2007/04/08


2000年秋に購入したスカイウェイブに6年半乗っていましたが、
高速でのタンデム走行や山道走行で力不足を感じ、
新型に乗り換えました。納車は2007年4月7日、
翌日の8日に慣らし運転を兼ねて、近場へお花見
ツーリング&下見にソロで行ってきました。
慣らしとタイヤの皮むきのため、エンジン回転は
5000回転まで、スピードは70q/hまでに押さえての
運転ですが、簡単にレポートしたいと思います。

2006年型ではロービームは片眼点灯のため
(ハイビームで両眼点灯)、なんか球切れのようで、
かっこわるいなぁと思っていたので、
2007年型では両眼点灯になったのも、嬉しい改良です。

こちらが6年半乗っていた、2000年式のスカイウェイブ250。
当時は新鮮だったスタイリングも、今並べてみるとやはり、
古さを感じさせますね。

新型に乗ってみて、まず感じたことは、13インチから
14インチへとアップした前輪の恩恵でしょうか、
ハンドリングがとても落ち着きました。
以前は路面の凹凸や轍(わだち)で、ふらつくことが
あったのですが、どっしりとした感じです。又、車体剛性の
アップやショックの吸収性アップによる、しなやかな乗り心地、
気化器からインジェクションへの変更による、
始動性の向上なども、嬉しい進化と言えるでしょう。
ちなみに出力は、
17kw〈23ps〉/7,000rpm から
19kW〈26PS〉/7,500rpm
へとアップ。
トルクは
25N・m〈2.5kg・m〉/6,000rpmで新旧同じです。

新・旧スカイウェイブの諸元比較表

年 式 2000年式 SKYWAVE 250 2007年式 SKYWAVE 250
型 式 BA-CJ42A JBK-CJ45A
全長 / 全幅 / 全高 2,260mm/825mm/1,365mm 2,270mm / 760mm / 1,225mm
軸間距離 / 最低地上高 1,590mm/120mm 1,585mm / 125mm
シート高 / 乾燥重量 695mm/162kg 710mm/204kg
定地燃費 39.0km/L(60km/h) 39.0km/L(60km/h)
最小回転半径 2.8m 2.7m
エンジン型式 水冷・4サイクル・単気筒・J429 水冷・4サイクル・単気筒・J443
弁方式 SOHC・4バルブ DOHC・4バルブ
総排気量 249cm3 249cm3
内径×行程 / 圧縮比 73.0×59.6mm/10.7 69.0mm×66.8mm/11.3
最高出力 17kw〈23ps〉/7,000rpm 19kW〈26PS〉/7,500rpm
最大トルク 25N・m〈2.5kg・m〉/6,000rpm 25N・m〈2.5kg・m〉/6,000rpm
燃料供給装置形式 キャブレター フューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量 13L 13L
変速機形式 Vベルト無段変速 電子制御式Vベルト無段変速
変速比 2.417〜0.836 2.480〜0.814(パワーモード、マニュアルモード付)
減速比(1次/2次) 1.000 / 2.750×2.933 1.000 / 2.714×2.928
タイヤサイズ(前) 110/90-13M/C 55P 120/80-14M/C 58S
タイヤサイズ(後) 130/70-13M/C 57P 150/70-13M/C 64S
メーカー希望小売価格 \ 569.000 ¥693,000
諸元を比べても分かりますが、シートが高くなったことと、最低地上高のアップ、
42sもの車重増が、停車時の足つきや取り回し時に緊張感をもたらしています。
車体剛性のアップやコーナーリング性向上のためとはいえ、もう少し軽くして欲しかったと思います。

以前はスピードメーターのみでしたが、新型はタコメーターも
装備しています。しかし車の場合約2000回転で約80km/h
なのに対して、スカイウェイブでは60km/hで4500回転も
回っているのを見ると、なんて高回転型なのか、
余裕がないのかと気にもなります。

右の丸いスイッチがメインスイッチで、
左の四角いレバーがパーキングブレーキです。
エンジン始動にキーは必要無く、リモコンを身につけていれば、
スイッチをONの位置にするだけで、セルが回ります。
パーキングブレーキは、手前に引くと掛かり、
もう一度引くと解除されます。

左のハンドルグリップには、マニュアルモード関連の
スイッチが、所狭しと並んでいます。
まだ慣らし中のため、高回転をキープするパワーモードは
使いませんが、スイッチがたくさんあるため、
慣れるのには時間が掛かりそうです。

スピードとタコメーターの間には、オド・ツイントリップ
切り替え表示の他に、外気温も表示することが出来ます。

外気温の他に、トリップをリセットしてからの(給油時)
燃費も表示されます。燃費も1リットルで何キロ走った
かの他に、100キロ走るのに何リットルのガソリンが
必要かの2種類を表示可能です。
その他にオイル交換の時期が来たら、
知らせてくれる機能も付いています。

2007/04/08 AM 9:05
さて、説明はこのぐらいにしてツーリングに出かけましょうか。
上記の写真を撮った場所は、R1弁天島から浜名湖大橋で
舘山寺へ向かう途中の、中之島公園です。
上の写真で分かるように浜名湖の水はとても綺麗です。

AM 9:24
舘山寺温泉から、ロープウェイに乗って行ける大草山も、
桜や新緑に彩られて、とても綺麗に見えます。
ロープウェイの終点、大草山頂上には
浜名湖オルゴールミュージアムがあり、
展望台からの風景が、浜名湖八景に選定されています。

遠鉄ホテルエンパイヤと遊園地パルパルです。

遊園地パルパルの中にもたくさんの桜があり、満開でした。

AM 9:40 細江町・都田川の河川敷にも見事な
桜並木があり、ここもお勧めのお花見スポットです。

盛んに散り始めているので、ちょっと遅かったかな?
と思いましたが、まだまだ蕾もあり存分に楽しめました。

桜のトンネルも、この季節ならではですね。

朝は空いていましたが帰りに通ったときには、
大勢の花見客で大賑わいでした。

曳舟橋から下流の浜名湖方面の風景です。

バイクに戻ると、ステップの上にも花びらが舞っていました。

AM 9:56 
県道・320号で引佐町にある
龍潭寺(りょうたんじ)
にも寄っていきました。

龍潭寺の見所と言えば、小堀遠州作の庭園ですが、
今日はソロの下見ツーリングなので見学は次回に譲り、
桜だけ眺めて終わりです。

龍潭寺駐車場の桜も色鮮やかで、とても綺麗でした。
この後、みそまんじゅうで有名な紅屋前の三叉路を左折、
県道303号で奥山へと向かいました。

AM 10:15 奥山半僧坊にも寄り道。ここは地元でも有名な
ジンギスカン料理キジ料理のお店があるので、ツーリングと
組み合わせて来るのもいいかな等、色々プランが湧いてきます。

奥山でも桜まつり開催中です。

AM 11:20 奥山から引佐へ戻り、R257・R362・R152と
乗り継ぎ、道の駅・花桃の里でコーヒー休憩。

PM 12:28 道の駅花桃の里から天竜川沿いを北上、
水窪町かたくりの里に到着。

水窪町役場・林業課で設置したカタクリの説明看板があります。
ここは旧磐田郡水窪町で、現在は市町村合併により、浜松市天竜区水窪町となっています。

大変な山奥にもかかわらず、大勢の見物客で賑わっていました。

天気がいいため露出オーバー気味と、枯れ葉が邪魔で、
写真だと分かりづらいですが、
たくさんのカタクリが群生しています。

何とも言えない可愛らしい花です。

薄い紫色で、とても綺麗でした。

誰が付けたか、花言葉は「嫉妬」だそうです。

カタクリの花が咲いているのは急な斜面ですが、
遊歩道が整備されているので、安全に山歩きを楽しめます。
こんな山奥が浜松市で、あの山の向こうは長野県飯田市なんて、
ちょっと信じられない気持ちでかたくりの里を後にし、
水窪の中心街へ戻ります。

PM 12:51 水窪川沿いの桜も満開でした。

水窪川沿いの桜並木の向こうには、JR飯田線が走っています。

水窪の町に戻り、「お食事どころ国盗り」で、
十割そばをいただきました。ちなみに店名の国盗りとは、
遠州と信州の国境(県境)を綱引きで決する、
峠の国盗り綱引き合戦から付けられたようです。

PM 13:52 秋葉ダムにて小休止後、来た道を戻り
午後4時過ぎ帰宅。本日の走行距離は253q。
途中の鈴与で行きと帰りに給油し、233.3q走行し、
6.74Liter給油。燃費は34.6q/Literと素晴らしい
数字が出ましたが、エンジンを回さないエコラン的走行の
賜でしょうか。取扱説明書によると1,000qまでは、
アクセル開度 1/2程度でと書いてあるので、
慣らしもまだ1/4が終わっただけです。