2009/10/24-25


2009年10月24日・25日と、1泊2日の三河チャプター
ツーリングがあり、主人と二人で参加してきました。
目的地は信州・戸倉上山田温泉です。
行きのルートは飯田まで下道を使い、飯田山本ICから
中央道に乗り、長野道・豊科ICで降りて、R19で明科まで向かい、
明科から県道403で聖高原を通って戸倉上山田温泉へ
降りていくルートです。

自宅を6時過ぎに出発、集合場所の豊川IC手前の
セブンイレブンには、30分ほどで到着。みんなと違う所に
私のバイクを駐めたので、主人に移動を頼んだところ、
エンジンが掛かりません
(゚ロ゚;) ガーン!!
スタッフの方に見てもらったところ、バッテリー関係の
トラブルで、置いていった方がいいとのアドバイスで
バイクを置いていき、主人のバイクにタンデムしていく
ことにしました。このバッテリーはいつ頃替えましたか?
と聞かれ、2004年4月26日から7年半使っていますと
言ったら、さすがに驚いていました。
10月29日に聞いたところ、バッテリーケーブルが
断線していたそうです。振動の激しい旧スポーツスターに
10年以上乗っているので、金属疲労でしょうか。
この日のためにETCを付けたのに、残念ですが仕方ありません。

セブンイレブンのお店の方に事情を説明し、
後ほどHD豊橋の方がバイクを引き取りに来ますので、
それまで置かせてくださいと鍵を預けてきました。
淋しそうな私の愛娘・・・メルヘン街道を走れる今回の
ツーリングを楽しみにしていたのに残念です。
でも、これが数百qも離れた山の中でのトラブル
だったらと考えると、不幸中の幸いだと思いました。
実は今回のツーリング、不幸中の幸いがまだ
待っていたのですが、それは後ほど・・・

AM 7:13 ちょっとしたアクシデントでミーティングも遅く
なってしまいましたが、コースや休憩場所、
注意事項等説明しています。
この後AM 7:20 出発。

AM 9:13 最初の休憩場所、R153号沿いにある「道の駅・信州平谷」(ひまわりの湯)に到着しました。

標高1000メートル付近のこの村でも紅葉が始まっていました。

AM 9:36 「道の駅・信州平谷」を出発。

順調に山道を上っていきます。
この後、昨年出来たばかりの飯田山本ICから中央道に
入りました。飯田IC周辺は慢性的な渋滞があるので、
その手前に新しいインターが出来て、大助かりです。

AM 10:33 駒ヶ岳SAに到着しました。
秋の行楽シーズンとあって、天気はいまいち
ですが大変な混雑です。

朝が早くてお腹が空いたので、名物の豚まんで腹ごしらえ。
AM 11:01 駒ヶ岳SAを出発しました。

AM 11:55 梓川SAに到着しました。
ここで昼食タイムです。

暖かいうどんで身体を温めます。
運転しているライダーより、タンデムの方が
寒く感じますね。1時間ほどのランチタイムで出発し、
5qほど先の豊科ICで降ります。

PM 2:07 聖高原にある聖湖畔のドライブインで
トイレ休憩を取りました。

今はもう秋・・・夏の賑わいが嘘のようにひっそりと
静まり返っています。
スワンのボートも鎖で係留されていました。

私と同じタンデムライダーのK君。
幼稚園児の時からタンデムしているベテラン?で、
小学生なのに私より大きくなってしまいました。

湖畔の桜の葉も鮮やかに紅葉しています。

PM 2:33 休憩も終わり、戸倉上山田温泉へ向け出発です。

PM 3:11 戸倉上山田温泉の「亀清旅館」に到着しました。

超意外な若旦那自筆の大看板が出迎えてくれました。
何が意外なのですか?って・・・それは後ほどのお楽しみ。

HD豊橋のスタッフの方が宿泊を申し込んだとき、
バイクを駐めるスペースはありますか?と聞いたところ、
軒の下に駐められますとのご返事だったそうですが、
軒下に全部入らないと分かったら、どうぞ玄関の中にも
入れてくださいとおっしゃって頂き、驚きと嬉しさで一杯です。
こういう老舗の和風旅館で、これほどのサービスをして
頂けるとは、正直信じられない程でした。
心からお礼申し上げます、ありがとうございました。

そういうわけで、玄関の中にも3台のハーレーを
入れさせて頂きました。他のお客さんがバイクを
眺めていたりするのを見ていると、
嬉し恥ずかしの気分になりました。

ロビーには薪ストーブが置かれ、遠赤外線効果でしょうか、
ポカポカと気持ちよくからだが温まり、
眠くなってしまいそうでした。

亀清旅館は、戸倉上山田温泉のメインストリートにある、
長野信用金庫上山田支店の前の道を入って、
2軒目と分かりやすいところにあります。

玄関前はこんな感じです。
スタッフのAさんが、出発の時に出やすいようにと、
頭から突っ込んだバイクの向きを変えて
おいてくれました、感謝です。

こちらが亀清旅館自慢の掛け流しの温泉、内湯になります。
午後9時までは男湯で、9時以降は男女入れ替わります。
結構な量のお湯が掛け流しですから、とても贅沢な
気分になれます。泉質もとてもなめらかで、
硫黄の匂いが温泉気分を盛り上げてくれます。

こちらが若旦那手作りの露天風呂です。
写真だと狭そうに見えますが、実際は結構広く
のんびり手足を伸ばして入れました。

PM 6:30 お待ちかねの夕食です。
蓋がしてあるので分かりませんが、鍋はキノコと
豚肉等の入ったキノコ鍋で、味は絶品!量もタップリで、
ご飯を食べる前にお腹が一杯になってしまいました。

スタッフのAさんの音頭で乾杯。

会社関係と違い、上下関係がないので和気藹々と楽しめます。

途中で熱々の舞茸のホイル焼きが出てきました。
舞茸の下にはチャーシューが入っていて、
これもとても美味しかったです。

初参加のメンバーもいて、名前など分からない
人もいるので、順番に自己紹介する事になり、
私も身振り手振りで自己紹介しました。

全員の名前までは覚え切れませんでしたが、
顔は覚えたのでこれからも宜しくお願いしますね。
この後9時少し前にお開きとなり、もう一風呂浴びて
戸倉上山田温泉の夜は更けていきました。
お休みなさ〜い。

一夜明けて10月25日、こちらの方が青い目の若旦那さんです。
ちょっとビックリでしょう。身長はナント2メートル!!!

アメリカ人の若旦那さんが作務衣姿で日本旅館を守り、
日本人の女の子\(^^;) じゃなかった、オバサンが
アメリカンに憧れて、ハーレーに乗っているっていうのも、
異種文化の交流みたいで面白いですよね。

テレビで拝見したときも美人だなぁと言っていた主人が、
実際にお会いしたらもっと綺麗だったと
言っていた、若女将さんです。

朝食前に全員でチャプターフラッグを囲んで記念撮影。(こちらの写真はNoriちゃん提供です)

若旦那さんと3人のお子さん達にも入ってもらって記念撮影。

こちらの写真はサブちゃんさんから頂きました、ありがとうございました。

大きい集合写真に写っていない、大女将さん若女将さん
Noriちゃんそして主人も一緒に撮って頂きました。
3人の子供達がとても可愛らしかったです。

AM 9:03 宿を後にして、メルヘン街道へと出発します。
大通りへ出るときには、若旦那さんが車を止めて
誘導して頂き、どうもありがとうございました。

千曲川を渡るとすぐにR18に出るので、右折して上田・小諸方面を目指します。
(こちらの写真はNoriちゃん提供です、ありがとうございました。)

R18で小諸まで行き、小諸からR141で佐久穂へ、
佐久穂からR299メルヘン街道で諏訪へ出ます。

小諸駅の近くで、メンバーの1台がパンクしてしまいました。
スポークホイールなのでチューブレスタイヤではなく、
パンク修理キットが使えず、スタッフの方がロードサイ
ドアシスタンスへの連絡等手続きをして、隣の上田市にある
ハーレーショップから引き取りに来て頂けることになり
一安心です。しかし5センチ位の長い釘が刺さっていたため、
修理可能なのか、交換部品が無いためバイクを置いて
くるかは、まだ分からないそうです。

又も不幸中の幸いですね、パンクしたのが山の中でなかったし、
近くにハーレーショップもあり、待っていた私達もコンビニが
前にあったのでトイレを借りることが出来たし、コーヒーも
飲めました。AM 10:54 1時間少々遅くなりましたが、
修理の手配も済んで出発しました。

AM 11:49 メルヘン街道、標高1300メートル付近を通過中です。

AM 11:59 標高1600メートル付近を通過。台風による強風の影響でしょうか、
白樺の木も葉が痛めつけられて、枯れたようになっています。

PM 12:04 いつも休憩している、
レストハウスふるさとに到着しました。

標高1700メートルを越えたあたりから雲の中に突入し、
視界が極端に悪くなってきました。

PM 12:14 ここはトイレ休憩だけで出発しました。

唐松林も黄葉のピークは過ぎて、枯れ葉が地面に積もって
黄色くなっています。

PM 12:29 標高2100メートル地点を通過しました。
気温は3〜4℃位だと思いますが、ユニクロで買った
ヒートテックとクシタニのインナー付きジャケットの
おかげで、全然寒くありませんでした。

PM 12:30 メルヘン街道最高地点 麦草峠 2127mに到着、
記念に一枚。みんなに遅れてはいけないので、
写真撮影だけですぐに出発。(麦草峠は志賀草津ルートの
渋峠2172mに次ぎ、日本で2番目に標高が高い一般国道で、
冬季は閉鎖されます。)

不思議なことに峠を越えたとたん、蓼科高原側は雲も取れて
見通しが良くなってきました。

バックが青空ではないため、紅葉の写真もいまいちです。

PM 12:47 白樺湖・車山高原方面への分岐点まで降りてきました。

PM 12:57 茅野市内へ入り、ヘアピンカーブが
続く山道とはお別れです。

PM 1:21 諏訪IC前にある、峠の釜めしで有名な「おぎのや」に
到着しました。ここで1時間の昼食・休憩になります。

軽食コーナーも個人客で満員御礼状態でした。
(バスツアー等の団体客は2階に専用のレストランがあります)
私はカレーライス¥550、
主人はソースカツ丼¥780で腹ごしらえ。

今回も帰宅が遅くなりそうなので、夕飯用に
名物の「峠の釜めし」を買って帰ります。

主人が少年時代に住んでいた東京から、父の実家のある
新潟県直江津市(現上越市)への里帰りしたときには、
勾配の急な信越本線碓氷峠を越えるため、横川駅で
機関車を増結するため長時間停車したときに、必ず買い
求めた懐かしい味だそうです。ちなみに、新潟県側に入ると
ホームまで積雪が多く、列車の窓から出入りしたと言う、
今では信じられないような経験までしたそうです。

FLHウルトラの収容力にはビックリです。
二人分のカッパとカバン、工具、釜めし5個、
職場へのお土産等詰め込んでも、まだ余裕があります。

Noriちゃんも丸みのあるバッグに、四角いお土産を
綺麗に詰めてニッコリ。

PM 2:36 おぎのやを後にして帰宅の途につきます。

おぎのやからR20へ出るには右折するわけですが、
右折レーンはあっても、右折の矢印信号が無いうえに、
対向車の信号無視が多く、中々右折できません。

おぎのやのある通りの街路樹も綺麗に紅葉していました。
この後、諏訪ICから高速に入ります。

PM 3:23 駒ヶ岳SAに到着しました、ここで一応解散と
なりましたが、ボーリング大会へ行くという、
サブちゃんさん達2台が先に出発しましたが、
後のメンバーは全員で飯田山本ICで降りて、
ひまわりの湯で休憩して行くことにしました。

PM 3:45 パンク修理で遅れたSさん親子が追いついて合流し、
無事の再会を喜び合いました。
バイクを置いて来ることにならず良かったですね。

PM 3:55 駒ヶ岳SAを出発しました。
ちなみに、タンデムでもミュージックを聴きながらのため、
退屈しません。CD1枚にMP3形式で175曲を録音して
行ったため、一緒に口ずさんで歌っていました。

PM 4:26 中央道を飯田山本ICで降りました。
この交差点を左折し豊田方面へ向かいます。

PM 4:59 ひまわりの湯に到着しました。
ここで最後のトイレ休憩をとり、後は流れ解散となります。

PM 5:14 自宅へ向け出発。写真は修整して明るくしてありますが、
実際は真っ暗でした。自宅到着は午後7時28分でした。
偶然にも自宅まで数十メートルの所で、CDの音楽175曲を
全部聴き終わりました。
今回のツーリングの走行距離は、1日目が301.2q
2日目が334.4q、二日間で635.6 qのツーリングでした。

メンバーの皆さん、どうもお疲れ様でした、ありがとう
ございました。m(__)m ちょっとしたトラブルもありましたが、
無事にツーリングが出来たことでこれもいい思い出になる
のではないでしょうか。豊橋は24日は雨だったそうですが、
道中は雨に降られることもなく、(雨の場合はメルヘン街道
中止で、高速で直帰の予定でした)カッパのお世話にならずに
済んだのが、何よりでした。
次のツーリングで、またお会いしましょう。

最後に、HD豊橋のスタッフの皆さん、
どうもお世話になり、ありがとうございました。

「亀清旅館」の若女将・若旦那さんはじめスタッフの皆様、
温かいもてなしと、美味しい料理の数々、
どうもありがとうございました。
機会を作って、又泊まりに行きたいと思います。