2002年10月12日 SLの動態保存をしている事で有名な、静岡県の大井川鐵道で、10月14日の鉄道記念日に合わせたイベントとして、
SLの重連運転を行うと言うニュースを知り、SLに乗ったことはもちろん間近で見たことがなかった私と(遠くからしかありません)、
小学校の臨海学校で東京から千葉の館山まで乗って以来という主人の二人で行ってきました
(東京でSLが走っていたなんて(◎-◎;)いつの時代?)

東名高速・遠州豊田PAにて休憩、ここでしか
食べられないと言うみかんソフトクリームを
食べてみました。

さっぱりしてとても美味しかったです。

SLの発車時間まで余裕があったので、
金谷町にある
「お茶の郷」と言うお茶の
博物館に寄ってみました。

日本のお茶の歴史や、世界のお茶を勉強できる施設で、
この時はトルコのお茶の試飲がありました。

お茶の郷から見える大井川と富士山。大井川の手前が金谷の町で、向こう側が島田市です。
大井川鉄道はSLを金谷から本川根町の千頭まで、一日1往復・土日は3往復運行しています。

お茶の郷内には、この地方の特産品であるお茶や、
色々な物を販売しているコーナーもあり、有料の
博物館とは別棟になっているので、通りがかった
ときに寄ってみるのもいいですね。

お茶の郷内にある日本庭園。
有料なので2階から見るだけにしました。

珍しいSLの重連運転(大和田−家山間にて) この時はカメラの方を向いていたので、
SLを見る事が出来ませんでした。しかし直ぐ後ろを走るSLの迫力はもの凄かったです。

こちらは2両目のSLです。

道の駅にもなっている川根温泉ふれあいの泉に到着しました。
東名高速・相良牧ノ原インターから1時間弱の距離にあります。
入館料は入浴のみ500円で、プールとの共通券は
1,000円です。

玄関を入るとロビーがあり、向かって右側にフロント、
その奥にお土産コーナーがあり、左側に喫茶・
食堂があります。
お風呂は食堂前の廊下を歩いた奥にあります。

12時を過ぎてお腹が空いていたので、
先に食事を頂きました。

暑かったので名物の茶そば(600円)をいただきました。

こちらは内風呂になります。

洗い場にはボディーソープとシャンプー&リンスがあります。

露天風呂は岩風呂が3ヶ所あります。

手前が炭風呂になっていて、袋に入った備長炭が
入れてあり、奥が檜風呂です。

お湯は少し緑がかった色をしており、肌にとても良さそうな
ミネラルを多く含んだ泉質で、効能も
筋肉痛神経痛美肌
言われるだけあって、入ったあとはお肌がツルツルになります。

露天風呂からは大井川に掛かる鉄橋が見え、
SLが通るときには汽笛を鳴らして知らせてくれるので、
お客さんが一斉に湯船から出て、汽車に向かって
手を振ります。汽車の乗客もこちらに向かって手を
振る光景は一見の価値ありです。

1階にある食堂です。お勧めは釜飯と、
私達が食べた茶そばです。

こちらは2階にある休憩所で、こちらでも食事が出来ます。
こちらの方が大井川に面しているので、眺めが良く
SLを部屋から見ることが出来ます。

お土産コーナーです。

日本一と言われるお茶をはじめ、お茶を素材に使った
お菓子や健康食品など、色々な物を売っています。

こちらがプールです。もちろん温水プールなので
年中楽しむことが出来ます。

プール内にもジャグジーや温泉がありました。
温水プールとは言え、長時間浸かっていると身体が
冷えてくるのでしょうか、こちらで暖めるためにあるようです。

行くときに重連で運転されていたSLが、
千頭から折り返してきたのに合わせ、
川根温泉直ぐ近くの笹間渡駅へ行ってみました。

千頭の駅には方向転換する装置が無いのでしょうか?
後ろ姿で入ってきたのには驚きました。電車なら
前後(左右)対称の作りになっていますが、
SLではそうはいきませんよね。だからと言って
車のバックとは違い、後ろ向きでもスピードは
前進と同じように出るのは不思議でした。

発車間際の先頭車両です。SLが発車するとき、
どういう行動を取るか知っていますか?

発車の合図に汽笛を一発ボーッと、そして弁を開けて
蒸気を送り込みますよね。耳元で汽笛を思いっきり
鳴らされて、心臓が止まるほどビックリしたあとに
この蒸気!!!私はどこに写っているの? 
イヤ〜〜驚いたのなんのって・・・・
貴重な経験をさせて頂きましたm(__)mペコッ。

あまりの衝撃に顔が引きつっていません?
不思議ですがこちらが列車の最後尾になります。
行くときは重連でしたが、帰りには1両が後ろから押していくわけですね。

SLが走り去った線路際には、秋桜が揺れる大井川鐵道の秋。
今度はSLに乗りに来ようねと話ながら、家路につきました。