2017/06/03-04


2017年6月3日、能登半島一周のツーリングに行ってきました。
AM 6:21 自宅を出発し、R23バイパスからR1へ出て、
音羽蒲郡ICから東名高速へ入り、AM 7:14 美合PAで休憩。
 
AM 7:37 集合場所の東海環状道・鞍ヶ池PAに到着。
すでにメンバー3名が待っていました。

AM 8:16 鞍ヶ池PAを出発します。
メンバーは先導にM@岡崎さん、A@FXSTCさん、N@BOLTさん、
私チーコ、主人の5名で、まずは最初の目的地、世界遺産白川郷を目指します。
 
梅雨入り前の好天とあって、高速も混んでいます。

AM 9:17 瓢ヶ岳(ふくべがたけ)PAで最初の休憩です。
 
AM 9:45 瓢ヶ岳PAを出発します。

いつも郡上八幡を通るたびに、お城は何処にあるのか気になっていましたが、
今回逆方向から通ったため、初めて山の上に確認できました。
 
高山から名古屋方面へ走っていると、手前の山が邪魔になり
見えませんでしたが、今回やっと見ることが出来ました。

AM 10:22 荘川ICで東海北陸道を降ります。
 
荘川ICを出て直ぐ横の、道の駅・桜の郷荘川で休憩します。

ただ今の気温は17℃と、天気のいい6月とは思えない寒さです。
 
バスが3路線も乗り入れていますが、昼間の時間帯は
3〜4時間バスがありません。

AM 10:50 道の駅・桜の郷荘川を出発します。
 
荘川ICで降りて、御母衣湖沿いを白川郷まで下道で行くのには、
訳があります。高速で白川郷ICまで行くと、20q近く迂回する上、
トンネルばかりでバイクには排気ガス等キツいからです。

AM 11:00 NHKのプロジェクトX 挑戦者たち「技術者魂よ、永遠なれ 桜ロード 巨木輸送作戦」(2002年放送)で紹介された、
荘川桜の横を通ります。青々と葉が生い茂り、強い生命力を感じます。

満開の荘川桜(画像提供・高山市公式観光サイト

気温はどんどん下がり14℃と、日が当たっているのにもの凄く寒いです。
 
御母衣ダムの堰堤が見えてきました。

高さ131メートルと日本屈指のロックフィルダムは、近くで見ると迫力があります。
   

白川郷近くまで来ると、茅葺き屋根の葺き替えを見ることが出来ました。

すでに世界遺産の中を走っています。
 
AM 11:30 白川郷の駐車場に到着しました。

庄川に掛かる吊り橋を渡り、合掌集落へと向かいます。

団体ツアーの観光バスがズラリと並んでいます。
 

吊り橋がゆさゆさ揺れるので、気をつけて渡ります。
 
綺麗な用水路の中に、大きなマスが泳いでいました。

時刻も丁度お昼時なので、先に食事を済ませることにしました。
 
寒さで体が冷えたので、私は暖かいかけそば850円を頂きました。
主人はかけそばセット1,050円を頂きましたが、観光地とあって値段は高いです。
今回の昼食、N@BOLTさんに奢っていただき、ごちそうさまでした。

全席厨房をぐるりと囲む、カウンター席のお店でした。
   

綺麗なアヤメの前で記念撮影。

青空の下でこの景色を見たかったのに、一寸残念です。

稲が黄金色に色づく季節にも見たいですね。

一般公開されている合掌造りを見学するつもりでしたが・・・
300円の入場料と、ブーツを脱ぐのが面倒と言うことで、
皆が帰ってきたので笑ってしまいました。
 
お土産屋さんを覗いています。

白川郷も日本人より、中国のお客さんの方が多くてビックリです。
 
白川郷の散策を楽しんだので、再び吊り橋を渡り駐車場へ戻ります。

PM 12:50 白川郷を出発します。
 
寒さもさることながら、空模様も気になります。

PM 1:09 富山県に入りましたが・・・この後岐阜県に逆戻り、又富山県・・・
合計7回県境を越える事になります。その訳は下↓の地図をご覧ください。
   

庄川が県境になっているため、富山県と岐阜県が橋を渡るたびに替わるという訳です。
   
PM 1:16 五箇山で最初の給油をします。
この頃雨粒が落ちてきましたが、濡れるほどではなく助かりました。

PM 1:25 五箇山ICから東海北陸道へ入ります。
 
小矢部砺波JCTから能越道を走っていると、北陸新幹線と遭遇。
初めて北陸新幹線を見ましたが、アッという間にすれ違いました。

能越道は料金支払いが現金のみとあって、バイクにとって非常に面倒です。
今回はリーダーのM@岡崎さんに、まとめて払って頂き助かりました。
 
寒ブリで有名な氷見漁港はもうすぐです。

PM 2:15 道の駅・氷見が見えてきました。
 
道の駅・氷見に到着しました。

屋上の展望テラスに上って見るも、今回も立山連峰は雲に遮られて見えません (>_<)

今まで何回か氷見を訪れていますが、一度も立山連峰を見ることが出来ず残念です。
 
イートインスペースでティータイムです。
氷見カレーとか海鮮丼の幟が気になりますが、ここでつまみ食いすると、
民宿のご馳走が食べられなくなってしまうのでガマンです。

PM 3:00 道の駅・氷見を出発します。
 
PM 3:14 石川県に入りました。

七尾の町が見えます。
 
R159へ右折し七尾方面へ。

PM 3:56 道の駅・なかじまロマン峠に到着。
 
現在地とこれから向かう、のと里山海道と珠洲道路を確認していると・・・
アレ?このシーン何処かで見た様な・・・

2002年5月12日の白川郷と能登半島ツーリングでのシーンでした。
4名は同じメンバーですが、15年の歳月を感じさせる写真に、
年を取ったなぁとしみじみ実感 (^_^;)
   

赤い矢印の先、見附島が本日の宿泊地。赤い四角で囲ってある場所が、明日寄っていく観光地。

PM 4:10 道の駅・なかじまロマン峠を出発します。
 
無料のバイパス、のと里山海道へ乗り入れます。

最高速度は80q/h で信号機もなく、
一気に距離を稼ぐことが出来て快適ですが・・・
 
気温は14℃で日差しもないため、
体が冷え切ってしまい苦行の様なツーリングです。

PM 5:12 珠洲市にある民宿、田崎荘に到着しました。
 
食事の前に温泉で冷えた体を温めます。
上の写真は大浴場で、この日は男性客が多いので男湯になっていました。
(画像提供:JTB)

こちらは中浴場で女湯でした。 (画像提供:JTB)
 
PM 6:10 お疲れ様の乾杯とともに、お待ちかねの夕食です。

豪華な海の幸が並びました。左下にあるのは田崎荘名物の海藻しゃぶしゃぶ。
左から、アカモク・ワカメ・神馬草(ギバサ)で「いしる」(魚醤)を薄めたつゆに浸けて食べます。

焼き魚は旬の物を出してくれるそうで、この日は鯛の尾頭付きです。(*^_^*)
 
後から出てきた煮魚です。

突然ですがここで問題?です、私の隣にいる女性は誰でしよう・・・
と言うのは冗談で、
なんと、私が何回も通っている
女性だけのライディングスクール
チームマリ
インストラクターUさんとバッタリ
!!! 関東在住のUさんと、
愛知県から来た私が、遠い石川県能登半島の同じ宿で、
ツーリング同士で出会うとは、
まさに奇跡 としか思えませんでした。
一人旅のUさんでしたが、民宿の方に言って同じテーブルに
セッティングして頂き、遅くまで女子会で盛り上がりました。
 
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生徒としてインタビューを受けるチーコ。
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男性ライダーでも一見の価値ありです。

新鮮な海の幸に舌鼓。
 
料理も温泉も大満足の宿です。

初めて食べる海藻しゃぶしゃぶ。いしるを使ったつけ汁が、
ポン酢とは違った美味しさです。
 
歯ごたえがたまらない神馬草と言う海藻。

生のわかめもしゃぶしゃぶすると・・・
 
鮮やかな緑色になり、食欲をそそります。

こうして能登の一日目は終了。
本日の走行距離は、445km でした。
     

2017/06/04


AM 6:24 能登ツーリング2日目。
昨日より天気が良く、青空も望めます。
写真の赤丸の部分に、後で行く見附島の上の部分が見えています。
 
幹事のM@岡崎さんが、宿泊を田崎荘に決めた理由の一つが、
ツーリング客用のバイクガレージがあることです。
上の写真の部屋は私たちのグループ。

こちらの部屋は他のグループ。
 
ただ屋根があるだけじゃない、シャッター付きのガレージです。

民宿田崎荘全景。
 
民宿田崎荘は見附公園の真ん前で、海水浴場も徒歩2〜3分です。

AM 7:03 朝食には焼きたてのハタハタや温泉卵等、民宿らしい和食です。
 
ご飯(お米)がとても美味しかったのがうれしいです。

朝からお腹いっぱいになりました。
 
AM 8:10 他のグループの方に全員で撮って頂きました。

AM 8:13 民宿田崎荘を出発します。
民宿田崎荘の宿泊料金は、一泊二食付きで¥11,500/一人 でした。
 
AM 8:14 アクセルひとひねりで、見附公園駐車場に到着してしまいました。

ちょっと感動です・・・写真やテレビで見たことはあったはずですが、まさか手が届きそうな至近距離に見附島(軍艦島)があるとは。

今更の感がありますが、えんむすびーちで幸せの鐘を鳴らしました。
 
写真の看板には、能登半島国定公園 見附島 (別名 軍艦島) とあり、
堂々とした姿はまさに軍艦だなと思いました。

正面から見た見附島。

AM 8:26 見附公園を出発します。
 
R249で日本海側へ出ます。

能登半島も先端近くは、海岸沿いを一歩離れ内陸に入ると、山また山の連続です。
 
AM 8:45 海が見えてきました。

見附島があった湾内と違い、冬型の様な気圧配置になったせいでしょうか、海が荒れています。

所々に、NHKの連続テレビ小説「まれ」で有名になった、揚げ浜塩田が目に付く様になりました。

6月というのに、冬囲いの家も見かけました。
 
海からの風が冷たいです。

AM 8:53 道の駅・すず塩田村に到着しました。
 
海水を煮詰めるのに使う塩釜はこの大きさ。

季節が逆戻りした様な荒れた日本海です。
 
道の駅でコーヒータイム。

AM 9:17 道の駅・すず塩田村を出発します。
 
道の駅・すず塩田村でのお土産は、一人3パックまで限定の揚げ浜塩と、
実家や自分用に塩羊羹、職場にはひとくち塩羊羹を買い求めました。

絶景が続く曽々木海岸付近。

多くのツーリングライダーとすれ違い、中には手を振っていく人もいたりして、北海道ツーリングを思い出します。

素晴らしい絶景が続き、バイクに乗っていて最高に楽しい時です。

所々で見かけた塩田と直売所。
 
AM 9:32 道の駅・千枚田ポケットパークに到着しました。

早速千枚田を見に展望台へ向かいます。

日本の棚田百選にも選ばれている「白米の千枚田(しろよねせんまいだ)」。田植えの終わったばかりの棚田がとても美しいです。

青い海と緑の水田とのコントラストが素晴らしいですね。
 
千枚田をバックのつもりが、ほとんど分からなくなってしまいました。

いつか黄金色に染まった千枚田も見てみたいと思いました。

AM 9:45 道の駅・千枚田ポケットパークを出発します。
 
日本海側に沿って走るR249は交通量も少なく、信号も無いためとても快適です。

昨日とは違い日差しもあり、寒さを感じることも無く快適なツーリングです。
 
テレビCMでおなじみの、輪島温泉 ホテル高州園が見えてきました。
いつかあそこに泊まって、
御陣乗太鼓を見たいですが、お高いんでしょうね。

AM 9:58 輪島朝市駐車場に到着しました・・・観光バスがズラリ並んでいます。
 
バイクを置いて、早速朝市探索。

日曜日とあってもの凄い人出です。
 
早速N@BOLTさんが、お酒のおつまみに干物を購入しています。

私は15年前に、蟹を大勉強して頂いたおばさん2人を探していますが・・・
 
さすがに高齢となり引退されたのでしょうか、2人とも見当たりませんでした。

結局こちらのお店で、ノドグロ・ササガレイ・真鯛の
干物をお土産に買い求めました。
 
お土産もゲットし、駐車場へ戻ります。

AM 10:52 輪島を出発します。
 
右折してR249で門前方面へ向かいます。

再び快適なシーサイドロードです。
 
AM 11:33 琴ヶ浜泣き砂パーク横を通過。

AM 11:47 道の駅・とぎ海街道に到着しました。
 
道の駅裏手の階段を上り海岸へ出ると、
ギネス認定の世界一長い(460m)ベンチがあります。

世界一長いベンチに座り眺める日本海も、鳥取砂丘の上から眺めた日本海も、北海道積丹半島神威岬から眺めた日本海も、
いつもこのメンバーと一緒だったなと、感慨深いものがあります(良き友に感謝です)。

当地増穂が浦は、右奥に見える半島が風よけとなるため、揚げ浜塩田のあった地域と違い波も無く穏やかです。

砂浜には浜昼顔が満開でした。
 
しばしの休憩タイム。

PM 12:05 お昼になったので、道の駅レストランで昼食を頂きます。
 
私と主人はかき揚げざるそば¥850

サザエのつぼ焼きは2個で¥500 とお値打ちだったので、これも頂きました。
 
A@FXSTCさんは地魚 海鮮丼¥1,600

M@岡崎さんは、ざるそば ミニかき揚げ丼セット¥900
 
N@BOLTさんは、能登豚のスタミナ丼¥950

そばは腰があり、大きな甘エビのかき揚げがとても美味しかったです。
 
道の駅のレストランですが、満足の食事でした。

土屋 太鳳さん主演で放送された、「まれ」のロケ地を巡れて大満足です。
 
PM 12:54 道の駅・とぎ海街道を出発します。

羽咋市手前からR249はやや内陸部を通ります。
海岸沿いには
千里浜なぎさドライブウェイがありますが、
バイクが錆びてはいけないので、キャンセルしました。
 
北陸道に乗るため、富山県の小矢部に向かいます。

R471は対向車も信号も無く、一部道幅の狭い所もありますが、
バイクなら何の問題も無く、快適に走行できました。
 
PM 2:05 富山県小矢部市に入りました。

PM 2:15 北陸道の案内があり一安心。
 
PM 2:22 小矢部ICから北陸道(新潟方面)へ入ります。

PM 2:24 たった2分走っただけで、小矢部川SAに到着。
 
小矢部川SAで休憩していきます。

昨日今日と鈴鹿ではチームマリのレッスンがあり、
昨日私とインストラクターのUさんが、
珠洲の民宿でバッタリ会った話題で持ちきりだったそうです。
 
PM 3:00 小矢部川SAを出発します。

PM 3:01 小矢部砺波JCTから左、東海北陸道へハンドルを切ります。
 
さらに能越道との分岐があるので、ここはそのまま直進岐阜方面へ。

東海北陸道は、白鳥ICまでは対面通行なので注意が必要です。
 
東海北陸道には54本のトンネルがあり、私たちは美濃関JCTまで行くのですが、
それでも51本のトンネルを通らなければなりません。
なかでも飛騨トンネルは、全長10,710mで道路トンネルとしては山手トンネル、
関越トンネルに次ぐ日本国内3位、世界でも12位の長さを誇っています。

PM 3:30 白川郷の横を通過しました。
 
東海北陸道も白鳥〜飛騨清見間で、4車線化工事をしていますが、
私たちが現役ライダーでいる間に完成するのでしょうか・・・

PM 4:09 ひるがの高原SAに到着しました。
 
ひるがの高原SAは大混雑しているので、
給油だけ済ませて次のPAで休憩します。

PM 4:33 ぎふ大和PAで休憩していきます。
 
PM 4:47 ぎふ大和PAを出発します。

PM 5:10 美濃関JCTから左、東海環状道へハンドルを切ります。
 
PM 5:57 鞍ヶ池PAに到着しました。

PM 6:20 ここ鞍ヶ池PAで解散となりました。
心配された天候にも恵まれ、初日こそ寒さとの戦いでしたが、
2日目は絶好のツーリング日和となり、渋滞にはまることも無く、
トラブルもなく帰ってこられました。
幹事のM@岡崎さん、N@BOLTさん、A@FXSTCさん、お疲れ様でした。
 
PM 6:24 豊田東JCTから新東名を使って帰ります。

PM 6:30 岡崎SAに到着しました。
まっすぐ家に帰っても夕飯が無いので、ここで食事していくことにしました。
 
狙いは名古屋名物「矢場とん」のみそかつです。
大勢並んでいるお客さんの後ろに付き、順番を待ちます。

主人はロースとんかつ定食¥1,200を注文。
 
私はみそかつ丼¥1,200を頂きました。
とんかつソースは八丁味噌をブレンドしてあるのに、
お味噌汁は何故八丁味噌の赤だしじゃないのでしょうか?

お腹が空いているせいもあり、美味しく頂きましたが、
とんかつはやはり、
豊橋の武蔵 に限りますね。
 
PM 7:14 新東名・岡崎SAを出発し、PM 7:58 東名・三ヶ日ICで高速を降りました。

PM 8:24 自宅近くの鈴与で最後の給油後、自宅到着は8:30 でした。
本日の走行距離は 509km。総走行距離は954km(XL1200のメーター)でした。
 

XL1200CA の燃費 (ハイオクガソリン)

給油場所

走行距離 (km)

給油量 (L)

燃費 (km/L)

単価 (円)

南砺市上平

269.2

11.05

24.36

146

輪島市

232.8

11.22

20.75

136

ひるがの高原SA

220.2

9.40

23.43

157

豊橋市

231.8

9.14

25.36

137

合計

954km

40.81

平均 23.38

燃料費計 5,867

FXDL ローライダー 1340cc の燃費(ハイオクガソリン)

給油場所

走行距離 (km)

給油量 (L)

燃費 (km/L)

単価 (円)

南砺市上平

262.6

11.10

23.66

146

輪島市

227.3

9.36

24.28

136

ひるがの高原SA

214.7

8.35

25.71

157

豊橋市

226.0

8.76

25.80

137

合計

930.6

37.57

24.77

燃料費計 5,404