2013/08/2024 北海道ツーリング ・後編

2013/08/20 ツーリング6日目


AM 5:38 今日も天気予報は曇りのち時々雨で、
午後の方が雨の確率が高くなっています。
知床の観光船に乗る予定なので、なんとか
天気がもって欲しいものです。
 
ホテルロビー一角の駐輪スペース。
夜中に降った雨も室内なので影響ありませんでした。

駐輪スペースはホテルフロントの直ぐ横で、
客室へ行くにはバイクの前を通るので、
いやが上にも目立ちます。
 
AM 7:04 メニュー豊富なバイキングでの朝食です。

内地と違い朝は涼しくて気持ちがいいです。
 
AM 8:11 ホテルグランティアサロマ湖を出発します。
是非又泊まってみたいホテルでした。

サロマ湖沿いを網走方面へと走らせます。
 
AM 8:45 網走市に入ると左手には能取湖沿いをしばらく走り。

今度は右手に網走湖が見えます。
 
AM 9:05 網走市内を斜里方面へと進みます。

AM 9:15 オホーツク海側へ出ると、網走海鮮市場と言う
巨大な土産物店があったので寄っていきました。
 
観光バスが寄る大きなドライブインでしょうか。

北海道のお土産なら何でも揃うと聞いてきたのですが、
白い恋人は置いてありません・・・
その代わりと言っては何ですが、
黒い恋人と言うお菓子があり、
思わず笑ってしまいました。
 
AM 9:45 網走海鮮市場を出発します。

左にオホーツク海を眺め快調に進みます。
 
N@T-MAXさん。

M@岡崎さん。
 
小清水原生花園前を通過。

北海道の道は本当に快適です。

あっ お馬さんだ・・・気づいたときはすでに遅く、写真が撮れず残念。

斜里方面へ左折。
 
AM 10:20 R244に別れを告げ R334へと乗り入れウトロ方面へ。

ツーリングライダーとすれ違うとき、ピースや手を振って
挨拶を交わすのも北海道ツーリングならではの光景です。
 
北海道でしか目にしない巨大な農作業車が、
国道をバンバン走っています。

知床半島に入り、左にオホーツク海が続きます。

AM 10:46 オシンコシンの滝が見えてきました。

マイナスイオンを浴び心身ともにリフレッシュ。
 
水量は少し少なめでした。

とても涼しくて気持ちのいい場所です。
 
AM 11:17 オシンコシンの滝を出ると直ぐにトンネルです。

観光船乗り場へと左折。
 
AM 11:31 観光船乗り場駐車場にバイクを置き、
昼食へと向かいます。後ろに見えるのはゴジラ岩
だそうです・・・私はラクダ岩に見えてしまいました。

道の駅・うとろシリエトクでお昼を食べようかと
思いましたが、食べたいものがないので・・・
 
道の駅向かい側のお店「えぞがしま」へ。

主人がメニューの「ウニ丼・いくら丼・ホタテ丼」等を見て、
ウニ・いくら丼は無いのですか?と聞いたところ、
トッピングで好きなものをドンブリ大中小に乗せられますよと聞き、
値段も見ずにウニ・いくらにボタンエビを注文・・・
なんとお値段は2,700円!! でも昨日は130円のカップ麺
だったので足して2で割れば、まあいいかと無理に納得。
 
私達3人はうどんで我慢。

観光船の出航時間が迫っているので駆け足。
 
PM 12:24 冬は砕氷船で活躍するおーろら2に乗り込みます。

PM 12:30 出港。中国人の団体客も居たりして超満員です。
 
フレペの滝が見えます。

PM 1:17 カムイワッカの滝の所まで来るとUターンしてウトロ港へと戻ります。

こちらは400円割り増しの特別室。
 
船内もお客さんで一杯です。

帰りは行きよりも岩場の近くを通ります。
 
川から流れ落ちる滝ではなく、岩の中から水が湧き出し
滝となっています。

カヌーを漕いでいる人たちがいました。
 
PM 2:00 ウトロ港へと戻ってきました。

PM 2:20 知床五湖へ出発。
 
ウトロに別れを告げ知床五湖へ。

右方向カムイワッカの滝へ行くには、
この時期シャトルバスに乗り換えです。
 
PM 2:43 バイクを置き遊歩道へと向かいます。

日本人だと思い、カメラのシャッターを頼んだら外国の方でした。
 
昔と違い、木道は櫓の上に高架になっていて、
ヒグマよけの電線が張り巡らされています。

クマザサの中にエゾシカがいます。
 
雲行きが少し心配になってきました。

風がないので知床連山が逆さに綺麗に写っています。
 
又々エゾシカ発見。

とても歩きやすい木道です。
これなら雨降りでも泥濘に足を取られることもないし、
熊よけの鈴を鳴らしながら歩かなくてもいいので楽ですね。
 
知床五湖フィールドハウスで休憩。

雲行きが怪しいのでカッパを着ています
 
PM 3:38 知床五湖を出発し知床峠へと向かいます。

PM 4:04 知床峠に到着。

羅臼方面は霧で見えません。
 
PM 4:33 霧に煙る羅臼に到着。

道の駅 知床・らうすにて休憩。
 
早くも新サンマが出ていたり、イワシが10匹で98円と格安でした。

PM 4:45 羅臼を出発後数分で雷雨となり・・・最近よく聞く、
今までに経験したことがないような豪雨で

標津町からR244根北峠を越えるまで、
まるで滝行を行っているようでした。
 
PM 6:19 斜里の街へ入る頃には雨も上がり、
空も明るくなり一安心です。

今夜の宿はホテルグランティア知床-斜里駅前-です。
料金は禁煙ツイン/朝食付で12.600円(2名)です。
 
PM 7:00 夕食へ向かいます。

行く予定にしていたおそば屋さんが休みだったので、
しれとこキッチン熊湖と言うレストランへ。
 
和食から洋食までバラエティー豊かなメニュー。

おつまみに、カマンベールチーズフライ490円。
チーズのフライと言うのを初めて食べましたが美味しかったです。
 
主人は帯広名物で有名な豚丼980円。

私とM@岡崎さんはナポリタンと煮込みハンバーグのセット990円。
 
ナポリタンの量が多いので、おつまみのホッケの開きしか
食べていない、N@T-MAXさんにお裾分け。

隣の席に座った中国人のお客さんも、私達のを見て同じ物を
注文していたのには笑ってしまいました。
メニューがカタカナ書きなので分からなかったようです。

PM 8:05 味もお腹も満足のお店でした。

 
PM 8:38 斜里の街で花火大会が始まり、私はホテルの窓から
眺めていますが、主人はライディングシューズの中まで
水が入ってびしょ濡れなので、ドライヤーで1時間ぐらい掛け
乾かすのに必死でした。

本日の走行距離は(サロマ湖−ウトロ−羅臼−標津−斜里) 274.7qでした。

2013/08/21 ツーリング7日目


AM 6:00 今日もどんよりとした曇り空です。
 
AM 6:47 おはようございます。
こちらのホテルグランティア知床-斜里駅前-も混んでいました。

ホテルの駐輪場も屋根があると嬉しいですね。
 
AM 8:00 ホテルを出発します。

今にも降りそうな空模様と思っていたら・・・
 
清里町のあたりで降り出しました。

AM 9:09 川湯温泉を通り過ぎた頃から晴れ間が覗きます。
 
うっそうとした森林地帯から山道へと上っていくと。

AM 9:22 摩周湖第三展望台に到着です。
 
まさに  霧の摩周湖。

実に幻想的で絶景以外言葉が浮かびません。

ここへ来て北海道ツーリング一番の景色にみんなも大満足です。

霧が流れ幻想的な摩周湖

反対側に目をやると、手前の硫黄山越しに屈斜路湖が望めます。

AM 9:41 摩周湖第三展望台から第一展望台へ移動します。

第三展望台から第一展望台へはほぼ下りのルートです。
 
AM 9:50 第一展望台に到着。駐車場は下り坂の途中にあるため、
なだらかな傾斜になっており、バイクは注意が必要です。

第一展望台では晴れ渡ってきました。

コバルトブルーの空を写す摩周湖の湖面は例えようのない美しさでした。

霧の摩周湖第3展望台の動画です。画像をクリックしてください。
 
摩周湖第1展望台です。画像をクリックしてください。

AM 10:41 摩周湖第一展望台を出発します。
駐車場は路面が傾斜しているため、とても神経を使います。
私達の目の前で、東京から来たハヤブサ1300に乗ったライダーが、
なんと立ちゴケ
!!主人はじめ周りの人が手助けして
起こしましたが、直ぐに又2回目の立ちゴケ
!!
駐車場係のオバサンに、「アンタ、転ぶのうまいねぇ」と
言われて、周りの人の笑いを誘っていました。
 
摩周湖を離れ屈斜路湖を目指します。

AM 11:14 屈斜路湖砂湯に到着しました。
 
砂を掘って即席の露天風呂を作っている家族が居ました。

どれどれ湯加減は? 丁度いい湯加減でした。
湖の中の水温も冷たくなく、ぬるま湯の感じです。
 
他のお客さん達と・・・

交互に記念撮影。

お土産店でツーリングに欠かせないソフトクリームを買います。
 
店の外に出て湖面を眺めながらリラックス。

再びお店に入り、升酒を一杯・・・じゃありません。
 
ここは店内にある飲泉所です。温泉卵を作ったり、
お茶を温めています。温泉の味は、癖が無く飲みやすい味でした。

店内では、お土産品の多さに目を奪われます。
実は!摩周湖の前に
野付半島のトドワラを見に行く
予定を立てていましたが、悪天候・霧のため断念。
ここから釧路湿原は近いので時間に余裕があり、
阿寒湖へ行こうかと、時間や道順をお店の奥さんに聞きました。
 
AM 11:44 屈斜路湖砂湯を出発します。

砂湯を出発し阿寒湖へ向かいます。

硫黄山の横を通過。
 
R391で弟子屈方面へ。

時々道幅一杯の農業車両を追い越さなければなりません。
 
弟子屈手前でR241を阿寒湖温泉方面へ右折。

北海道ならでは、干し草ロール満載のトレーラーとよくすれ違います。
 
ここでもツーリングライダーとピース。

自衛隊の演習があるのでしょうか。
 
もの凄い数の車両とすれ違います。
その数100両以上だと思いました。

タイヤの付いた装甲車は自走していましたが、
キャタピラの戦車は、重機を運ぶ大型トレーラーに、
砲身を外した状態で乗せられていました。
 
今回のツーリングで大活躍のX-RIDE RM-XR432MC
(直販価格で 29.800円)

バイク専用の防水で、ブルートゥースも
内蔵されているので、ヘルメットに付けたスピーカーで、
ナビ音声案内を聞けて重宝しました。

阿寒湖の温泉街に入ってきました。
 
PM 12:53 阿寒湖に到着しました。

早速温泉街の中にある郷土料理のお店、奈辺久で昼食。
 
阿寒湖名物の、わかさぎ天ざる 1,155円です。

私はえびおろしそばを、N@T-MAXさんは
暖かい山菜そばを頂きました。
 
わかさぎの天ぷらがサクサクで美味しかったです。

温泉街をブラブラ散歩。
 
冷やかし歓迎と言うことで、足を止めます。

可愛いキーホルダーが一杯。
 

「肩のこらない」の文字に、肩こり症の私は足が止まります。

私の住んでいる豊橋市出身の俳優「松平 健」さんが、
二度も来店して買って行かれたという、肩のこらない
矯正枕を買っていくことに・・・
まさか、北海道のお土産が枕だなんて、
お釈迦様でもビックリですね。
 

阿寒湖アイヌコタンを散策。

日本ではないような異国情緒を感じます。
 
行ったことはありませんが、アメリカインディアンの
文化を連想しました。

阿寒湖畔にて。

お盆も休みも過ぎ人影もまばらで、♪今はもう秋 誰もいない海♪を連想して、
感傷的になりそうです(明日は帰るのみで、主な観光は今日が最終日です)。

PM 2:36 阿寒湖を出発し、次の目的地釧路湿原へ向かいます。
 
道がいいからといって飛ばしすぎにご用心!!
道路が広く飛ばしやすくなったところで、ネズミ取りを
やっていました。対向の親切なドライバーが教えてくれて
命拾い、胸をなで下ろしました。北海道特有の、
対向車線の草むらにパトカーがこっち向きで隠れていて、
レーダーで狙い撃ちし、Uターンして
追いかけてくると言う方法です。

PM 3:49 釧路市湿原展望台に到着。
 
なんと、原付のスーパーカブで日本一周中のライダーがいました。

早速展望台へ・・・しかし460円の入場料は高すぎます。
 
1時間掛かる遊歩道はどうしようか思案中。

展望台からのパノラマ。

下に降りると野生のエゾシカがいてビックリ。
 
PM 4:36 釧路湿原の散策はやめて宿へ向かいます。

R44から幣舞橋(ぬさまいばし)方面へ右折。
 
幣舞橋手前を左折すると今夜の宿が見えてきました。

PM 5:07 ホテルパコ釧路に到着。
バイクは玄関横のスペースに置かせて貰いました。
 
ルートインよりも広くデラックスな室内です。
【ボディケア30分付!】 ほぐし・朝食付きプラン♪★
温泉で癒されよう★と言うプランで、料金は1名9,000円でした。
ボディケアはPM 9時に予約をしてあります。

部屋から見える釧路川と幣舞橋の風景。
 
PM 6:32 橋の欄干に灯りが点ると、とても風情があります。
夕食前に
屋上の露天風呂でリラックス。
なんと露天風呂には大型のテレビまであって、
夜景と両方楽しめました。

PM 6:48 食事はホテル一階にある、
旬鮮炉ばた・もりやを利用しました。
 
乾杯、長いツーリングお疲れ様でした。
今夜が北海道での最後の夜となります。

新鮮なサンマのお刺身。
 
旬のお刺身盛り合わせ。

敦賀気比神宮でお参りしたのが、遠い昔のようだとM@岡崎さん。
毎日ぎっしりの思い出が、記憶に積み重なっていきました。
 
十勝牛リブロース鉄板焼き。

阿寒ポーク炭火焼き。
 
カニ釜飯。

かすべ(エイ)炭火焼き
 
北の名物を堪能した釧路の夜でした。

PM 8:02 場所柄でしょうか、ますます混んできました。
 
食事後、釧路の街へ散歩に行ってきました。

本日の走行距離は(斜里−摩周湖−屈斜路湖−阿寒湖−釧路湿原−釧路市) 234.2qでした。

2013/08/22 ツーリング8日目


AM 5:42 部屋から見える早朝の幣舞橋(ぬさまいばし)方面。
 
朝の散歩に出掛けます。
ホテルパコ釧路全景。右側が本館、左側が新館です。

釧路川のほとりを歩いていると、美川憲一さんのヒット曲
「釧路の夜」が、突然流れてきてビックリ。
早朝なのに釧路の夜だなんてと思わず笑ってしまいました。
 
平日に釣りをしている人を見て、定年後をダブらせて
見てしまった主人です。

幣舞橋から見える釧路川の川上側。

幣舞橋から見える河口方面、目の前に太平洋が広がります。

あちらに見える釧路フィッシャーマンズワーフMOO
後ほどお土産を見繕う予定です。
 
ホテルの部屋は見晴らしの良い五階です。

食事に行くとき、レストラン隣のバーラウンジに、
YOSHIKIさんが紅白歌合戦で弾いていたのと同じ、
KAWAIのクリスタルピアノがありました。
 
AM 7:09 メニュー豊富な朝食です。

ホテルのチェックアウトはしましたが、荷物を積みこんだ
バイクを置かせて貰い、歩いて2〜3分の
釧路フィッシャーマンズワーフMOO
へ買い物に向かいます。
 
北海道のお土産は何でも揃うと言うだけあって、
とても広い店内にお店がたくさん入っています。

鮭やいくらを見たり。
 
毛ガニ、タラバガニを見たりしましたが。

こちらのお店の干物が美味しそうだったので、
お任せでセットを作って頂き、実家へ送ることにしました。
 
今度来ることがあったら食事処もあるし、
もっとゆっくり見て回りたいと思いました。

AM 10:06 ホテルを出発します。
 
白糠まではR38で行き、浦幌方面を目指します。

釧路市内で給油。ホクレンフラッグの道東グリーンが
欲しかったのですが、ホクレンのスタンドが
見つからず、残念でした。
 
R38を白糠へ向け快適に走っていましたが・・・

AM 11:07 R392へ右折し、白糠駅の跨線橋の継ぎ目の段差を
乗り越えた所で、主人のバイクのマフラーが抜け落ち、大爆音
!!
 
AM 11:21 N@T-MAXさんが直ぐに拾ってくれたので、
場所を移動して持っていた工具で取り付け完了。
ツーリングも仲間がいると心強いですね。
ツーリング中にマフラーを落としたのはこれで3回目です。

R392は交通量が少なく快適です。
 
広々とした牧場に放牧されている牛は幸せですね。

北海道らしい景色を楽しめるのもあと僅か。
牧場の牛たちにも別れを告げます。
 
前にも。

後ろにも車は走っていません。
 
あるのは牛に注意の標識だけ。

浦幌ICから道東道に入ります。
 
PM 1:16 十勝平原SAで昼食にしようと思ったら、
レストラン・売店など無く、SAというのにトイレと
自販機のみでビックリ。

しかし帯広名物の豚丼を売っている出店があり、助かりました。
 
十勝平原SAの名前通り、広々とした芝生広場に
何故か机と椅子が二脚。

600円の豚丼ですが、肉も軟らかくたっぷりで美味しかったです。
 
お馬の親子のモニュメントが風景とマッチしています。

PM 1:47 十勝平原SAを出発します。
雲行きが怪しいのでカッパを着用していると、後から来
たタンデムライダーが、「なんであの人達カッパ着てるの」
みたいな視線で見ていましたが、北海道に一週間も居て
毎日何処かで雨に降られていると、雨が降りそうかどうか
雲を見て分かってくるものです。
案の定出発してじきに所々で降られました。
 
PM 3:10 由仁PAに到着。

今回 SCALA-RIDER G4 というインカムを購入し、
初日だけは三者間通話などで重宝しましたが、
2日目に私のが起動不能のトラブルになり、
次の日には、M@岡崎さんのも私のと同じ症状で
使えなくなりました。生まれて初めての北海道
ツーリングなのに、どう責任を取ってくれるんだと、
怒りは収まりません。
 
PM 3:26 由仁PAにて給油後出発。

PM 4:23 苫小牧港フェリー埠頭に到着しました。
 
帰りに利用したのは、太平洋フェリーの「きそ」です。
太平洋フェリーは船名に、北海道のいしかり・宮城のきたかみ
名古屋のきそと、フェリー寄港地の大河の名前が使われています。

きそ」は全長:199メートル・総トン数:15.795トン 旅客定員:768名 苫小牧−仙台−名古屋を結んでいます。

大洗へ行くバイクの方が圧倒的に多いです。
色々な色のホクレンフラッグを付けたバイクが目立ちます。
 
ホクレンフラッグを道北のブルーしかゲット出来なかったのが、
ちょっと心残りではあります。道南・道央・道北・道東とすべての
エリアを回ったのに、惜しいチャンスを逃しました。

毎日何処かで雨に遭いましたが、無事に北海道を走り終えて、北の大地に感謝です。

フェリーターミナルから見える「きそ」。

充実したツーリングに、達成感からか笑みがこぼれます。

乗船口は開いている船首からです。
   

左が太平洋フェリーの名古屋行き「きそ」、右が商船三井フェリーの大洗行き「さんふらわあ ふらの」です。

PM 5:41 いよいよ乗船とあって緊張の瞬間。
 
PM 5:47 いよいよバイクの乗船です。
先頭は京都ナンバーの250に乗るおじさんでした。

船首から乗り最後尾まで、フェリーの中を190メートルも走ります。
 
私もスリップして転ばないように、慎重に進んでいきます。

最後尾の行き止まりで係員の指示を待ちます。
 
船の壁に前輪が付くよう直角に止めます。

荷物を下ろし部屋へ向かいます。
 
今では迷子防止用に、エレベーターの所に車・バイクを止めた
階数とエレベーターの場所のチラシが置いてあります。
広くて何階建てにもなっているフェリーでは、しっかり場所を
覚えておかないと、下船の時にてんてこ舞いするからです。

今回は一生に一度の主人の還暦祝いなので、特等船室を奮発しました。
料金は船室が、特等室 
28,000×2 = 56,000 円(インターネット割引)
二輪車 
400cc超 17,500×2 = 35,000
合計 91,000円の超豪華な船旅となりました。
ちなみにM@岡崎さん達は、一等船室です。
 
バスルームです。

広々とした室内。特等といってもこの上に、セミスイート42,000円・スイート46,500円・ロイヤルスイート61,500円と3段階も上級船室があります。
いったいどんな人が予約するのでしよう。

私達の船より15分早く出港する、大洗行きのさんふらわあ ふらの
 
定刻のPM 7:00 フェリーは苫小牧港を出港しました。

PM 7:39 今夜の夕食はレストランではなく、
カフェでカレーを食べました。
カレーは500円、サラダは+100円で、
量もたっぷりで美味しかったです。


 
きその船内でも、船長の制服での
撮影スポットが用意されていました。


本日の走行距離は(釧路市-白糠町-浦幌IC(道東道)-千歳恵庭JCT(道央道)-苫小牧東IC-苫小牧港) 316.9qでした。

2013/08/23 ツーリング9日目


AM 6:30 船室から見える三陸海岸です。
 
船の現在位置をリアルタイムでテレビの画面で確認出来ます。

AM 7:41 レストランで朝食。 朝食はレストランだと
バイキングで1,000円。カフェコーナーだと、トーストに
ゆで卵だけで500円、プラスサラダで700円。300円の差なら、
メニューが色々選べるレストランの方がいいねと言うことで、
以後レストランを利用しました。
 
レストランのテーブル・椅子は、海が荒れて船が揺れても、
チェーンで動かないように固定されています。

まもなく仙台港に入港します。
 
AM 9:36 デッキに出て入港シーンを見学。

AM 10:13 昨日苫小牧港で、シャッターを押して貰った
東京のライダーが下船していきます。東京まで高速を自走し、
今夜の夜勤から勤務だそうで、
若い人のタフさがうらやましくなります。
 
PM 12:57 出港します。狭い港内で向きを変えるため、
タグボートが引っ張っています。

どこからか、かっぱえびせんを調達してきて、
カモメにやっている人たちがいました。
 
カモメが至近距離まで飛んできて、餌をくれるか様子を伺っています。

煙突の横を歩くN@T-MAXさん。
船の巨大さが分かる一コマです。
 
ここまでは海も穏やかで、順調な航海です。

船内の売店の前で、女優の「萩尾みどり」さんのサイン色紙を発見。
ちなみに萩尾みどりさんは、主人の小学6年生の時のクラスメートです。
 
女検事・霞夕子のロケが、「きそ」を使って行われたそうです。
主演は真矢みきさんで、萩尾さんの隣は松方弘樹さんです。

PM 1:48 お昼はカフェで軽くお蕎麦や
うどん(500円)で済ませました。
 
PM 2:30 過ぎ、姉妹船の名古屋発苫小牧行きのいしかり
すれ違うので、どうぞご覧くださいの船内放送があり、
デッキに出て見ています。

すれ違うときに汽笛をお互いに鳴らすので、船旅気分は最高潮に達します。
およそ40qのスピードですれ違うと言うことは、80qで走行して景色を見ている事になり、
巨大な船舶があっという間に通り過ぎていきます。

いしかりとのすれ違いシーンの動画です。画像をクリックしてください。

PM 6:30 ディナーはリッチにレストランのバイキングを選びました。
朝食・昼食は1,000円ですが、夕食は2,000円の料金です。
 
今夜のメインディッシュはロースステーキです。

メニューは和洋中と充実していて、お寿司などもあります。
 
ツーリング最後の晩餐にふさわしい、豪華メニューが並びました。

デザートのケーキもアイスクリームももちろん食べ放題です。
 
ドリンクバー、スープバーも充実しています。

PM 8:19 マーメイドクラブで食事後歓談のひととき。
 
PM 9:57 シアターラウンジでは10時から映画の上映(無料)があり、
M@岡崎さん達は、昼寝したので眠れないからと見ていくことに。
私達は昼間無理して起きていたので、そろそろ寝ることにしました。

シアターラウンジでは、映画の前にはピアノコンサートが開かれていました。

   

本日は一日船内なので走行 0qです。

2013/08/24 ツーリング10日目


AM 5:56 静岡県の遠州灘沖を航行中です。
天気は時々小雨がぱらつく感じです。
 
丁度浜名湖の沖合でしょうか。
車で走れるならば、自宅まで10数分で行けるのに・・・とか。

AM 7:14 愛知県・伊良湖岬沖に差し掛かりました。
 
伊良湖ビューホテルもハッキリ。

伊良湖岬灯台もよく見えます。

AM 7:32 この朝食で船内での最後の食事となります。
 
朝から食欲旺盛な主人の朝食。
野菜サラダたっぷりに、大根おろしのなめ茸添えも、
健康を考えてのチョイスです。

いただきまぁーす。
 
AM 8:15 中部国際空港(セントレア)横を通過するときも
船内放送でどうぞご覧くださいと案内があります。

飛行機がズラリと並ぶ中部国際空港。その前をホンダの貨物船が航行中。

荷物もまとめて下船準備も整いました。
 
船は名古屋港入り口まで来ています。

又々船内放送で、湾岸高速の名港トリトンをくぐるので
ご覧くださいと案内がありました。
 
3つある橋のうち、名港中央大橋をくぐります。

橋長1,170m 名港中央大橋は海面から47メートルあります。
 
名残惜しいけれど・・・

優雅な船旅ともこれでお別れです。
 
AM 9:43 バイクに乗り込み下船します。

9日ぶりに愛知県に戻ってきました。

皆さんお疲れ様でした。
 
北海道では1,700q以上走っても道に迷わなかったのに
たった2q先の名港中央IC入り口が分からずウロウロ・・・
みんなで大笑いでした。

さようなら北海道、さようなら「きそ」、また会う日まで。

AM 9:57 やっと見つけた名港中央IC入り口。
 
ここから高速に乗ります。

北海道の何にも走っていない道路ばかり走っていたので、
車の多さに久しぶりに緊張します。
 
AM 10:31 刈谷のハイウェイオアシスで最後の休憩。
名残は尽きないけれど、固い握手をして解散しました。

AM 11:41 豊橋市内で最後の給油を済ませます。
 
AM 11:50 無事に自宅に帰着いたしました。
M@岡崎さん、N@T-MAXさん、どうもお疲れ様でした。
おかげ様で一生の思い出となる、楽しいツーリングが出来ました。
心からお礼申し上げます。

本日の走行距離は(名古屋港金城ふ頭−名港中央IC−音羽蒲郡IC−自宅) 93.9qでした。
北海道内のツーリング走行距離は1763.9q ・ 全行程の総走行距離は2078.8qFXDLのメーター読み)でした。

     

XLH883 スポーツスター 883cc の燃費

給油場所 走行距離 (km) 給油量 (L) 燃費 (km/L) 単価 (円)
苫小牧市

218.3

8.34

26.18

167

美瑛町

245.9

8.34

29.48

164

初山別村

198.9

6.68

29.78

177

稚内市宗谷岬

219.7

7.17

30.64

172

湧別町芭露

244.8

8.10

30.22

168

斜里町

293.5

9.49

30.93

168

釧路市

245.3

8.36

29.34

165

夕張郡由仁町

256.8

8.66

29.65

167

豊橋市

149.1

4.79

31.13

164

合 計

2072.3

69.93

平均 29.63

 
 ガソリンは全てハイオク  ガソリン代合計\11,741
 

FXDL ローライダー 1340cc の燃費

給油場所 走行距離 (km) 給油量 (L) 燃費 (km/L) 単価 (円)
苫小牧市

215.6

10.26

21.01

167

美瑛町

242.3

10.25

23.64

164

初山別村

196

8.71

22.50

177

稚内市宗谷岬

216.6

9.16

23.65

172

湧別町芭露

241.3

9.50

25.40

168

斜里町

289.4

12.41

23.32

168

釧路市

241.9

10.40

23.26

165

夕張郡由仁町

253.2

10.44

24.25

167

豊橋市

147.2

6.52

22.58

164

合 計

2043.5

87.65

平均 23.31

 
 ガソリンは全てハイオク  ガソリン代合計\14,720