲気が似ていますね。
 
丸い屋根の形など東京駅のミニチュアみたいですね。

AM 10:52 わんこそばの名店、初駒本店に到着しました。
 
予約は11時半にとってあり、少し早い到着でしたが、
キャンセルがあったそうで、直ぐに準備できるとの事でした。

こちらは薬味で、左の蓋のしてあるお椀で頂きます。
食べてる人がお椀の蓋をしたときが、ストップの合図となります。
薬味は鮪の刺身・葱・もみじおろし・若布・なめこおろし・とろろ芋・漬物
 
地元盛岡出身の歌人・石川啄木の有名な短歌。
「ふるさとの山に向ひて言ふことなしふるさとの山はありがたきかな」
の文字と、岩手山や盛岡城のイラストが染め抜かれた、
前掛けを掛けて(つゆで服が汚れない様に)頂きます。

まずはわんこそばの食べ方のレクチャーを受けます。
 
いよいよわんこそばに挑戦です。

私たちとN@BOLTさんは量が一番少なく設定されている、
わんこそば30杯限定コース \1,980円(税込)を選びました。
何故かと言うと、今夜の宿は海沿いの民宿なので、
間違いなく海鮮など料理の量が多いはずだからです。
 
M@岡崎さんとA@FXSTCさんは、わんこそば食べ放題 
梅 \2,640円(税込) のコースを選びました。
桜・松・梅とコースが有り、どれも食べ放題ですが、
薬味に付く刺身などが、桜になるとデラックスになります。

私は30杯でお腹が一杯ですが、2人はお給仕の「はい、どんどん」の
かけ声に乗せられて頑張っています。
 
AM 11:27 ここでA@FXSTCさんが蓋をしてストップ。
いったい何杯食べることが出来たのでしょうか?。

2人とも105杯まで数字を伸ばし、見事100杯以上食べると頂ける、
わんこ手形をゲットすることが出来ました。
 
わんこ手形をゲットしてニッコリ(*^_^*)

みちのく盛岡の食文化を楽しんだランチとなりました。
 
わんこ手形を頂いたお客さんは、お椀の上に手形をのせ
記念写真を撮る方が多いとお聞きして、2人も記念撮影。

今日の日付と、「105杯食べたことを証明すと」書かれ、
お店の判子が押されたわんこ手形です。
   

AM 11:41 お腹も満たされ、次の目的地平泉に向けて出発します。
 
盛岡市内を走行中ここで驚愕の事実を発見!! 

なんとレギュラーガソリンが\151円/1Lです。私たちの地元でも
162円前後なのに内陸の盛岡で151円?何故でしょう。
ハイオクでも162円で、高速で197円もしたのに・・・。
 
他のエネオスも152円と変わらない安さでした。

PM 12:00 盛岡南ICから東北道に入ります。
 
左←仙台方面へハンドルを向けます。
右は青森・八戸方面です。

PM 12:14 矢巾PAで食後のコーヒータイム。
 
PM 12:41 矢巾PAを出発し平泉へ向かいます。

PM 12:57 花巻JCTを通過します。
大谷翔平選手の母校、花巻東高校があるところだと思うと、
なんとなくワクワクしてきました。
 
PM 1:30 平泉前沢ICで東北道を降ります。
ちなみに東北道は花巻南IC〜盛岡南IC間で最高速度が、
120q/hに引き上げられていたため、走行車線を90q/h
程で走るバイクの私たちは、追い越していく車が怖くてたまりませんでした。

右→平泉方面へ・・・左へ行くと高級ブランド牛・前沢牛の
前沢ですよね、どうしても食べ物の方が思い浮かんでしまいます。
 
PM 1:38 中尊寺の駐車場に到着しました。
第一・第二の大駐車場だとかなり歩くので、
奥の駐車場まで来ましたが・・・下が砂利道でした。

駐車場が砂利で傾斜があるのでM@岡崎さんに入れてもらいました。
 
まず最初に本堂で参拝します。

私たちもお線香を買ってお参りしました。
 
そして国宝の金色堂を見学に行きます。

こちらが中尊寺金色堂です。
 
拝観料800円を払って金色堂を見学します。
館内は写真撮影禁止なので、金色堂の写真は
下のリンクをクリックしてご覧ください。

中尊寺・金色堂の写真


中尊寺から今夜の宿のある陸前高田までの地図。

PM 2:36 中尊寺を出発します。
 
PM 3:00 紅葉の名所で、空飛ぶ団子で有名な
げいび渓の横を通過します。

この先8%(1qで80メートル上がる)の急勾配の山道です。
 
PM 3:26 陸前高田まであと25qです、もう一頑張り。

伊豆の天城にある七滝高架橋のようなループ橋、笹ノ田大橋を渡ります。

急勾配を上ってきたので、降りるのも又急勾配です。

R343も山深いところを貫く国道いや酷道でした。
 
気仙川を渡るとR340にぶつかるので、右折して陸前高田へ。

陸前高田市内の津波浸水地域へ入ってきました。建物はまばらにしかありません。

この鉄筋コンクリートの5階建ての建物は?
詳細は翌日判明しました。
 
今夜の民宿も古いナビだと載っていなくて、電話番号検索だと
別の場所が表示され、住所検索だと保育園で、設定が大変でした。
高台に移転したそうで、田舎道を山の方へ向かっていきます。

民宿の向こうに見えるのは、震災後に出来た新しいバイパスです。
 
PM 3:59 陸前高田の民宿沼田屋さんに到着しました。

とても気さくで優しい女将さんとツーショット。
 
天気予報では夜中に雨が降ると言うことで、M@岡崎さんは
バイクカバーを、私たちはサドルバッグカバーを掛けました。

サドルバッグが皮なので濡らしたくないのと、
中に雨水が入るのを防ぐためです。
 
PM 4:51 洗い場が3カ所ある大きなお風呂で、旅の疲れを癒やします。

震災後に建てられた建物は中もピカピカで気持ちいいです。
 
PM 6:03 お待ちかねの夕食が始まりました。
     

コロナの影響で間隔が開けられていて残念ですが、
お盆の上にはご馳走が所狭しと並べられています。
 
三陸の海鮮を中心にした心づくしの料理が並びます。

鍋の中はホタテ・牡蠣・ムール貝・巻き貝等の貝類の他に、
蟹・海老・白身魚・サーモン等々これでもかと言うくらい、
美味しそうな海鮮がビッシリで、これらも基本料金です。
 
ホタルイカやホヤ・蟹の酢の物。

新鮮なお刺身。
 
白身の焼き魚に、ウナギが2切れも。

カレイと大根の煮付け。
 
海老や椎茸・野菜の天麩羅。旬のみょうがは最高でした。

デザートはイチゴとスイカとオレンジ。
 
今日も無事に到着できて、乾杯〜♪。

お疲れ様でした。
 
どの料理も美味しくて、看板に「和食」と書いてあるだけあります。

海鮮のお鍋は、なんとも言えない良いお出汁が出て、
最高に美味しかったです。
これで基本料金の1人\7,150円(税込み)はとても安いと思いました。
   

本日の走行距離は、219.5qでした。


2022/05/08) ツーリング4日目














本日のツーリングルートは、
高田松原津波復興祈念公園に
寄ったあと、高速を利用して
松島海岸へ行き、観光船で
松島湾クルージング。
そのあと多賀城のホテルへ
向かいます。

AM 5:40 夜中に起きたとき、外の様子をうかがったら雨が降っており、
道路も駐車場も全面濡れて光っていましたが、雨が上がった後風が強く、
道路も駐車場も乾いていてラッキーです。
 
AM 7:03 民宿らしいおかずの朝食です。
ここは岩手県ですが、お隣宮城の名物笹かまぼこもあります。

東北へ来てから毎日白味噌なので、地元愛知の八丁味噌の赤だしが
そろそろ恋しいね等と、M@岡崎さんとしゃべっています。
 
AM 8:09 サドルバッグのカバーを外したり、シールドを拭いたり
時間に余裕があるので、準備も楽です。

民宿沼田屋さん全景。
一泊二食7,150円であれだけの料理が食べられて大満足でした。
私も主人も全部食べきれませんでしたが、そう言うお客さんのために
ビジネスプランがあり、通常より品数が少なくて¥6,050円だそうです。
 
AM 8:53 民宿沼田屋さんを出発します。

高田松原津波復興祈念公園を目指します。
 
高田松原津波復興祈念公園内に道の駅高田松原があります。

昨日は建物の向こう側を離れて通ったため分かりにくかったですが・・・
 
正面を近くから見ると、住宅の4階部分まで窓も無く
向こう側が透けて見えます。
津波によって破壊されたことは明らかです。
4階まで完全に水没したそうです。

高田松原津波復興祈念公園に到着しました。
 
AM 9:02 公園内を見て回ります。

ここに7万本もの松原があったとは、にわかには信じがたいです。
 

いつまでリンクがあるか分かりませんが
津波被害にあう前の松原の写真その1

津波被害にあう前の松原の写真その2


津波防潮堤の南側にはかつての松原の景観を取り戻すべく、松の苗木が大量に植樹されています。

防潮堤西側の気仙川方面。
 
公園内を歩き奇跡の一本松を見に行きます。

奇跡の一本松です。
 
左側に大きく崩れた建物が見えます。

陸前高田ユースホステルだそうで、高田松原の中に
建っていたそうです。
 
鉄筋コンクリートの建物がこんな風になってしまうなんて・・・
津波の恐ろしさに言葉を失います。

陸前高田ユースホステルのおかげで、津波の力が多少弱まり、
奇跡の一本松だけが倒れずに済んだと説明があります。↓の写真。
   

奇跡の一本松の下にある、説明の碑を写真に撮ってみました。↑ ↓












   



津波の犠牲になった方々の冥福を祈らずにはいられませんでした。
 
次に東日本大震災津波伝承館を見学していきます。

道の駅隣が東日本大震災津波伝承館になっています。
 
津波の被害状況を色々な角度からまとめたパネル。

津波に流され押しつぶされた消防車。
 
消防車の説明文を下に載せました。

いつまで見られるか分かりませんが、陸前高田の津波被害のYOUTUBE動画リンクを貼っておきます。
画像をクリックして下さい。

 


今までの私たちの常識が覆される情報が一杯です。
 
皆真剣に説明文を読んでいます。

たとえば津波高8.5メートルでも、連続して掛かる水圧によって
23.8メートルもの高さまで上がることが分かりました。
 
震災後に地元自治体や行政が、どのように被害者を支援したり、
救助活動を行ったかなど、当時の担当者のインタビューや、
避難所等の映像が公開されています。

遠く離れている私たちには知らないことなど勉強になりました。
 
最後に道の駅・高田松原のお土産コーナーを覗いていきます。

イクラや鮑フカヒレの入った「海から未来への玉手箱」
 
今になってみれば、期日指定(帰宅後)の宅配便で送ればと、
悔やまれますが後の祭り・・・おっと道の駅のオンラインショップで
買えるじゃありませんか。

AM 10:11 道の駅に「スタバ」ならぬ「すなばコーヒー」があり、
サイフォンで入れる砂焼コーヒー\360円で一息入れています。
 
AM 10:27 高田松原津波復興祈念公園を出発します。

次の目的地は名勝松島です。
 
道路の至る所に津波浸水区域の表示板が見られます。

今日は雨を降らせた低気圧が発達しながら東へ去り、
西高東低の冬型の気圧配置となったため気温は低く、
強風が吹き荒れています。
 
道路の至る所に津波浸水区域の表示板が見られます。

道路の至る所に津波浸水区域の表示板が見られます。
 
陸前高田長部ICから三陸沿岸道路(通称三陸道で無料)に入ります。

中央分離帯のある部分は80キロ制限です。
 
対面通行部分は70キロ制限になっていました。

AM 10:54 前方に素敵な橋が見えてきました。
 
左手には気仙沼湾に浮かぶ大島と、
気仙沼大橋が見えます。

気仙沼湾横断橋 かなえ大橋と言う復興道路だそうです。
と言うことは震災後に出来た橋ですね。
 
AM 11:28 三滝堂ICで三陸道を降りて休憩します。

AM 11:30 道の駅・三滝堂で休憩です。
 
道の駅は私も毎日録画して見ていた、NHKの朝ドラ「おかえりモネ」
舞台となった、登米市にあります。

主役の清原果耶さん可愛かったですね。
 
大勢のお客さんで賑わう産直コーナー。
済みません、ツーリングだと冷やかしばかりで。

AM 11:45 道の駅・三滝堂を出発します。
 
再び三陸道に入ります。

東北の大河で太平洋フェリーの、仙台−苫小牧航路の船名
にもなっている北上川を渡ります。
 
PM 12:11 石巻を通過します。
この後矢本IC手前で、A@FXSTCさんのサドルバッグが落下

本人はもちろん気づかず、私も何かクルクル飛んで来た?、
位しか分かりませんでしたが、気づいた主人が停車し
拾って来たそうです。

PM 12:30 最後尾を走っていて拾ったことも、先行しているメンバーは
気づかず、一生懸命追いかけますが姿は見えず・・・
しかし降りるのは松島北ICと聞いていたので、
はぐれることも無く合流出来ました。
 
主人のバイクの荷物上にゴムバンドで留められたサドルバッグ。

バッグの中にはカッパが入っていたそうで、
後続の車に轢かれなくて良かったですね。
 
安心して松島へ向かいます。

PM 12:47 松島海岸直ぐ近くのバイクもキャンピングカーも、
駐車可能な駐車場に到着しました。料金は一日\500円です。
 
歩いて直ぐの観光船乗り場へ向かいます。

駐車場は500円かかりますが松島湾は目の前だし、何より係員が常駐しているので、悪戯や盗難の心配も無く安心です。

観光船は予約してあるので、先に昼食を摂る事にしました。
なんでも臨時便が出るそうで、私たちの予約より30分早い船に
乗ることが出来るようです。
 
夜は仙台名物の牛タンが第1候補なので、
それ以外の物を探してお店を覗きます。

PM 1:09 時間が早まったので早く出てくるであろうと考え、
こちらのカフェでカレーを頂くことにしました。
 
私は海老フライカレー\990円を。

主人は松島名物の牡蠣を使ったカキフライカレーを注文。
 
味はまあまあでしたがやはり観光地、値段はお高めですね。

PM 1:25 食事も終わり観光船乗り場へ向かいます。
 
松島島巡り観光船 乗り場は直ぐ目の前です。

M@岡崎さんに予約して頂いた松島島巡り観光船に乗り込みます。
 
PM 1:30 出航の私たちが乗るのは第三仁王丸。

知床遊覧船の事故以来、観光船が不安でしたが、
湾内で大型船なので安心です。
 
天気が今イチなので、芭蕉翁も感嘆した松島や〜の
気分にはなれませんでした。

船内にはテープで見所の島や岩の案内放送があります。
 
2020年に就航したばかりの姉妹船仁王丸とすれ違います。
臨時便が出ていなければ、あちらの船に乗れたのかも?。

残雪の山々と松島のコラボは、晴天で見たい景色でした。
 
波の浸食により穴の空いた島。

松島湾のシンボルと言われている仁王島です。
 
島の頭部分の岩が落ちない様に補強されているそうです。

返す返すも曇り空で残念です。
 

外海では大荒れの予感・・・白波が立っています。

カモメもかっばえびせんをあげるお客さんがいないので、
寂しそうでした。
   

松島海岸と福浦島を結ぶ福浦橋は縁を結ぶ出会い橋だそうです。

全然揺れることも無く、船に弱い私でも快適でした。
 
PM 2:24 17qの松島湾周遊コースは約50分でした。

料金は新造船仁王丸就航記念で\1,000円のところ、
公式サイトからの予約特典で100円引きの\900円でした。
 
続いて瑞巌寺を見学していきます。

岩を掘った洞窟の中に古い石仏がたくさん並んでいます。
 
モミジや蔦の新緑が滴る様に鮮やかです。

赤いツツジもとても鮮やかで綺麗です。
ところが拝観料が700円と言うことで、中に入るのは中止しました。
 
後ろに見える鈴木屋さんで、実家への牛タンや職場への
お土産を買い、宅配便で送ってもらいました。

PM 2:57 五大堂を見ていくことにしました。
 
五大堂の名前だけは聞いたことがありますが・・・
どんなところでしょう?。

赤い橋は板が渡してある所以外は隙間が大きく、
気をつけなければ危ないです。
 
伊達政宗公が慶長9年(1604)に創建したものだそうで、
よく残っているなと感心しました。私の地元なら、
よく台風が直撃するので、海沿いにこんなに大きな屋根が
張り出していては、ひとたまりも無いと思います。

五大堂からの松島湾の眺め。
 
五大堂からの松島湾の眺め。

五大堂からの松島湾の眺め。
 
五大堂からの松島湾の眺め。

PM 3:20 松島を出発し今夜の宿へ向かいます。
 
3年ぶりに行動制限解除の連休で、
人出の多い松島をあとにします。

当初の予定を変更して、下道でホテルのある多賀城へ向かいます。
 
PM 3:30 塩釜市に入りました。

PM 3:41 多賀城市に入りました。
 
PM 3:51 スマイルホテル仙台多賀城に到着しました。

スマイルホテルと仙台港フェリー埠頭との位置関係。

禁煙ツイン朝食付きで、1人\4,450円(ツイン2人\8,900円)とかなり安いです。
ちなみに、隣のルートイン仙台港北はツイン\12,200円でした。
 









お風呂は一般的なユニットバス
では無く、独立したバスルーム、
しかも縮こまって入らなくても、
そこそこ手足を伸ばして入れ、
窓も大きく明るくて、
ビジネスホテルとしては
珍しい作りになっていました。
窓の向こうに見えるのは、
ホテルルートイン仙台港北です。

PM 5:59 入浴も先に済ませ、食事に向かいますが寒い!
バイク用のジャケットを着込むほど冷え込んできました。
 
PM 6:03 仙台に来たからには、名物の牛タンを食べない訳にはいきません。
予めネットで検索したら、ホテルの近くに
牛タン炭焼き利久多賀城店を見つけ、
皆に提案し了承してもらいました。

PM 6:12 日曜日と言うことも有り、満員でかなり待たされる様なら
他へ行こうか?と話していましたが、程なく呼ばれて入店。
 












私たちとM@岡崎さん
A@FXSTCさん4名は
食事に牛たん極定食。
3枚6切れ、テールスープ付き
\2,904円を注文しました。

今日も無事の到着に乾杯。
 
ネギのたっぷり入ったテールスープ。

こちらが牛たん3枚6切れの牛たん極焼で、
ごはんは麦ごはんです。
 
デザートにおはぎが付いてきました。

どれどれ本場の牛たんのお味は?
 
このとき頭に浮かんだのは・・・何故麦ご飯とテールスープがセット?
帰宅してからネットで検索すると、出てくる出てくる・・・
同じような疑問を持った人がこんなに多いとはビックリ。

yahoo!知恵袋より抜粋
仙台にはアメリカ軍(進駐軍)の基地があったのですが、アメリカ人は牛肉を
沢山食べますが、舌やしっぽは食べないので、半ば捨てられるかのように
日本人に回ってきたのです。
だから牛タンとテールスープがセットになってるんですね。
で、お米ですが、食糧難なので十分にお米がありません。
そこで麦飯で代用・・・というワケです。

本場の牛たんで5人全員での仙台の夜は更けていきました。
 
牛たんのお店ですが、和菓子も取り扱っている珍しい業態のお店です。

PM 7:11 仙台の名物を満喫した夜でした。
 
帰りにM@岡崎さんにシングルの部屋を見せて頂いたら・・・
部屋の広さはツインと同じなのにベッドがセミダブルと大きい。
朝食付きの料金がツイン÷2と同じなら、こちらの方がベッドが
広々していて良いと感じました。


本日の走行距離は140.2qでした。


2022/05/09 (月) ツーリング5日目


AM 6:08 今日でいよいよ東北最終日となりました。
曇り空ですが雨の心配は無さそうです。
 
AM 7:25 東京にいる娘さんの所へ泊まりに行く、
N@BOLTさんとは、ここでお別れです。
気をつけて行って下さいね、お疲れ様でした。

AM 7:37 ホテルでの朝食バイキングです。
 
東北での最後の食事は時間に余裕があるので、
ゆっくりと頂きました。

AM 9:26 スマイルホテル仙台多賀城を出発し、
仙台港のフェリー乗り場に向かいます。
 
AM 9:33 仙台港のフェリー乗り場に到着・・って近すぎない?。

AM 9:37 私たちが乗船する太平洋フェリー名古屋行きの「きそ」が、
北海道・苫小牧港から到着しました。
 
太平洋フェリーは「きそ」「いしかり」とも乗船経験がありますが、
仙台−苫小牧航路専用の「きたかみ」だけは乗ったことがありません。

仙台港フェリー埠頭のGoogle Earthの写真。到着しているフェリーは「きたかみ」です。

仙台港フェリー埠頭のGoogle Earthの写真。到着しているフェリーは「きたかみ」です。

AM 10:41 乗船手続きまで時間をもてあまして雑談中に、
こういうことなら青葉城近くのホテルに泊まり、
青葉城資料展示館を見学したり、伊達政宗公の
銅像前で記念撮影しても間に合ったね等アイディア続出。
 
AM 11:01 乗船手続きが開始されたので、カウンター前に並びます。
ネットで乗船名簿記入等の手続きは済んでいるので、
直ぐにチケットと船室のカードキーを受け取り、乗船時間を待ちます。

AM 11:13 配布された「名古屋行き」と印刷された、大きな荷札?の
ような札を細い針金で、ハンドルに縛り付けて準備完了。
乗船はPM 12:00 からなので、又時間をつぶさなくてはなりません。
 
フェリーターミナル2階の待合室で、愛知名古屋・東北仙台・北海道の、
すべてのお土産が揃う売店を覗いてみたり、M@岡崎さんの
ように業務連絡の電話をしたりして、乗船時間まで過ごしました。

AM 11:59 やっと乗船の時間がやって来ました。
 
PM 12:02 3回の北海道ツーリングの経験と、雨で搭乗ゲートの
下の鉄板が濡れて滑ることも無いので、緊張感なく乗船出来ました。

夏休みと違い、又連休も終わったので中も空いており楽でした。
 
係員からハンドルは真っ直ぐで、ギヤはローへ入れておくよう指示され、
直ぐにベルトでバイクの固定が始まりました。

PM 12:07 荷物を持って船室へ向かいます。
 
以前と違いフェリーターミナルのカウンターで、船室のキーを
受け取っているので、後ろに見えるインフォメーションに、
手続きの長蛇の列が出来ることも無く、直ぐに船室に向かえます。
コロナ禍で密を避けるため、手続き方法が変わったのですね。

部屋は1等インサイドでツインベッドでシャワー付きの部屋です。
ベッドの向こうに窓が見えますがただの明かり取りで、
外の景色は見えません。
  部屋の料金は1人\8,100円(早割適用)通常は\13,500円です。
バイク750cc超 \8,800円(早割適用)通常は\12,700円です。
2人での合計金額は\33,800円です。
フェリーに乗らないで陸路で帰った場合は、総距離 638.1km。
高速料金:仙台港北IC−三ヶ日、ETC 11,880円×2=23,760円
ガソリン代:638.1q÷平均26q/L=24.54L
24.54L×180/L円=4,417円×2=8,834円
高速代23,760円+ガソリン代8,834円=32,594円
以上のようにフェリーは、名古屋から自宅までの高速・燃料費が
入っていませんが、高速を638.1km走らず寝てこられると言うのが
魅力です。


PM 12:36 出航前に昼食を済ませることにしました。
レストランのランチバイキングは\1,100円ですが、
出航(PM 12:50)シーンが見たいので、手っ取り早く
軽食コーナーで、船のまかないカレーを頂きました。
\520円とリーズナブルなのに味もボリュームも満点です。
 
全員が船のまかないカレーに大満足でした。

PM 12:52 フェリーは定刻通り仙台港を出港しました。
 
間近で見る巨大な煙突には驚かれさせられます。

近くで煙突の大きさを実感しています。
 
曇り空なのであまり眺望が効きません。

「5泊6日のツーリングなのに雨が降らなくて良かったね、
これで明日名古屋でも晴れていたら万々歳だよね」と
会話が弾みます。
 
PM 1:08 部屋へ戻ることにします。

2人が私たちの部屋を見学に来ました。
 
PM 1:14 酔い止め薬を持ってくるのを忘れたので売店で買いましたが、
食事のあとで飲んだので効果が無く酔ってしまったため、
夕食は食べずに、横になっていました。

1等インサイドの私たちの部屋。
 
M@岡崎さんとA@FXSTCさんのS寝台の部屋(テレビ付き)


本日の走行距離は、ホテルから仙台港までの2.2qでした。


2022/05/10 (火) ツーリング6日目


AM 6:40 船酔いも良くなり、すっきり目覚めました。
 
朝食前に大浴場で入浴していきます。

AM 7:13 今船はどのあたりを航行しているのかと、
電波の入る窓際まで来て、GoogleMapで現在地を
表示すると驚き (゜Д゜) 自宅の直ぐそばでした。
 
AM 7:57 フェリーは愛知県の伊良湖岬沖を通過中。

何回か利用した事のある伊良湖ビューホテルが見えます。
 
こちらはR42から伊良湖岬へ向かうと見えてくる伊良湖ビューホテル。

三重県の神島(三島由紀夫原作・潮騒の舞台)も見えます。
この神島と伊良湖岬間が伊良湖水道と言い、潮の流れが速くて
伊勢湾に出入りする船舶が多いので、海上交通の難所で
海上保安庁の伊勢湾海上交通センターが置かれており、
航路や速度など細かく規制されています。
 
こちらは伊良湖ビューホテルから見えた神島です。

伊良湖ビューホテルから見える、伊良湖水道と神島。この狭い水道を大型船舶が行き交います。

AM 7:59 皆での最後の朝食にやって来ました。
 
レストランの朝食料金は\1,100円なのですが、
朝から1,100円も出せないよねと、軽食コーナーへ。

軽食コーナーのモーニングセットは\650円なので、
こちらで頂くことにしました。
 
想像していたのよりパンが小さいのはご愛敬。

焼きたてのパンとホットコーヒーで朝食を済ませます。
 
2人には量的に物足りなかったでしょうか。

フェリーの売店を覗きに行きます。
開店している時間が限られているので(レストランで人員を
取られている場合)は、なかなかタイミングが合いません。
 






客室スペースのある、
5階から7階までが見通せる
らせん階段。

フェリー限定のトートバッグがあったので買い求めました。
 
お土産を買い忘れた時の、最後のお助けショップです。

北海道から東北・東海地方の定番お土産が手に入ります。
 
AM 9:14 船内放送で、中部国際空港「セントレア」横を通過するので、
ご覧下さいと案内が有り、見にデッキへ出てみました。

以前より航空機の数が少ないように見受けられます。
 
名港トリトンも見えてきました。

金城埠頭にある国際展示場です。
モーターショー等の会場になるところです。
 
AM 10:03 名港西大橋をくぐるので、是非ご覧下さいと放送が。

M@岡崎さんも、いつも上を走っているけど、
橋を下から見ることは中々無いのでと、見学することに。
 
日差しが出てきて温かくなってきました。










今度はいつ乗れるのでしょうか
とか思いながら・・・
ツーリングの余韻に浸っている
暇はありません。
この橋をくぐれば、
フェリー埠頭は直ぐそこです。
 
巨大なフェリーなので、煙突が橋の下すれすれに通過します。

平日の午前10時過ぎですが、交通量は多めの伊勢湾岸道です。
   

大型トラックが片側3車線ある伊勢湾岸道を、連なって走っている様子が見て取れます。

こちらは姉妹船のいしかりが名古屋港へ、
入港するシーンです。
 
2018年7月15日AM 9:19 撮影

2018年7月15日AM 9:21 撮影
   

名古屋フェリー埠頭のGoogle Earthの写真。北海道行きの名古屋港発着は一日おきなので、船のない日に撮影されたようです。

AM 10:19 接岸して車両甲板へ出られるのを待ちます。
 
AM 10:22 早速バイクに荷物を積み込み、下船の準備をします。

AM 10:28 準備も整い下船します。
 
一晩過ごしたフェリーともお別れです。

名古屋港に到着したばかりの「きそ」全景。

こちらは2018年7月15日 撮影の「いしかり」ともに船長は199.9メートルあります。

AM 10:32 名残惜しくて、つい振り返ってしまいました。
 
AM 10:36 伊勢湾岸道・名港中央ICに入り、豊田方面へ向かいます。

平日でも東北と違い交通量が多く、気が抜けません。
 
3車線の一番左をゆっくり帰ります。

AM 10:48 豊明ICで降りられるA@FXSTCさんとはここでお別れです。
ありがとうございました、お疲れ様でした。
 
AM 10:50 豊田JCTから東名に入ります。

AM 11:20 音抽洛SICで東名を降りて、国道1号線へ出ます。
 
AM 11:38 豊川市国府からはR23へ。

R23はいつも上下方向とも混雑しています。
 
七根ICでR23を降りて給油していきます。

自宅近くのエネオスで給油後、自宅到着はPM 12:21 でした。
 

出発前の週間天気予報では、連休の間中雨か曇りの予報が
多かったのですが、いざ出発してみると、前半は毎日快晴で、
後半も夜中に降られても、朝になれば道路が乾いていて、
一度もカッパを着る事無く、快適なツーリングが出来ました。
5泊6日のツーリングで、一度も雨に降られなかったことは、
まさに奇跡的と言うほかありません。
事故もトラブルも無く行ってこられて、何よりでした。
リーダーのM@岡崎さんはじめ、皆さんどうもお世話になり、
ありがとうございました、お疲れ様でした。


本日の走行距離は92.3kmでした。

6日間の総走行距離は1,345.6kmでした。

XLH883 の燃費 (ハイオクガソリン)

給油場所

走行距離 (km)

給油量 (L)

燃費 (km/L)

単価 ()

梓川SA

238.1

7.63

31.21

194

黒埼PA

251.6

7.61

33.06

197

山形遊佐町

191.4

6.39

29.95

185

盛岡市

243.8

7.60

32.08

166

陸前高田

162.1

6.25

25.94

186

豊橋市

224.4

7.99

28.09

170

合 計

1,311.4

43.47

平均 30.17

合計 7,944

 

FXDL ローライダー 1340cc の燃費(ハイオクガソリン)

給油場所

走行距離 (km)

給油量 (L)

燃費 (km/L)

単価 ()

梓川SA

237.9

9.06

26.26

194

黒埼PA

251.3

9.27

27.11

197

山形遊佐町

191.3

7.55

25.34

185

盛岡市

243.6

9.53

25.56

166

陸前高田

162.0

7.31

22.16

186

豊橋市

224.2

9.56

23.45

170

合 計

1,310.3

52.28

平均 25.06

合計 9,547

     

宿泊費明細

ホテル名

宿泊地

一人あたり料金(税込み)

ホテルルートイン
鶴岡インター

山形県鶴岡市

朝食付き  5,525円

乳頭温泉郷
黒湯温泉

秋田県仙北市

一泊二食 17,600円

岩手三陸の宿
沼田屋

岩手県陸前高田市

一泊二食  7,150円

スマイルホテル
仙台多賀城

宮城県多賀城市

朝食付き  4,450円

   

宿泊費合計 34,725円

     
 

フェリー料金(A期間適用)2022年5月8日〜7月20日

1等インサイド 大人1名

(早割適用) 8,100円

通常時 13,500円

オートバイ 運賃1台

750cc超 8,800円

通常時 12,700円

合計金額

16,900円

26,200円

下のC期間と比べお盆休み期間の半額ほどで行ってこられました

※参考値・フェリー料金(C期間適用)2022年8月8日〜8月17日

1等インサイド 大人1名

インターネット割引
C期間基本運賃から5%割引
17,575円

通常時 18,500円

オートバイ 運賃

インターネット割引
C期間基本運賃から5%割引
14,725円

通常時 15,500円

合計金額

32,300円

34,000円

1台当りの高速料金(ETC)ゴールデンウィーク中は休日割引無し

利用区間

距離

料金(二輪車定率割引
     適用後)
通常料金(参考)

岡崎東IC−朝日まほろばIC

550.7km

5,870円

9,390円

三滝堂IC−松島北IC

54.1km

210円

210円

盛岡南IC−平泉前沢IC

73.3km

1,750円

1,750円

名港中央IC−音抽洛SIC

53.6km

1,710円

1,710円

合計金額

9,540円

13,060円

 

ツーリング費用総額(昼食など飲食費とお土産は除く)

チーコ@XLH883

69,109円

@FXDL

70,712円

合計金額

139,821円