2011/10/08-09


2011年10月8日、長野県上高井郡高山村にある、七味温泉へ友人たちとツーリングに行ってきました。
志賀高原の横手山を源とする松川の渓谷沿いに、7つの温泉が点在する信州高山温泉郷。
その最深部に位置する七味温泉は、標高1300メートルの高地に位置し、直線距離わずか4q弱で、
県境を越えて群馬県・万座温泉があるという、秘境中の秘境にあります。

補足:2023年6月1日将棋の藤井聡太六冠(20)が渡辺明名人(39)を破り、4勝1敗でタイトルを奪取した、
名人戦の会場となった藤井荘横を通り、高山温泉郷の一番奥が七味温泉です。

自宅を AM7:00に出発し、集合場所の設楽町・
八雲苑(鮎のやな場)隣のコンビニに、AM8:13 に到着。
今回のツーリングリーダーK@三ヶ日さんから、
コースや休憩場所の説明を受けています。
 
AM8:53 秋晴れの中、K@三ヶ日さん
先導のもと参加者全8名で出発。

AM9:23 道の駅・つぐ高原グリーンパーク横を通過しましたが、
紅葉の色づきもこれからのようでした。
 
AM9:42 道の駅・信州平谷で最初の休憩後、
AM10:01 に出発しました。

R153で一番のお気に入り撮影スポットです。

AM10:29 中央道・飯田山本ICから高速に乗ります。
 
AM11:19 中央道・岡谷ジャンクションから
長野道へハンドルを向けます。

AM11:39 今回は豊科ICで降りました。
 
R147・148で白馬方面へ、南借馬交差点から
県道31号で美麻へ向かいます。

AM11:48 豊科ICを出て直ぐのところにあるドライブイン、
安曇野スイス村に到着しました。ここで昼食をいただきます。
 
なんと、広い駐車場の一角で、白バイが練習中でした。

お腹がすいていることも忘れ、しばらく見とれてしまいました・・・
実は一寸やってみたかったりして
\(^^;) ムリムリ。
 
PM12:37 安曇野に来たからにはやっぱり蕎麦でしょ・・・
と期待してた割には、どこにでもある平凡な
蕎麦で食事も終わり、出発します。

いかにも安曇野らしい風景の中、行く手に北アルプスを
仰ぎ見ながら、順調に進んでいきます。
中央道では右手に南アルプス、左手に中央アルプスの
景観を楽しみながら走ってきました。三つのアルプスを
眺めながらのツーリングも、信州ならではでしょうか。
 
大町市内の街路樹も秋の訪れを感じさせてくれます。

南借馬交差点でR148に別れを告げ、県道31号で美麻へ向かいます。
BMWのスタンプラリーにエントリーしている、M@岡崎さんの
リクエストで、道の駅・ぽかぽかランド美麻に向かいます。
 
PM 1:29 道の駅・ぽかぽかランド美麻に到着しました。
ぽかぽかランドの名前の通り、道の駅隣には
温泉施設が併設されています。

さすが信州聞いたことがないようなリンゴまで、
十数種類のリンゴを売っていました。
手にしているのは
世界一というとても大きなリンゴです。
ツーリングも行く途中なので、おみやげは買いませんでしたが、
売店のおじさんがいい人で、撮影させていただきました。
 
PM 1:47 売店のおじさんの見送りを受け、
道の駅・ぽかぽかランド美麻を出発します。

PM 2:12 白馬長野有料道路を通り、R19号へ出てきました。
笹平ダムによって堰き止められた犀川は、エメラルドグリーンの水をたたえています。

この犀川は長野市に入り、川中島で千曲川と合流し、
新潟県に入ると信濃川と名前を変え、日本海にそそぐ大河です。
 
PM 2:42 善光寺横の駐車場に到着しました。
初めて善光寺を訪れた仲間が、向こうに見える三重の塔を
本堂と勘違いし、入って行こうとしたので笑ってしまいました。

本堂の横に位置する駐車場に入ったため、参道を歩くことが
できませんでしたが、お参りするには山門をくぐらなければ
不味いだろうということで、山門のところまで行き参道の
方を見ると、ものすごい数の参拝者でした。
 
拡大すると、その混雑ぶりがよくわかります。

国宝の本堂は入り口付近が工事中です。
 
みんなで参拝に向かいます。

鐘撞き堂付近に紅葉している木がチラホラあります。
 
時節柄、七五三のお参りに訪れる参拝者も多くみられました。
あまりに可愛らしかったので許可を頂き、
一枚撮らせていただきました。

善光寺本堂を後にして駐車場へ向かいます。
PM 3:28 駐車場を出発。
 
長野市内の渋滞で時間ばかりが過ぎていきます。

PM 4:11R18号から別れ、R406 村山橋で千曲川を
渡れば須坂市です。千曲川は、日本海へそそぐ河口まで
数百qもあるのに、鉄橋は上り下り別で、数百メートルも
ある川幅にも驚かされました。
 
りんご栽培の盛んな須坂市に入りました。

市街地を抜けると、道路の両側にはりんご畑が広がり、
真っ赤に熟したりんごが鈴なりです。
 
PM 4:53 本日の宿、七味温泉・紅葉館に到着しました。

以前にも来たことのあるメンバーが、リニューアルしたそうだけど、
畳を張り替えただけだったりして・・・なんて冗談を
言っていましたが、かなり印象が変わっているそうです。
 
こちらの写真がリニューアルする前の紅葉館です。
温泉と秘湯『癒しの温泉と宿』様よりお借りした写真です。
七味温泉『紅葉館』のレポートも是非ご覧ください。

夕食は6時からとのことなので、夕食前に自慢の露天風呂へ。
「撮影のためバスタオル着用の許可を・・・」取っていません
\(^^;)
たとえテレビの撮影があったとしても、この濁り湯ならば
バスタオルは無くてもよさそうです。
 
エメラルドグリーンの濁り湯は硫黄のにおいがして、
湯量豊富で掛け流しのすばらしい温泉で、まさに秘湯と
呼ぶにふさわしい温泉でした。
【他のお客さんに撮影の許可をいただきました】

私たちの部屋は、全面リニューアルされた玄関上の角部屋で、
眺めもよく、トイレは全自動(照明から水洗まで)の最新式など、
秘境の日本旅館とは思えないような最新式の設備です。
私の後ろにあるクローゼット下には、格子戸の中にファンヒーターが
入っていました。クーラーが無いところを見ると、
夏でも涼しいので、冷房はいらないようです。
 
PM 6:05 お待ちかねの夕食は、信州の山里ならではの
食材が並んでいます。りんごは中にグラタンが入っていて、
とても美味しかったです。

無事の到着を祝い、M@額田さんの音頭で乾杯。
 
イワナのお造りがとても美味しかったです。

料理が美味しいので、アルコール類より箸が進みます。
 
宴会場は畳敷きの和室ですが、大きな椅子とテーブルで食事ができ、
高齢者や女性にもうれしい配慮です。

イワナのお造り、キノコのお鍋以外は後から出てきた料理です。デザートにはアイスクリームが出て、
どのお料理も大変美味しく、大満足の食事でした。

2011/10/09

ツーリング2日目

 
2011年10月9日、午前5時半には起きて、朝風呂を堪能しました。
いつもは4時半起床なので、自然と眼が開いてしまいます。

お風呂から出てから宿の周辺を散歩していると・・・
ナントあじさいの花を発見
!!
周りの木々が紅葉し始めているのに「何と言うことでしょう」。
 
七味温泉ホテル渓山亭の野天風呂前で、
紅葉が綺麗だったので一枚撮りました。

AM 8:00 お待ちかねの朝食です。
 
皆さん食欲旺盛でおひつが空になってしまい、
ご飯の追加をお願いしたメンバーもおりました。

出発前に全員で女将さんに撮っていただいた一枚。

女将さんにも入っていただき記念撮影。
美味しい料理と暖かいもてなしをしていただき、ありがとうございました。
昨年訪れたメンバーが、又今年も行こうと誘ってくださった訳が分かる、秘境の中の秘湯でした。

本日のコースは、日本ロマンチック街道「万座ハイウェイ・鬼押ハイウェイ」を通り軽井沢・佐久経由で、
メルヘン街道・麦草峠を越えて、諏訪へ出ます。
七味温泉から万座までは直線距離だと4q無いのですが、林道は通行止め(もっとも大きなハーレーでは通れませんが)のため、
山田温泉まで戻り、子安温泉経由で万座峠を通って万座温泉まで向かいます。
特に老ノ倉山手前のくねくね林道は、くねくね道大好きライダーにとっては応えられないコースです。

AM 9:22 七味温泉を出発しました。
 
山田温泉手前の八滝休憩所でお土産を見ていきます。
あまり品数が無かったのですが、天然のなめ茸を買いました。
帰ってからお蕎麦と、味噌汁に入れて食べましたが美味しかったです。

AM10:19 うっそうとした深い山道を進むこと50分余り。
周りに高い山が見当たらなくなりました。
 
AM10:27 万座峠(標高1820メートル)を越えると群馬県です。

AM10:43 万座ハイウェイ途中の嬬恋牧場で休憩し、AM11:06 に出発。
 
万座ハイウェイの料金は二輪車で720円とかなりの高額です。
嬬恋牧場を出てからしばらくすると、主人のバイクFLH
左のマフラーから爆音がし出しました。見るとエキパイと
マフラーのジョイントの所が外れて、そこから音が出て
いることが分かりました。

万座・鹿沢口駅前でバイクを止め、修理に取りかかります。
マフラーはUSA仕様のハーレー純正で、締め付けバンドの
ボルトも緩んでいなかったのに、振動のため緩んで抜け
かけたようです。マフラーの取り付け後ろ側は、
ラバーマウントで吊ってあるだけなので、固定箇所は
バンド一カ所だけと言うのが、振動に弱い点ですね。
仲間のみんなの協力で中々入らなかったエキパイに、
何とか入れて取り付け完了しました。
トラブルのせいで、一時間近く時間のロスをしてしまい、
申し訳ありませんでした。
 
気を取り直して、鬼押ハイウェイを軽井沢へ向け走ります。

一番後ろは経験豊富な、M@岡崎さんがサポートしてくれています。
 
浅間山からは雲が湧いているようにも見えます。

午後12時51分現在の気温は11℃です。
 
PM 1:44 昨年と同じお店 「食の散歩道かりん亭」佐久店で、
昼食を頂くことにしました。

ここのお店は、和洋中と何でも揃うのと、8人掛けの個室風
椅子席があり、料理の出て来る時間も早いのがお気に入りです。
 
PM 3:47 メルヘン街道にある、レストハウスふるさとで休憩。

PM 4:01 出発します。
 
標高2000メートルを超えた辺りから、
紅葉が目につくようになりました。

標高2100メートル地点を通過。
頂上はもうすぐです。
 
PM 4:12 メルヘン街道最高地点・麦草峠(標高2127m)を
通過します。日本の国道で2番目に高いところです。

PM 5:17 諏訪インター手前の、「ドライブイン・おぎのや」に
到着しました。ここでお土産と、夕飯用に名物峠の釜めしを
仕入れ、PM 5:34 出発し、諏訪ICから中央道に入ります。
 
PM 6:40 駒ヶ岳SAで休憩後、高速で帰られるN@T−MAXさんとは
ここでお別れです、気をつけてお帰りください。

PM 7:34 中央道・飯田山本ICで降りた私たち7名は、
道の駅・信州平谷で休憩後、PM 7:51 に出発。
主人のFLHが、今度はヘッドライトのバルブ切れになりましたが、
補助灯が2灯あり明るく、前行車・対向車のいないときは
ハイビームを使用して、何とか走行できました。
 
PM 8:43 設楽町のコンビニに到着、ここで最終解散となります。
少しおしゃべりしたりして、PM 9:14 にコンビニを出発し、
豊橋市内の鈴与で給油後、自宅到着はPM 10:30 でした。
ちょっとしたトラブルもあり帰りが遅くなりましたが、二日間とも
天候に恵まれ、感動ものの秘湯にも入ることができ、
先導のK@三ヶ日さん、幹事のM@岡崎さんはじめ
仲間の皆さん、大変お世話になりありがとうございました。

FLHTCU 1584ccの燃費・ガソリン代 (ハイオク)

日付

給油場所

走行距離 給油量

燃費

単価(円)

備考

10/8 安曇野市

244.3

11.54

21.17

153

山道・高速
10/9 佐久市

204.2

12.17

16.78

143

山道中心
10/9 豊橋市内

281.7

14.39

19.58

149

高速・山道
 

合計

730.2km

38.1L

平均燃費
19.17
km/L

燃料代合計
5.650円

 
 

XLH 883ハガー 883ccの燃費・ガソリン代 (ハイオク)

日付

給油場所

走行距離 給油量

燃費

単価(円)

備考

10/8 安曇野市

236.3

8.39

28.16

153

山道・高速
10/9 佐久市

199.9

8.91

22.44

143

山道中心
10/9 豊橋市内

275.3

9.73

28.29

149

高速・山道
 

合計

711.5
km

27.03L

平均燃費
26.32km/L

燃料代合計
4008円