2002/05/05


2002年5月5日こどもの日と言うより、私がホームページを
開設して一周年の記念日(*^o^*)と言うことで、一周年記念
のツーリングに行ってきました。目的が、長野県上村の
しらびそ高原に登って、残雪の南アルプスを見ると言う
ことだったのですが、ハーレーを置いてある実家まで行く
時間がなく、スカイウェーブ250にタンデムで行くことに決定。
AM 10:06 鳳来町湯谷温泉にある、日帰り入浴施設
ゆーゆーありーな横を通過。浜松方面からのお客が多く、
いつも混んでいます。

AM 10:14 開設一周年で花輪の並ぶ、鳳来町名号にある
日帰り入浴施設、
うめの湯です。地区の特産梅にちなんで
名付けられたそうです。入浴料は700円でこぢんまりとして
いますが、レストランや休憩室などの設備も整っています。

AM 11:06 長野県境に近い豊根村では、八重桜が満開でした。
とにかくここのルートは、沿線の花が綺麗なので、
走っていてとても気持ちがいいです。お勧めは4月の半ば、
しだれ桜の古木が満開になる頃です。

AM 11:15 標高1060メートルの新野(にいの)峠に到着。
      ここからは信州・長野県です。

この先飯田市までにも温泉が一杯。
下條村は峰竜太さんの故郷で、
秋桜の湯では
峰さんのサイン入り写真が出迎えてくれます。
目的地のしらびそ高原まであと55キロとあります。

AM11:24 道の駅信州新野千石平に到着しました。
道の駅全景です。ゴールデンウィークとあって
駐車場は満車で、バイクなのでラインのないところに停めました。
AM 11:30 今回はトイレ休憩だけで出発しました。

前回のツーリングで、このモニュメントが何であるか
分からなかったので、今回はしっかり勉強(^_^;)

神様だったんですね〜お客の旅の安全と御多幸我をお祈りして
おりますと書いてありました。失礼しました、天狗のようだなんて。

AM 1139 151号沿いの道の駅を出てすぐ交差する
R418号を右折し、しばらく走ると天龍村の日帰り入浴施設、
おきよめの湯があります。何処かのツーリングクラブが
来ていたのでしょうか、バイクが20台ほどありました。
車も多くて駐車場に入りきらず、道路にもたくさん停めて
ありました。ここの温泉は泉質がいいですよ、
肌がツルツルになります。

AM 11:58 途中で天竜川の橋を渡るとしばらく川沿いに
快適なルートが続きます。天竜川は諏訪湖から流れ出て、
浜松市の横から遠州灘に注ぐ、日本でも有数の大河で、
「あばれ天竜」と称されるほど急流が多いことで有名で、
急流下りの
「天竜ライン下り」はスリル満点です。

PM 12:12 天竜川と別れを告げて支流の、南アルプスの
雪解け水を運ぶ遠山川沿いです。新緑も眩しく、
時間があれば吊り橋を渡ってみたい、
そんな気持ちがする快適な場所です。

PM 12:20 南信濃村にある、滝見の館・そば処
「信玄」に到着しました。

お城のようなお店の後ろにあるのが、信玄滝です。
信玄が三河攻略の途路、この滝の水でのどをうる
おしたといわれ、この名前が付いたそうです。

滝見の館・そば処「信玄」の営業時間はAM 11:00〜PM 14:00
なので、かぐらの湯へ行くときには、まだ開店前だったりして、
寄った事はなかったのですが、今回はここで昼食を摂ることに、
最初から決めて行きました。
主人がイワナとかヤマメが好きなので・・・
ちなみに私の好きなのはイワナの骨酒\(^^;) (コラコラ)

お店のホワイトボードに「本日のお勧め」と書いてあったので、
今回は塩焼きではなく、ヤマメの唐揚げ250円を食べましたが、
とても美味しかったですよ。塩焼きは350円なのは焼く方が、
手間が掛かるからでしょうか。

おそばはちょっと贅沢に、これもお勧めのとろろそば850円に
しました。メニューに、「そばは挽きたて・打ち立て・茹でたてに
こだわっています」と書いてあるとおり、時間が掛かりましたが、
納得の味でした。口に運んだときの、そばの香りが何とも
言えず、手打ちだけあって腰もあり、次回はザルの大盛りだ!と
そば好きの主人の弁。
店を出るとき、リズミカルなそばを切る音が聞こえてきたので、
見ると職人ではなく、村のおばちゃんがそばを打っているようすが、
外から見えるようになっていました(玄関右の部屋)。

お店のベランダから見える、信玄滝です。
遊歩道があって滝壺近くまで行けるようになっていました。

PM 13:37 R152号で上島のトンネルを出てすぐの処に、
下栗の里の看板が出ているので、ここを左折します。

PM 13:52 下栗の里に到着しました。普通の民家の屋根に
石が乗せてあるのを見たことがありますか。
別に貧乏な訳ではありませんよ、自然環境が厳しいんで
しょうね。それと毎日この景色を見ながらする生活って・・・・
ちょっと想像出来ません。

左の写真を撮った場所で振り返ると、こんな感じになっています。
土蔵とか薪とかなかなか見る機会はありませんよね。

道路一本隔てた向かいの家との高低差がこんなにあります。
集落が段々畑のようになっていますが、
段々畑なんてもんじゃないですよね。

畑はこんな感じです!!おばちゃんが畑を耕しているのを
見ましたが、下向きでやっていたのにはビックリ(◎-◎;)
よく転げ落ちないかと感心しました。
私ならせっかく収穫したタマネギを、谷底に転がり落とすか、
自分が転げ落ちているかもと思いました。

下栗の里を登っていくと、広いところに出ます。そこに村営の
高原ロッジ下栗があり、食事などが出来るようになっています。

高原ロッジ下栗から見る、南アルプスの風景。
3000メートル級の山は雲を被っていて、上まで見ることは
出来ませんが、この景色を生で見ると、絶景と言う言葉以外
出ませんでした。
PM 14:10 下栗の里を出発し、南アルプスエコーラインで、
しらびそ高原を目指します。

PM 14:40 しらびそ高原(標高1918メートル)に到着しました。
下栗の里を出てからあまりの急勾配に、水温計の針が
オーバーヒート寸前まで上がり、少しきな臭い匂いがした
ため、回転を抑えて走り、標高が上がるに連れて気温が
下がり、水温も下がってきたのでホッとしました。
250ccのスクーターで二人乗りだったので、
大変だったのでしょう。

ハイランドしらびそ全景です。こんな山の頂上に立派な
山荘があるのには、はじめて来た時は驚きました。
冬季は営業していませんが、宿泊も出来て、
お風呂は窓が大きなガラス張りになっていて、
絶景を眺めながら入浴できます。日帰り入浴も
可能なので、以前入りましたが、入浴券がしらびそ
高原のステッカーになっていました。

高原頂上にある展望台から見た景色。ハイランドしらびそ
前にも小高い丘があり、大勢の観光客が南アルプスの
眺めを楽しんでいました。丘に生えている白樺の木も、
新緑にはまだ間があるようです。
手前に
遠山森林鉄道の車両が保存されていました。

ハイランドしらびそ内のお土産売り場にて。

ハイランドしらびそ内にはここの軽食コーナーの他に、
焼き肉レストランと和食のレストランがあります。
ここの軽食コーナーでは、麺類やカレーライス、
五平餅などが食べられます。

フォトギャラリーが併設されていて、上村の文化や自然に
触れられるようになっていました。あと天体写真もあって、
アンドロメダ星雲の写真はとてもきれいでしたよ、空気が
澄んでいるから星が綺麗に見えるでしょうね。
天体に興味のある方は、是非天体望遠鏡持参で
泊まられるといいですね。

ちょっと一服コーヒータイム。自販機ではない
コーヒー250円ですが、紙コップに入っています。
外へ持っていってもいいと言うことでしょうか。
ここで南アルプスを見ながら飲む
コーヒーの味は、又格別ですね。

ハイランドしらびそからちょっと下ったところにある、
しらびそ峠1883メートルです。絶好のフォトスポットですね。

しらびそ高原から見える、南アルプスの山々の案内図です。どこかのメーカーの「南アルプスの天然水」は
あの雪解け水なのか、なんて思ったりして(^_^;)南アルプスだけはまだ登ったことが無いんです。
中央アルプスの駒ヶ岳とか、北アルプスの乗鞍・穂高岳はありますが・・・もっとも頂上まで上れたのは乗鞍岳だけです。

うーんあの雲がじゃまだなぁ〜〜と主人、いいじゃん
又くればと私。名残惜しいですが、夕暮れが迫って
いるのでそろそろ行かなきゃ。
PM 15:19 かぐらの湯へ向けて出発です。

PM:16 10 かぐらの湯に到着しました。

温泉館前にあるお土産屋さんも、ゴールデンウィークで
ごった返していました。

わが家では、みそはスーパーで買ったことはありません。
ツーリングなどで信州へ行くたびに、買い求めてきます。
やっぱり本場の信州みそはひと味違いますって、
何処かのコマーシャル?

PM 17:26 温泉で暖まり、152号を水窪方面へ出発します。
17:36 せせらぎの里の横を通ったので、写真を撮りました。
かぐらの湯が一昨年出来るまでは、ここにある
「ぬくもりの湯」が唯一の温泉で、以前来たことがあります。
村営の宿泊施設もあり、静かでのどかないいところです。

PM 17:57 長野県と静岡県の県境にある、兵越峠に着きました。
地図で見るとヒョー越と書いてありますが、漢字ではこう
書くんですね、意味を調べたら「ここは昔、武田信玄が
兵隊を大勢連れて、徳川攻めに行った時に使ったことから、
この名前が付いたそう」だそうです。
ここにある公園では信州と遠州の、国盗り合戦が
毎年行われており、昨年は長野県の田中知事まで
参加したそうです。ちなみに、ここは国道ではなく、
R152号は青崩峠が寸断されていて、歩行者のみ
通行可になっている、不思議な)国道です。
近い将来
トンネルが出来る予定になっていますが、
私がおばあさんになるまでに出来るかどうか心配(^_^;)

4月13日のツーリングの時には、冬枯れの景色だった
静岡県側(山の裏側にあたり日当たりが悪い)にも
ようやく春の訪れが・・・八重桜が綺麗に咲いていました。
5月に桜が咲くと言うことは、北海道と同じくらいの気温でしょうか。

PM 18:07 水窪町に向けて降りていくと、段々緑が濃くなり、
藤の花がいたるところで咲いていました。そんな中で珍しい
白藤を見つけたので、記念にパチリ。
この後152号を右折し佐久間町へ、佐久間町から473号で
東栄町へ出て151号を左折、豊橋のラーメン屋「風風ラーメン」に
PM 20:30頃到着、遅い夕食となりました。
結局帰宅は9時半頃でした。走行距離は山道主体の344キロで、
燃費は28.9キロでした。250とは言え、車体の重いスクーターで
タンデム、山道主体ではよく走ったと思います。