2010/05/29-30


2010年5月2930日と、三河チャプターの一泊ツーリングがあり、主人と参加してきました。
コースは世界遺産・白川郷を見て、石川県七尾市の民宿に泊まり、翌日は金沢経由で福井県に入り、
九頭竜湖沿いを走り、岐阜県白鳥経由で豊橋に戻ってくる、ワインディング満喫のコースです。

自宅をAM5:45 出発し、豊川ICから東名高速に乗り、
集合場所の東郷PAには、AM6:43 に到着しました。
集合時間は7時30分と早めですが、豊田ジャンクションの
渋滞を避けるため、早めの設定となっています。
天気は曇りでも雨の心配は無さそうでが、
朝が早いため気温は低く寒いです。
 
AM7:39 出発前のミーティングが始まりました。

いつものように、ツーリングリーダーのM@額田さんから、
コースなどの説明を受けています。
ほとんどのメンバーが初めてのコースと言うことで、
2回も下見に行かれたリーダーには、本当に頭が下がります。
 
AM7:46 参加台数は16台、参加者はタンデム2名+の18名で
元気よく出発しました。

AM8:20 名神高速・一宮ジャンクションから、
東海北陸道へ入ります。名古屋を過ぎた辺りから
青空が広がり、日差しが眩しいくらいです。
 
AM8:43 長良川SAに到着、約20分の休憩の後
AM9:02出発し、高速を下りる荘川ICを目指します。

AM9:52 荘川ICを出て直ぐの道の駅・桜の郷荘川に到着しました。
 
休憩時間はたっぷり30分取ってあるので、
道の駅に隣接している温泉の方へ行ってみると、
いい匂いが・・・
飛騨牛の串焼き(1本400円)を焼いていたので、
朝が早くお腹も空いていたので、買い求めました。

値段は高いですが、お肉は柔らかく最高です。
 
ひだ荘川温泉・桜香の湯前には無料の足湯がありました。
高速走行で冷えた身体には、足湯とはいえありがたかったです。
尚、足が太く見えるのは、ワイドレンズによる
撮影の為です
\(^^;) ウソ。

AM10:33 次の目的地、白川郷を目指し出発します。
 
R156は交通量も少なく快適な走行が出来ます。
高速が白川郷まで通っているため、多くの観光客は直接
白川郷まで行くようですが、こんなに素敵な自然の中を
のんびり走ることが出来る、僅か35キロ程の道を
使わない手はありません。
(高速は飛騨清見を迂回するため約50キロ)

AM10:55
新緑の美しい
荘川桜横を通り、御母衣湖沿いを北上すると、
高さ131メートルの、巨大なロックフィル式御母衣ダムを、
グルッと回って下りていきます。
 
新緑の中、快適な走行が続きます。

AM11:14 白川郷・せせらぎ公園駐車場に到着しました。
 
バイクの台数が多いので、二輪車専用スペースに
置き切れませんでしたが、係員の方が直ぐに
対応してくれました。
バイクの駐車料金は200円です。

であい橋を渡り、萩町合掌集落へ向かいます。
歩いているときは気がつきませんでしたが、
止まって景色を眺めていると、身体が上下に
大きく動き、吊り橋である事に気がつきました。
 
合掌造りの撮影スポットを探しながら、集落の中を
歩いてます。外観は合掌造りでも、食事処の看板が
あったり、お土産店だったり・・・
せっかくなので昔からの合掌造りの前で撮りたいですよね。

普通の民家の前をお借りして、チャプターフラッグを囲んでの記念撮影。

この後は集落内を散策しながら、
お昼を食べられるところを探します。
 
こちらの建物は、白川郷で一番大きな合掌造りだそうです。

M@額田さん達が入ったお蕎麦屋さんは、満席だったので
私は違うお店を探して歩きました。
 
私達が入ったのは、お食事処 けやきと言うお店で、
看板メニューの「飛騨牛みそ焼定食、1,575円」を注文しました。
お肉が柔らかくて、最高の味でした。

田植えが終わったばかりの水田に合掌造りが写り、とてものどかで満たされた気分になります。

PM12:37 12時50分の集合時間が近づいて来たので、駐車場に戻ります。
向こうに見える残雪の山と、手前に見える山の新緑とのコントラストがとても美しく見えます。

PM12:57 白川郷を出発します。
 
PM1:32 岐阜との県境を越え、富山県に入り五箇山地区を
順調に走行しています。県境と言えば、最初の橋を渡り
富山県に入ったぁ〜と思ったら、2本目の橋を渡ったら
岐阜県に逆戻り???初めてここを走られた
メンバーは、岐阜と富山が橋を渡るたびに表示されていて、
頭が混乱した事でしょう。私達も8年前のツーリングで、
初めて走った時訳が分かりませんでした。











左の地図をご覧頂くと分かって
頂けると思いますが、庄川が県境
となっているため、橋を渡るたびに
県境を越えるという訳なのです。
そのため3キロも無い距離で、
7回も県境を通過するという、
珍しい国道なのです。

白川郷ではよいお天気でしたが、富山県側に入ると
雲が低く垂れ込め、気温も下がってきて寒くなってきました。
 
PM2:22 砺波市内で給油しました。
スポーツスターはタンクが小さいので、長良川SAで
一回目の給油は行ってあります。
高岡市から今まで走ってきたR156と別れ、
一部R8号を経由して、R160号で氷見市へ向かいます。

PM3:31 氷見市にある海鮮館に到着しました。
 
ここは道の駅にもなっていて、海産物の販売コーナー
以外にも、レストランや休憩所も充実しています。
ここでお土産に干物を、クール便でそれぞれの
実家に送りました。8年前も今回も、ばかに品数が
少ないと思ったら、朝8時開店で、売り切れ次第終了
とのことでした。お土産を買うなら夕方ではなく、
帰りの日の朝寄った方がいいことに今回気が付きました。

PM4:30 氷見・海鮮館を出発し、今宵の宿へ向かいます。
 
阿尾森林公園を過ぎた辺りから、R160号は富山湾沿いを走り、
快適なシーサイドラインとなり、潮の香りが鼻をくすぐります。

PM4:50 富山県から県境を越え、石川県に入り
わずか200メートル余りで、今夜お世話になる
民宿「サンヒルズのと」の看板が見えてきました。
 
PM4:52 和風民宿「サンヒルズのとに到着しました。
ここは石川県七尾市ですが、七尾市役所まで19キロ程。
富山県氷見市役所まで15キロ弱と微妙な位置関係です。
生活圏はどちらになるのでしょうね。

おかみさんの出迎えを受け、中へと案内されます。
 
夫婦3組は個室ですが、男性陣は二間続きの大部屋と
10畳の2部屋に分かれます。
大部屋は修学旅行以来だけど、枕投げはしない代わりに、
酒盛りが深夜までつづきそうだと大笑いです。

体型に合わせて浴衣を選んで頂けるなんて、
民宿とは思えないようなきめ細かいサービスで、
メンバーの評判も上々でした。
 
二階の私達の部屋から見える、対岸の魚津・黒部市方面ですが・・・
8年前同様曇っていて、絶景の立山連峰は見ることが出来ません。
上の到着した写真の所に民宿のリンクを貼りましたので、
そちらでご覧になってください。

食事の前に露天風呂で冷えた身体を温める、メンバーの皆さん。
 
こちらは内風呂ですが、民宿なのでお風呂が狭いだろうから、
交代で入るようにしようと、遠慮していたメンバーが多かった
のですが、最初に入ったメンバーが、お風呂大きいよと教えて、
食事前に大盛況となりました。

PM6:07 いよいよお待ちかねの夕食ですが、酔って顔が真っ赤になる前に記念撮影。

無事の到着と、明日も楽しい走りが出来ることを祈念して乾杯!!
 
皆さんお疲れ様でした。

最初に出されたのは、いか・わかめ・ワラビのみそ和え、
氷見うどん、カレイの煮付け、もずく。
 
鯛の尾頭付き。

刺身の舟盛り。(写真は四人前) うに、?貝、さざえ、甘エビ、さより、ぶり、鯛、マグロ、イカ、ホタルイカ。
刺身はどれも美味しく、豊橋では口に出来ないような物ばかりでした。

アンコウの肝が入った海鮮鍋。
 
貝と山菜の天ぷら。

焼岩牡蠣。
 
デザートのメロン。

初参加の方もおられるからと、恒例の自己紹介の始まりです。
 
私も昨年NHKテレビに出演した話を少し紹介したところ、
番組を見てないから見てみたい(ビデオを)という方が
おられたので、持って行ったDVDをお渡しできました。

皆さんの笑顔で、お料理に満足されたことが伺えますね。
 
こうして、5月29日の夜は更けていきました・・・
一部、二次会に出掛けられた方もおられたようですが、
私達、9時過ぎには日本海で船を漕いでいました。ZZZZZ・・・・・

明けて5月30日、午前5時前頃には目が覚めて、
起き出しました。窓の外に目をやると、カモメが
次から次へと渡って行きます。
えさを求めてねぐらから飛び立って行くようです。
 
AM6:20 朝風呂を楽しんだ後、散歩に出掛けようと
外に出てみたら、夕べ遅くまで飲んでいただろうと
思われる仲間が、もうすでに起き出していて、
タフだなぁと羨ましくなりました。

民宿を正面から見た場面です。広大な敷地で、私達のバイクはバスの向側に駐めてあります。
HONDA GL1800などのグループは、東京方面のお客さんでした。

冬と違い、波静かな日本海ですが、天気はどんより曇っていて、
朝風呂で温まった身体でも、少し経つと寒さを感じます。
 
AM7:23 ロビーで寛ぐメンバーの皆さん。

AM7:28 お待ちかねの朝食です。
 
お味噌汁は渡り蟹と、魚のアラがたっぷり入っていて、
最高の出汁が出ていました。

鰯の丸干しとミリン干しは自分で焼いて食べます。
 
炊きたてのご飯は最高ですね。

味噌汁のおかわり続出でした。
 
おひつも空になるほど、皆さん食欲旺盛でした。

AM8:37 「サンヒルズのと」のご主人とおかみさんにも入って頂いて、出発前に記念撮影。
8年前にも同じような写真を撮らせていただきましたが、ご健康そうで何よりでした。
以前のツーリングレポートは
こちら

出発の準備に取りかかりますが・・・
弱い霧雨のような雨で、シートが濡れています。
カッパを着ようか迷うところですが、天気予報を信じて
そのまま出発することにしました。
 
AM8:43 民宿のご主人と、おかみさんの
見送りを受けて出発しました。

時々霧雨が降ってきますが、濡れるほどではなく、
走っていると乾いていくので、このまま走行します。
 
AM9:08 気温は13度と、明後日から6月というのに、
山間部でもない平地で、信じられないような低い気温です。

AM9:21 高岡市でR160号からR8号線で金沢方面を目指します。
 
AM10:52 金沢の隣、白山市でR8号に別れを告げ、
R157で福井県勝山方面へ向かいます。

AM11:08 石川県能美市にある、道の駅・しらやまさんに到着。
ここで20分弱休憩して、AM11:26 に出発するとき、
H.O.G.のディーラースタンプラリーに参加していて、
ハーレーダビッドソン金沢へ行ってきた
メンバーと合流しました。
 
AM11:51 白山スーパー林道(6月上旬まで冬季閉鎖中)
入り口を通過しました。

PM12:13 下道だけを使い、石川県・富山県・
石川県と走り、福井県に入りました。
 
勝山市へ向け、順調に山を下りています。

路面は荒れてはいますが、東海地方と違って交通量が
圧倒的に少なく、まさに貸し切り状態で、
快適なツーリングを堪能できました。
 
PM12:30 勝山市内に入り、お隣岐阜県の
地名案内があり、ホッとしました。

勝山市内を走行中、越前大仏前を過ぎた辺りで、
突如田んぼの真ん中に、お城が見えてきました。
 
走行しながら、石垣に竜の模様があるのを見て、????
あれは昔のお城では無いのでは、と思いながら
家に帰ってから調べて、やっと分かりました。
勝山城博物館だそうです。

大野市からはR157からR158へと道を乗り換え、
PM1:17 道の駅・九頭竜に到着です。
 
ここでたっぷり2時半まで、食事&休憩タイムです。

道の駅の前には恐竜親子のモニュメントがあり、
鳴き声を上げて手や頭が動き、見ていて楽しくなります。
 
ベッキーみたいに顔出しパネルも体験。
↑分かるかなぁ〜。

道の駅なのに、レストランが無く麺類のみ・・・
おかしいなぁ〜と思ったら、お弁当類が充実していました。
 
外にはテントを張った食事スペースが設けられています。

舞茸が特産のようで、どのお弁当にも舞茸が入っています。
おいなりさんと舞茸ご飯のセット400円と岩魚の塩焼き
1本400円で、お昼を済ませました。
 
私達はお弁当だけでお腹が一杯だったのですが、
デザートにクレープやソフトクリームを追加する若者
もいます。

PM2:30 道の駅・九頭竜を出発しました。
 
PM2:36
九頭竜ダムの前を通過。

R158は工事中のため、片側交互通行の箇所が
いくつかあります。カーブを曲がるといきなり赤信号
などと言うこともあり、スピードの出し過ぎには要注意ですよ、
追い越していったSS乗りのライダーさん。
 
PM2:55 福井県に別れを告げ、岐阜県に入りました。

中部縦貫自動車道に入りました。とても眺めがよく快適です。

この中部縦貫道が、東海北陸道と白鳥ICで接続しています。
 
PM3:06 東海北陸道・白鳥ICから高速に入ります。

PM4:08 東海環状道・美濃加茂SAで給油&休憩タイムです。
スタンドはセルフで給油機1台しかないため、長蛇の列でした。
しかもセルフでない砺波や金沢よりリッターあたり10円近く高いとは、サービス悪すぎですね。

PM4:33 美濃加茂SAを出発します。
 
PM4:43 可児ICを通り過ぎたとたん渋滞発生!!
このまま土岐ジャンクションまで、つながっているのかと
焦りましたが、1車線区間に流入車両が大量に入って
きたためと分かり、しばらくするとスムーズに
流れ始め一安心しました。

PM5:34 渋滞が心配された豊田ジャンクションも、
スムーズに通り抜け、東名への合流の箇所だけ
混んでいるだけで助かりました。
 
PM5:59 音羽蒲郡ICで東名高速を降り、後はR1号線で帰ります。

どうもお疲れ様〜、又会いましょうと
手を振るサイドカーのご夫婦。
 
夕暮れ迫る中、一路豊橋へ。(横の線路は名鉄・名古屋本線です)

PM6:36 HD豊橋に到着、ここで最終解散となりました。
イマイチすっきりしないお天気の場所もありましたが、
カッパのお世話にもならず、1台のトラブルも迷子もなく、
民宿の料理も美味しかったし、白川郷は天気も良かったですし、
無事に行って来られてなによりでした。
三河チャプターの仲間の皆さん、どうもお世話になり
ありがとうございました。
次回のツーリングで又お会いしましょう。
 

スポーツスターXLH883ハガー (883cc) の燃費
銘柄はすべて
ENEOSのハイオクガソリンです

給油場所 走行距離(km) 給油量(L) 燃費(km/L) 単価(円) 料金(円)

長良川SA

145.5

5.48

26.55

152

832

砺波

164.7

5.50

29.95

146

803

金沢

111.0

4.04

27.48

146

618

美濃加茂SA

210.1

7.29

28.82

154

1.123

豊橋

104.8

3.47

30.20

144

499

合計

736.1

25.78

平均 28.55

ガソリン代計

3.875

FLHTCU (1584cc) の燃費
銘柄はすべて
ENEOSのハイオクガソリンです

給油場所 走行距離(km) 給油量(L) 燃費(km/L) 単価(円) 料金(円)

砺波

317.6

14.70

21.61

146

2.146

金沢

113.6

6.50

17.48

146

996

美濃加茂SA

215.0

9.70

22.16

154

1.494

豊橋

107.3

5.09

21.08

144

732

合計

753.5

35.99

平均 20.94

ガソリン代計

5.368

    2日間の総走行距離は 765km でした。
高速料金は2日間で2,000円(1台)でした。