2006/10/27


2006年10月27日、毎年恒例?となっている有給休暇を使った、
平日ツーリングに行ってきました。
目的地は昨年
ツーリングの下見に車で行った、
御岳濁河温泉方面と、2000年10月14日に、
マリ輪の仲間と走って以来のせせらぎ街道です。
今回のツーリングは、紅葉を堪能したいと言う思いのため、
そして高速代や、ガソリン代も節約しなきゃと言うことで、
タンデムツーリングとなりました。
AM 6:14 自宅を出発し音羽蒲郡ICから東名高速へ入り、
AM 7:03 朝食を摂るため美合PAに到着。
7時半過ぎに出発し、豊田JCT経由、東海環状道で
美濃加茂ICまで行き、美濃加茂からR41で飛騨小坂まで、
飛騨小坂から県道441号で濁河温泉へ向かいます。

AM 9:48 下呂温泉の横を通過しました・・・
今回は紅葉がメインとあって、
大好きな温泉も後ろ髪を引かれる思いで断念

AM 10:10 飛騨萩原のドライブインいちいでコーヒータイム。
AM 10:25 出発。

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美濃加茂からのツーリングルート(青の矢印)
『地図ソフトが古く、市町村合併・東海環状道等
載っていませんm(__)m』

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飛騨小坂から濁河温泉経由R361号で高山へのルート(赤の矢印)。

AM 11:20
県道441号は路面の荒れと、平日と言うことで
ダンプカーが多く道幅が狭いので大変気を遣います。
バイクだから何とかすれ違い出来ますが、
車だと正直通りたくない道です。

県道441号落合飛騨小坂停車場線と435号御岳山朝日線の詳細地図。
標高千数百メートルを縫うように走る林道のため(上り下りが少ない)、
紅葉が20数キロに渡り続くと言う、私の知る限り他に例のない絶景ルートです。

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AM 11:25
写真上の方に今走ってきた道が見えます。

AM 11:46
秋神温泉との分岐点を通過しました。
このあたり、鬱蒼とした唐松林の中を走ります。

AM 11:47
残念なことに曇り空です・・・
これで青空なら、息を飲むような絶景でしょう。

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視界が開けたところではバイクを止め、
カメラのレンズを向けます。
一眼レフならいい写真が撮れそうなのに残念、
とは主人の弁。

濁河温泉まであと2q地点まで来ました。
このあたりでは針葉樹が多く、黄葉した唐松林が続きます。

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PM 12:07
濁河温泉に到着しました。標高1800メートルと、
日本一高所(通年営業)の濁河温泉付近では、
既に紅葉は終わり初冬の風景が広がります。

計画では露天風呂に入る予定でしたが、気温8℃と寒く、
湯冷めして風邪を引いてはいけないので、
残念ながら諦めました。
自宅からの距離は248qでした。

PM 12:15
自宅からの距離が250q近くあるため、
朝6時過ぎに出発しても到着が12時と、
どうしても遅くなります。
2本立ての、もう一つのmain eventせせらぎ街道へ出発。

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PM 12:31
濁河温泉スキー場横、濁河峠と通過して、
チャオ御岳スノーリゾート前にて、
乗鞍岳方面の雄大な景色に見とれていると→

平日にもかかわらず(自分たちのことは棚に上げて\(^^;) )
ツーリンググループが走り去っていきました。

ここが一面の銀世界になるのは、あと1ヶ月とちょっとなんですねぇ。

PM12:43
チャオ御岳からR361までは素晴らしい
白樺林の快走ルートです。

昨年の下見では、開田高原経由で木曽福島
方面(右)へ出ましたが、今回はせせらぎ街道へ
行くため、高山(左)へハンドルを向けます。

PM12:56
高根第一ダム建設によって出来た、
高根乗鞍湖沿いの道も、
綺麗な紅葉に彩られていて、
見る者を飽きさせません。

PM 1:00
途中に
野麦峠への分岐点があります。
大竹しのぶさん主演の映画「
ああ野麦峠」を思い出しますね。

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高根乗鞍湖の紅葉。

野麦峠へはバイクに乗る前の10数年前、愛犬のロッキーを連れて行ったきりです。
いつか又ツーリングで訪れたいと思いました。

右の写真は、上の地図・近城トンネルを出た橋の上から撮った、
野麦峠方面への道です。

私達が写真を撮っていると、一台のバイクが野麦峠方面へ
曲がって行きました。

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僅かに見える青い橋桁が、上の地図にある高嶺大橋です。

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高根乗鞍湖の紅葉。

PM 1:19
道の駅「
飛騨たかね工房」に到着しました。
本来ならここで昼食としたいところですが、
高山で名物「高山ラーメンを食べたいっ」と言うことで、
トイレ休憩だけの筈が・・・

飛騨牛の串焼きの匂いに誘われ、
思わず「おかあさん2本下さい」(^_^;)

飛騨牛ステーキ串焼きは1本500円ですが、
肉が軟らかくほっぺたが落ちるのではと思った
ほど美味しく、これなら500円でも高くないと納得。
「もう2〜3本食べたかったなぁ」が実感。

PM 1:34 高山へ向け出発。

PM 1:52
美女街道の看板に、
(!o!)オオ私の為の道\(^^;) だと
無理に撮ってもらった一枚(爆)
蛇足ですが、この近くに美女峠と美女高原もあります。

PM 2:21
高山市内に到着し、近くのPARKINGで
1時間300円の所へ行ったら、おじさんが
バイクなら200円でいいよと言うことで、
置かせてもらいました。

休日のお昼時なら、行列が出来ているラーメン屋さんへ。

高山中華そばは700円。大盛りが800円でしたが、
100円高いだけなら大盛りにすればよかった・・・
ちょっと量が少ない。出来たての割にスープは
冷めているし、人気に胡座をかいていると、
いずれお客が離れていくわよと、心の中で思いながらも、
空腹のため一気に食べている私達でした。

飛騨牛の串揚げは1本500円で、口の中でとろけるほど
柔らかいのですが、肉があまりに小さい・・・(-.-)

PM 2:40
駐車場へ戻るときに、和菓子のお店
稲豊園」(とうほうえん)を発見。

美味しそうだった栗きんとんと、栗よせと言う名の
栗羊羹を、お茶うけに買って帰りました。
特に栗よせ(1本 1,790円)は美味しかったですよ、お勧めです。

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昼食後、せせらぎ街道へ向け出発。
せせらぎと言う名の通り、旧清見村から旧郡上八幡まで
小さな川の畔を、ある時は並走しある時は橋で跨いだり
して走ります。

PM 3:19
高山方面へ行くなら(郡上八幡−飛騨清見間)高速は使わず
せせらぎ街道を走ってはいかがでしょうか、
新緑・紅葉の季節は特にお勧めです。

10月27日現在、紅葉は見頃を迎えつつあるという感じでした。

清流と紅葉が心を癒してくれます。

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こんな感じの、紅葉の並木道が続きます。

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所々足を止めたくなるような、Viewpointがいっぱいあります。

PM03:42
分水嶺の碑がある西ウレ峠「こもれび広場」にて小休止。

今回のツーリングで、一番鮮やかなモミジを見上げて一枚。

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分水嶺でもある、西ウレ峠から北の川、
上川は宮川から神通川へと流れ
富山湾・日本海へ、一方南の馬瀬川は
飛騨川から木曽川へと流れ、
伊勢湾・太平洋へとつながっています。
正に一滴の雨から始まる、壮大な旅の浪漫だと思います。

ちょっと飛び越せそうな小川も、
やがて木曽川に合流し
大河となるなんて不思議な感じです。

標高1113メートルの西ウレ峠の気温は14℃と、
寒くなくてよかった。

西ウレ峠を越えて下りになっても、紅葉が続きます。

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せせらぎ街道の紅葉風景。

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道路脇に降りて、思わずレンズを向けます。

せせらぎ街道の紅葉風景。

PM 4:00
道の駅
「パスカル清見」にてトイレ休憩。
ここからR257で下呂温泉に向かい一風呂浴びて帰ろうか、
R472で郡上八幡で経由高速に乗ろうか迷いましたが、
ここまで予想外に時間が掛かり、暗くなってからの
山道タンデムランは、危険との思いから温泉は又もや断念し、
郡上八幡へ向かうことにしました。
ところが、ライダーの主人が郡上八幡IC手前で給油
できずに(セルフ嫌い)高速へ入ってしまい、SAまで距離が
あることから、次の美並ICで一旦出て給油し、又美並ICから
入ると言う、石橋を叩いて渡るような行動に・・
結果的に、残り2Literで50数キロ走ることを考えると、
美並ICで降りて給油は、大正解だったようです。

PM 7:04
なんと道の駅パスカル清見から3時間あまり、
ノンストップで豊橋まで帰って来てしまいました・・・
正直疲れました『年のせい(^_^;)』。
ファミレスで食事をし、自宅到着は8時過ぎでした。
お天気は、雨が一瞬パラッと来た場面もありましたが、
降ってくることもなく、充分紅葉が楽しめました。
今回のツーリング、走行距離は560qと日帰りとしては
長距離のうえ、タンデムで走り詰めでしたが、
スカイウェイブも250ccなのに頑張ってくれました。



高速・有料道路料金(バイク)

高速・有料道路区間

料金/円

音羽蒲郡IC−美濃加茂IC

2,300

飛騨美濃有料道路

300

郡上八幡IC−美並IC

350

美並IC−豊川IC

2,850

合計

5,800

それにしても日本の高速料金は高すぎますね。
1台でこれですから、2台で行ったら軽く1万円を越えてしまいます。


              途中給油時の燃費

給油場所

走行距離(km)

給油量(liter)

燃費(km/liter)

料金(円)

白川町

209.5

8.50

(高速中心) 24.65

1,190

美並

260.6

9.21

(山道中心) 28.30

1,298

合計

470.1

17.71

平均 26.54

2,488