毎年恒例となっている、秋のお泊まりfriendツーリングに、
2006年10月14日・15日と行ってきました。
今年の目的地は群馬県・上州草津温泉です。
今までのツーリングで、2日間とも晴天というのは記憶になく、
心配されましたが、今回は週間天気予報が一週間前から
晴天だったのに、昨夜9時過ぎから豊橋地方は土砂降りの雨(∋_∈)
朝起きてみると、路面もほぼ乾いてきており、カッパ無しで
出かけられそうと一安心でした。
写真は AM 7:22 第一集合場所の豊川IC入り口に到着した場面です。

AM 8:17
第二集合場所の設楽町八雲苑隣のサークルK到着。
8:29 全員そろったところで、長野県飯田まで下道で行きます。

AM 9:26 
休憩のため道の駅信州平谷に到着。
9:51 飯田へ向け出発。この後通った治部坂峠も、
3年前はヒトケタの気温で震えましたが、
今日は13℃と寒さもなく順調でした。

AM 10:53
中央道駒ヶ岳SAで給油。
ここら辺まで来ると、天気もよくなり眩しいほどの日差し。

PM 12:38
BENIさんと待ち合わせしていた、上信越道松代PA到着。
ここで今回のメンバー全員がそろいました。
ラーメンで昼食を済ませ、PM 13:31に出発しました。

PM 13:51
信州中野ICに到着。
有料道路は使わず、中野市街を通り志賀草津道路を目指します。

さすが信州、国道沿いにも赤く色付いた
リンゴや柿が鈴なりです。

PM 14:20
通称オリンピック道路で、志賀高原へ。
以前は湯田中・渋のひなびた温泉郷の横を通り、
時間も掛かりましたが、今では快走ルートになりました。

志賀高原でも紅葉の名所、琵琶池の畔を走っています。
琵琶池では大勢のアマチュアカメラマンが、
三脚を立てて紅葉の写真を撮っていました。

先導はM@額田さん、2番手にNoriちゃん、
チーコと続いています。
今年は春が遅く、芽吹きが送れたため、紅葉も例年より
遅れていると、志賀高原観光協会のHPで知りましたが、
やはり1週間ぐらい後が見頃でしょうか。

主人の後ろを走るA@FXSTCさんとM@岡崎さん。
今年の志賀高原は、先週台風並み低気圧が通ったせい
(10月7日に山で遭難者続出や、宮城県女川町沖の
サンマ漁船転覆事故があった日)で、ナナカマドなどの
赤く色づいた葉が、強風のためみな落葉してしまったそうで、
上の写真のような赤い葉はとても少なかったです。

右に見える山が、これから登る横手山です。

このあたり、標高も2000メートルを超え、広葉樹を
見かけなくなり、針葉樹とクマザサばかりが目に付きます。

PM 14:56
のぞき(地名です)に到着。

スカイレーターとリフトで、志賀高原で一番高い横手山に登ります。
スカイレーターは上り下り交互に運転されているため、
待ち時間があり、下りの人たちが降りてくるのが見えます。
それにしても青空の綺麗なこと、山頂からの眺望が楽しみです。

PM 15:18
いよいよ上りの番です。
スカイレーターとリフトの往復料金は900円ですが、
インターネットで割引券を印刷して持って
いったので800円になりました。

PM 15:25
リフトはペアリフトなのですが・・・

男女ペアで乗ったのは、BENIさんと主人だけでした。
これが後で、記念写真の売り上げに影響するとは・・・。

横手山山頂展望台からの風景。
今上ってきた九十九折りの志賀草津道路が見えます。

横手山山頂展望台からの長野県側の風景。

PM 15:31
横手山山頂展望台からの風景。これが今乗ってきたリフトです。
自宅2階の屋根に上ってもビビル高所恐怖症なのに、
これだけの急勾配を上ってきても、周りの絶景に目を奪われて、
怖くなかったのが不思議です。

横手山山頂展望台にて。本当に雲の上の世界を堪能しました。

PM 15:34
横手山山頂展望台からの風景。群馬県方面を見ています。

横手山山頂展望台からの風景。群馬県方面を見ています。
たとえがおかしいですが、舞台効果のドライアイスの超大型版と
いった感じでしょうか、神秘的ですらあります。

ちょっと見にくいですが、今の気温はなんと6℃です。
真冬並の気温ですが、風もなく日差しが眩しいほどあるため、
冷たさは感じませんでした。

PM 15:50
上りと同じルートで「のぞき」まで降りていきます。


写真屋さんが撮ってくれた記念写真(左)は1,000円でした。
右は記念写真入れの表紙です。
男性陣は誰も買いませんでした(^_^;)

PM 16:05
のぞき駐車場にて。
目の前の雲海、楽しめましたね。

PM 16:17
日本の
国道最高地点の渋峠(2172メートル)を越えると、
草津まで急勾配を降りていきます。

PM 16:19
青い空と白い雲海・・・3年前曇り空の雲海とは比べものになりません。

雲海を見下ろしながら、颯爽と走るNoriちゃん。
このあたりはまだ空が晴れ渡っています。

M@額田さんの後ろについて、バックを撮った写真。
Noriちゃんの笑顔が爽快な気分を物語っていますね。

山を降りていくにしたがって、霧が掛かってきました。
白根山のあたりでは霧のため何も見えません・・・
先ほど絶景を堪能した、雲海の中に降りてきた実感があります。
3年前に白根山に登っているので、今回は横手山にして大正解
でしたね、この霧では何も見えません。

PM 16:35
殺生河原まで降りてくると、霧は晴れてきましたが、
あちらこちらから噴煙が上がり、硫黄の匂いが凄い。
駐停車禁止なのもうなずけますが、もし渋滞していたら
バイクの場合怖いですよね。

PM 16:51
のぞきから45分ほどで、草津温泉に到着です。
温泉まんじゅうで有名な「ちちや」店頭では、
まんじゅうを蒸かす湯気が元気よく上っていました。

予約してある旅館は湯畑の直ぐ横なので、
一方通行の湯畑をグルッと回ります。

PM 16:57
草津温泉・日新館に到着しました。
バイクは玄関横のスペースに止めまさせていただけました。
日新館は、源頼朝公の時代に『湯本』の姓と、三日月の家紋を
お与えられたそうで、草津最古の宿だそうです。
一度、純和風旅館に泊まってみたいという希望が叶えられました。
幹事のM@岡崎さん、ありがとうございました。

PM 17:31
夕食前に天下の名湯、草津温泉の湯で疲れを癒します。
左は露天風呂でくつろぐM@岡崎さん。
右は宿のパンフレットからスキャンした内湯の写真です。
レンズが曇ってしまい、内湯の写真は撮れませんでした。
贅沢に掛け流しだし、湯温が高くても水でうめてないので、
草津温泉の泉質は最高ですね。

PM 18:05
お待ちかねの夕食です。おそばはおかわりしたくなる
ほどいい味だし、お肉も柔らかく、鮎も焼きたてで、
とても美味しく頂けました。

M@額田さんの音頭で乾杯。
ちなみに、私やBENIさんの着ているTシャツは、
今年のブルスカで、M@額田さんに教えて頂いた
お店で買ったものです。M@額田さんは公私にわたり
頼れるリーダーなのですが、今年もHD・Roadキングじゃなくて、
BMWに乗ってきたのは反則(笑)。
料理も美味しいし、メンバーは楽しいし、最高です。

PM 19:40
食事も終わり、湯畑見物とお土産屋さん巡りに出かけます。
部屋に暖房が入っていることでも分かるように、
夜になって冷え込んできたので、防寒対策をして散歩に出発〜。
宿の前は、風情のある温泉場の景色です。

夜景モードで撮った湯滝。

PM 19:53
湯煙たなびく湯畑の夜景。
湯畑の向こうに見えるのは足湯です。

下ネタ話が決して好きな訳ではありませんが、
この看板には大笑いでした。
実はパチンコ屋さんの看板で、
が抜けているのでしたが、
何故ひらがななのでしょう

PM 20:40
今宵の宿、日新館に併設されている喫茶店、
茶房ぐーてらいぜ』で名物のコーヒーを頂きます。
『ぐーてらいぜ』とは、ドイツ語で『よい旅を』という
意味だそうです。風呂場の構築を利用したという建物は、
中に入ると太い梁が目につき、いい雰囲気を出しています。

午後9時過ぎには部屋へ戻り、お喋りしたり再び温泉を
楽しんだりして、寝たのは午前1時過ぎでした。
部屋の写真は、食事中にお布団を敷いていただいて
あったので、宿のパンフレットからの借り物です。

一夜明けて、20061015日(
AM 6:57

朝風呂に入った人も、ゆっくり寝ていた人も、
湯もみ見物&散歩に出かけました。
AM 7:07

7時からの湯もみショーは超満員だったので、
7時半からのを見ることにして、始まる前に
お土産のおまんじゅうを買いに、
ちちやへやって来ました。

AM 7:15
可愛い湯もみ娘の看板とパチリ。
しかし、この後出会ったのは、
大昔の湯もみ娘(主人談)だったとは・・・

AM 7:39
残念ながらチーコの所で、順番が切れてしまい、
3人そろっての湯もみとはなりませんでしたが、
草津節に合わせて、見よう見まねで挑戦。

生まれて初めてですが、結構面白い。
段々調子が出てきた頃には交代です。次の順番を待っている、
NoriちゃんとBENIさんの手拍子が分かりますね。

AM 7:50
待ってました!私達の出番です。
後ろにいるプロの湯もみ娘からすると、少女のような二人です。
二人とも凄く楽しそうですね。実は逆光が強くて、
写真が写っているか心配だったのですが、
楽しそうな表情が捉えられていて安心しました。

賞状と記念のタオルを頂きました。
5回挑戦すると、湯もみ免許皆伝証と、
記念品がプレゼントされるそうです。
次に草津へ行くときは、忘れずに持っていきましょう\(^^;) 。

AM 7:54
さて、湯もみも体験したし、お腹が空いてきたので、
宿へ戻るかと思いきや・・・

なんと、ちちやのおまんじゅうを提げたまま、
他のおまんじゅう屋さんへ。
湯もみと踊りの入場券を持っていくと、
割引になると言う「山びこ温泉まんじゅう」へ。

A朝の湯畑風景。

朝の湯畑・湯滝。

AM 9:11
午前8時に朝食を頂き、一休みした後、出発準備に
掛かるメンバー達。宿を9時20分頃出発。

AM 9:29
道の駅草津運動茶屋公園前を通過。
気温は14℃とまずまずの暖かさ。

AM 9:50
軽井沢方面へ向けてR146をひた走る私。
登坂車線から撮ってもらった一枚。

AM 10:00
軽井沢を目指します。

AM 10:15
長野県側に入り、峠の茶屋でトイレ休憩。
煙たなびく浅間山と
千曲川に歌われていますが、
今日は噴煙も見えず、穏やかに晴れ渡っています。

峠の茶屋付近は、草津−軽井沢ルートと鬼押し出し
−白糸の滝ルートが交差する地点とあって、人気のスポット
なのでしょうか、大勢の観光客で賑わっていました。
ここの駐車場、入り口に段差があったのと、
下が砂利と言うことでちょっと出入りにビビリました。

AM 10:43
軽井沢でも紅葉が始まっていました。

AM 10:46
中軽井沢からR18を右折して小諸方面へ。
道路が混雑しているため信号は3回待ちです。

AM 10:53にR18、信濃追分で給油した後、
R141で清里・佐久穂方面へ向かうのですが、
早く曲がりすぎたため、佐久市内をぐるぐる回る
羽目になってしまいました。
AM 11:20

これから走る県道138も、R141より1本東側の道路です。

AM 11:50
市街地を離れ、R141から別れて、R299へ入ってきました。
気温は19℃ととても暖かく快適です。

標高が上がるに連れ、木々の色が鮮やかになっていきます。

このあたり紅葉見物のマイカーが多く注意が必要です。

3年前にとても綺麗な紅葉を眺めながら走った、
八千穂高原・八ヶ嶺橋にて。
メルヘン街道一のビューポイントとあって、
車も多いです。私達もここで小休止。

ちょっと早めではありますが、けっこう綺麗でした。

八ヶ嶺橋から見える、八千穂高原南側の眺望。

こちらは八ヶ嶺橋北側の眺望。
天気はいいし、紅葉は綺麗だし、暖かいしで、最高の気分です。

八千穂高原の紅葉を堪能する仲間達。

PM 12:27
八千穂高原・レストハウスふるさとにて休憩。
大変な混雑で、ここでの昼食は前回同様断念。

PM 12:36
レストハウス
ふるさと周辺も紅葉が見事でした。
たった
2ヶ月前とは別世界のような見事さです。

メルヘン街道の上りはまだまだ続きます。

PM 12:51
標高2100メートル地点を通過、麦草峠はもうすぐです。

PM 12:52
メルヘン街道最高地点・麦草峠に到着しました。
冬期閉鎖されるメルヘン街道の麦草峠は、日本の国道で
2番目に標高が高い(2127メートル)所で、昨日通った
志賀草津道路の渋峠(2172メートル)が日本一標高の高い国道です。
2日間で2000メートル超の峠を2つも越えるなんて、
滅多に体験出来ませんよね。オッと、BENIさんは半日で、
この峠を往復したのだから、凄いの一言です。

麦草峠を越えると、諏訪インター近くまでは、
長い下りが続きます。8%ぐらいの急勾配の下りが続き、
運転には神経を使います。

PM 13:47
前回はファミレスでの昼食だったので、今回は地元の
名産が食べられる所ということで、峠の釜飯で有名な
おぎのや』のドライブインへ。

PM 14:17
釜飯屋さんで食べた物は何故かカレーライス・・・
じつはメニュー豊富で目移りしてしまいました。
チーコは「秋の味覚チキンカレー650円」、

Noriちゃんは「カツカレー750円」をチョイス。
BENIさんはラーメンM@岡崎さんはおそば、
主人は「信州づくし豚すき重・750円」などなど・・・
実は晩ご飯用に、峠の釜飯を買って帰ったのでした。

買ったとき、ほかほかの熱々だった釜飯、
帰ってからチンして食べても充分美味しかったですよ。
スーパーやデパートの駅弁フェアで買ったのと、
一味違いました。やはり作りたてだったからでしょうか。

PM 14:39
ここ諏訪インター近くの「おぎのや」で、
東京方面へ帰るBENIさんとはお別れです。
BENIさん気をつけて、又一緒に走りましょうね。
後で聞いたところによると、高速が渋滞しているからと、
今来たメルヘン街道を戻り、下道で東京方面まで帰られたそうです。
その底知れぬパワーには脱帽です

PM 16:50
我々は、午後 14:46 に諏訪インターから中央道に入り、
駒ヶ岳SAで給油&休憩を取り、中央道を飯田ICで降りて、
R153道の駅信州平谷で休憩。
PM 17:14

夕暮れの中をR257設楽へ向け出発。

PM 18:06
設楽町豊鉄観光サービス向かいの休憩所到着。
秋の夕日はつるべ落とし、あっと言う間に暗くなりました。
PM 18:30

ここで三河組と豊橋組に別れて解散となりました。
A@FXSTCさん、Noriちゃんと別れた後、
主人のFXDLの
マフラーが抜けてしまい、真っ暗な中応急処置をして、
自宅到着は8時半過ぎでした。
みなさんどうもお疲れ様でした。無事に行ってこられた
ことはもちろん、今までのツーリングの中で最高のお天気
だったことにも感謝しつつ、次の機会も宜しくお願いします。

1日目の走行距離361.3km
2日目の走行距離345.2km
2日間でトータル706.5kmのツーリングでした。

高速料金(バイク)

飯田IC−信州中野IC 3,350円×2台=6,700円
諏訪IC−飯田IC 1,800円×2台=3,600円

途中給油のガソリン代(ハイオク)&燃費
(SAは@155円・中野は@158円・潮見坂は@140円)

XLH883

給油場所

走行距離(km)

給油量(liter)

燃費(km/liter)

料金(円)

駒ヶ岳SA

156.2

5.75

27.16

891

信州中野

151.0

 3.72

 40.59

577

駒ヶ岳SA

236.5

10.14

23.32

1.572

潮見坂SS

165.8

5.86

28.29

820

合計

709.5

25.47

平均 27.86

3.860

XLH883の信州中野で数値がおかしいのは、
満タンまで入れなかったと思われますが、
それにしても883の好燃費が目立ちます。


途中給油のガソリン代&燃費
FXDL 1340

給油場所

走行距離(km)

給油量(liter)

燃費(km/liter)

料金(円)

信州中野

292.3

11.71

24.96

1.850

駒ヶ岳SA

239.3

12.72

18.81

1.972

潮見坂SS

167.7

7.30

22.97

1.022

合計

699.3

31.73

平均 22.04

4.844

信州中野から駒ヶ岳まで、標高2000メートルを超える
山岳地帯の走行が多く燃費が落ちましたが、平均すると
XLH883は、27q/Liter台。FXDLは、22q/Liter台と
排気量を考えると、素晴らしい燃費だと思います。