2016/11/11-12


2016年11月11・12日と福井県・越前町へ、解禁されたばかりの
越前ガニを食べに行ってきました。一昨日は東京で、木枯らし一号が
吹いたとのニュースもあり、一段と冷え込み、又天気予報では雨が
降るとのことで、車で出かけました。
 
自宅を AM 6:00 に出発し、東名高速・上郷SAで朝食にきしめんを頂き、
名神高速・関ヶ原ICを降り、
伊吹山ドライブウェイへと乗り入れました。
3,090円の利用料を払ったのに、登り初めて直ぐ霧の中に突入・・・
以前、日光の華厳滝を見に行ったときも霧がひどく、エレベーターの料金を
払ったのに、 ゴーゴーと言う滝の音だけ聞いた失敗談が思い出されました。
(チケット売り場で、濃霧のため 滝は見えませんと札が掛かっていましたが、
せっかくここまで来たのだからと、ついチケットを 買ってしまった、
苦い思い出があります。)

AM 9:54 所がどうでしょう・・・上って行くにつれ霧が晴れてくるではありませんか。
霧が晴れると言うより、雲の上へ出たのですね、見渡す限りの雲海です。

大絶景〜 これ程見事な雲海を見たのは初めてです。

この雲の下に琵琶湖があるんですね、ちょっと信じられない気持ちでした。

絶景に見とれていて体が冷えてしまい、スカイテラスのカフェコーナーにて、
伊吹名水コーヒーで一息・・・写真には写っていませんが、
直ぐ横に大型のストーブがあり、とても暖かく頂けました。
お店の人が、「絶景が貸しきりでよかったですね、地元でも中々見られない
景色ですよ、お客さんは運がいいですね。」と仰っておられました。
 
AM 10:17 スカイテラス駐車場(標高1,260m)を出発し、
伊吹山ドライブウェイを降りていきます。
ちなみに600台収容出来るというスカイテラス駐車場は、
僅か数台の車しか停めてありませんでした。

伊吹山の紅葉
   

伊吹山はほとんど人工的に植林した山では無いため、全山紅葉の絶景が楽しめます。

ドライブウェイもガラガラで、貸し切り状態でした。

下に降りるに従って、再び雲の中に突入・・・あの雲海の下はこうなって
いたんですね。関ヶ原ICから再び高速に乗り、近江八幡へ向かいます。
 
PM 12:09 イオン近江八幡ショッピングセンター内にある、
風風ラーメンに到着。10年ほど前まで、豊橋のハーレーショップに
出かけたときに、いつも食べに出かけたラーメン屋さんですが、
東海地区から撤退したため、食べたくても食べられませんでした。
ネットで調べたら滋賀県にあることが判明し、
近くまで来たので寄ることにしました。

主人は豚骨のピリ辛ネギラーメン。
 
私はオーソドックスに醤油ラーメン。

お店が違うせいでしょうか・・・10年前のあの味と違うような?
豚骨ラーメンは懐かしの美味しさだったそうです。
 
昼食も済み、再び名神高速から米原JCT経由北陸道へ。

敦賀IC手前から激しい雨が、降ったりやんだりしています。
今庄ICで降りて、R365からR305で越前町へ向かいます。
 
雨も上がり若狭湾沿いを快適にドライブ。

PM 3:18 正面に今宵の宿が見えてきましたが、
直ぐにチェックインせずに、道の駅へ明日のお土産情報を仕入れに行きます。
 
PM 3:21 道の駅・越前に到着。

解禁になったばかりの越前ガニがズラリ。
 
一杯30,000円の越前ガニは特大です。

今夜は泊まりなので、明日の朝買いに来ますねと言ったら、
どこに泊られるの?はまゆうさんならウチで卸しているから、
ちゃんとした越前ガニが出ますよとのことでした。
 
一杯20,000円もする蟹なんて、とてもお土産に買えないしと思っていたら・・・

少々難あり格安の蟹を教えていただきました。
足が1本取れていたりしているのをセットで、
1箱に蟹4杯で15,000円です。
 
3万7千円かと思ったら、37万円!!!の値段に驚きました

「極」一杯37万円の新聞記事。
 
お店の人の話では、ここにあるのは20万円位の「極」だそうですが、
一杯2万円のカニと味は変わらないそうです・・・・

町の魚屋ではお目にかかれないような、珍しい魚が並びます。
 
こちらは御前崎では海老網によく掛かる、コショウダイです。

珍しいヤガラはどうやって食べるのでしょうか。
 
カワハギは1箱500円と激安です。

PM 3:50 宿の駐車場は道路反対側の海岸沿いです。
本日の走行距離は384.2kmでした。
 
今回じゃらんネットで予約した、越前海岸 はまゆう 松石庵 が今宵の宿です。

チェックインを済ませ部屋へと案内されますが、ロビーも廊下も、
エレベーターの中まで畳敷きでした。
一階でエレベーターに乗り込むのを見送った仲居さんが、
三階でエレベーターのドアが開いたら、
目の前に立っていたのにはビックリしました。
 
部屋はオーシャンビューの広縁付き八畳で、ベランダも付いています。

部屋付きの半露天風呂は、天然温泉掛け流しでジャグジー付き。
もちろん24時間好きなときに入ることが出来ます。
泉質は無色透明ですが、ぬめりのあるお湯で肌がつるつるになります。
 
日本海に沈む夕日を眺めながらの入浴は、
贅沢きわまりない至福のひとときでした。

部屋から見える駐車場と若狭湾の風景。
 
PM 5:54 夕食・朝食とも部屋で提供されます。

豪華な夕食の準備が整いました。
 
茹でガニは一人一杯。

こちらは焼きガニ。
 
鍋用のカニ。

鯛・ホタテ・ハマチ・海老・イカのお刺身。
 
うに・いくらと○○どうふ。

越前カレイの姿揚げ。
 
越前ガニはこの大きさ。

カレイも揚げたて熱々で身も厚く、とても美味しかったです。
 
食前酒で乾杯。

茹でガニの身を取り出すのに一生懸命で、
焼きガニが焦げてしまいました(^_^;)
 
テレビも見向きもせず、無口でカニに没頭・・・

カニ身にカニ味噌を絡めて食べれば、最高の美味です。
 
次はカニ鍋。

鍋を食べ終われば、ご飯に溶き卵を入れてカニ雑炊の出来上がり。
 
カニづくしの最後を飾るのは、カニ茶碗蒸しです。

最後はデザートに福井名物冬の水ようかん。
これだけの蟹づくしと、天然温泉の半露天風呂付き客室が、
1泊2食付きで一人23,760円とかなりお値打ちでした。
   

2016/11/12


AM 6:20 天気予報は晴れですが、まだ曇っています。
のんびり朝風呂に入って、朝食の時を待ちます。
 
AM 7:30 朝食の準備が整いました。

おかずがお洒落な篭に入っています。
焼きたての鯖が身が厚く脂があって、とても美味しかったです。
 
キノコと、とろろ昆布の入った湯豆腐鍋も、いい味でした。

AM 9:11 宿をチェックアウトしたら、昨日下見しておいた道の駅へ。
 
今朝上がったばかりのカジキ。

オー!マンボウ。(*^_^*)
 
実家のお土産に、左のマトウダイ・コショウダイとカマスのセット
¥2,500円プラス大きなカワハギ(1匹500円)を3匹を 3,000円に
おまけしていただきました。

とにかく安くて新鮮で、言うことなしです。
 
天然の真鯛が7匹で2,500円と激安です。

さすがにこれは手が出ないので・・・
 
越前ガニが4杯入って1箱15,000円のものを、主人と私の実家に
1箱ずつ買い求めたら、アジ・カマス・鯖の干物を3パックおまけに頂きました。
AM 9:50 納得の買い物も出来て、道の駅・越前を出発。

R417沿いの「道の駅 パークイン丹生ヶ丘」は、
出発して直ぐだったため寄りませんでしたが、
紅葉がとても綺麗でした。
 
鯖江市・福井市間は高速を利用し、福井市からはR158で大野市と通り、
九頭竜湖方面へ向かいます。

AM 11:26 九頭竜湖が見えてきました。
 
紅葉がとても綺麗です。

R158沿いの紅葉。
 
R158沿いの紅葉。

AM 11:47 道の駅・九頭竜に到着しました。
 
お昼時とあって大変な混雑です。

バイクなら止めるところはありましたが、
4輪は満車で空きを探すのに苦労しました。
 
恐竜の化石が日本一多く発見されている、
ご当地ならではのモニュメント。

産直市場に並ぶ新鮮な野菜。
 
産直市場は野菜・果物類より、舞茸などのキノコ類の方が名物でしょうか。

舞茸弁当が飛ぶように売れていました。
私も晩ご飯用に実家の分と併せて、7パック買い求めました。
 
PM 12:05 時間ごとに動き出すティラノサウルスを見納めに、
道の駅・九頭竜を出発します。

旅館の朝食がボリュームたっぷりで、お腹があまり空いていないのと、
食事処が満員だったので、昼食はこの先の岐阜県に
入ってからの郡上で頂く事にします。
 
所々で車を止めては、紅葉見物の人たち。

私達も車を止めるスペースを見つけては写真を撮ります。
 
九頭竜湖の紅葉風景。

走っていても、道の両側に次々と美しい風景が現れ、
見ていて飽きません。
 
郡上までまだ36キロあります。

PM 12:29 瀬戸大橋の試作のため架けられたという、夢のかけはし。
 
青い空とコバルトブルーの水面に紅葉がよく映えます。

時間があったらゆっくり散策したいですね。実家に夕飯前までには舞茸弁当とお土産(クーラーボックスの中に蟹と鮮魚)を届けたいので・・・

どこまでも紅葉が続くR158は、せせらぎ街道と違い、
交通量も少なく貸し切り状態でした。
 
PM 12:40 味覚・視覚とも堪能した福井県を離れ、
岐阜県に入ります。

交通の難所油坂峠は中部縦貫道(現在無料区間)で、東海北陸道・白鳥ICまで行けるようになり、
大変便利になりましたが・・・急勾配を降りていくため、トンネルがほぼカーブだらけです。

中部縦貫道へ直進。
 
東海北陸道白鳥ICへ。

PM 12:58 ぎふ大和PAに到着、ここで昼食にします。
 
主人は名物の冷たい鮎そば(850円)、私は暖かいえび天そば(680円)を
選んだところ、お前は路線バスの旅の蛭子さんみたいに、
ご当地名物には目もくれず、好きなものしか食べない
(札幌のラーメン横丁でも味噌ではなく醤油ラーメン)と、
教育的指導が・・・(^_^;) ちなみにひと口もらった鮎はバカうまでした。
食事後PM 1:25 出発。

PM 1:45 美濃加茂JCTから東海環状道へ。
 
PM 2:10 中央道と交差する土岐JCTを通過。

PM 3:03 新城PAで最後の休憩後三ヶ日ICで降りて、私の実家へお土産を
届けてから帰宅。一日目は雨にも遭いましたが、見事な雲海と紅葉の
コラボレーションに、冬の味覚越前ガニを堪能し、二日目も目の覚めるような
青空と紅葉を楽しめ、忘れられないドライブとなりました。