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2001/08/17 午前 07:06 昨夜のうちに荷物は全部積んであり、 余裕で出発のつもりが、少し遅くなってしまいました。 天気予報は晴れと言っていましたが、曇っていました。 初めて二人だけでの二泊三日のツーリングに、 緊張感が高まります。 |
午前 08:48 最初の休憩は、いつもお世話になっている、 設楽町にある八雲苑という、観光ヤナ場です。 ここはトイレが営業時間外でも使用できるので、 いつも助かっています。 出発したときは曇っていた空も、青空が覗いてきました。 |
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午前 10:20 本日二番目の休憩地、岐阜県岩村町にある 喫茶店「とも」です。岩村は女城主の岩村城があったところで、 地酒も「女城主」と言う有名 なお酒もあります (誰ですチーコにピッタリなんて言っているのは)。 バイクショップのツーリングでは、西三河・尾張地区からの メンバーの集合場所になっているお店です。 お店の名前が「ボンジュール」から「とも」に変わっていたので 聞いたところ、経営者が変わられたそうです。 しかし日曜日も朝7時から営業と、集合場所として重宝しています。 自宅で朝食を摂ってきたのに、しっかりモーニングを頂きました。 |
午前 11:46 本日3回目の休憩は、中津川から下呂温泉を結ぶ、 通称裏木曾街道にある道の駅「花街道付知」です。 ここも三河地区から高速を通らないで、飛騨へ行く定番のルートで、 道がいい上に交通量も多くなく、快適なルートです。 時間的にはそろそろお昼かなと言う頃ですが、喫茶店での モーニングが効いて、まだお腹が空ませんでした。 |
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午後 01:16 結局昼食は、萩原町にあるドライブインで ラーメンを食べました。高山ラーメンはわりと有名で 美味しいのですが、ここのラーメンも安くてまぁまぁの味でした。 さぁ出発と言うときに、観光客のおじさん達に囲まれ、 質問攻めに・・・・女性のハーレーライダーが珍しいらしく、 色々聞かれました。 |
午後 01:46 本日の最初の目的地、小坂町にある日帰り温泉施設 「ひめしゃがの湯」に到着です。小坂町で給油しましたが、 200キロ走って7.6リットル入り・リッター26.3/km でした。 スポーツスター883 の燃費の良さにはほれぼれしますね。 主人のFXDLはリッター19/km でした。 |
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「ひめしゃがの湯」は入泉料600円で休憩所・イワナや 朴葉みそなど飛騨の郷土料理を楽しめるレストランも 併設され、時間の制限もないので、ゆっくり休みなが ら二度三度と温泉が楽しめます。 露天風呂は無色なのに、 室内の風呂は有馬温泉の 金泉のような色で、二度楽しめると言うか、 一粒で二度美味しい?温泉です。 |
午後 03:28 ひめしゃがの湯近くにある、 がんだて公園にて、県指定天然記念物の「巌立」を見学。 御岳山の大噴火で出来た、高さ72m、幅120mの大絶壁は、 大自然が作り上げた不思議な景観です。 写真だと遠近感が分かりませんが、実際はものすごく 大きな柱状節理です。 |
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午後 04:03 家を出てから9時間あまり、鈴蘭高原に到着しました。 ここは標高1.330メートルあります。 空は曇ってはいますが、雨の心配は全くなく厳立峡から ここまでの道は、すれ違う車もほとんど無く、カーブが 緩やかな山道で最高のツーリングルートでした。 ペンションまではもう一息です。実はこの写真を撮って、 出発した直後、主人が熊と遭遇!柴犬くらいの大きさと 言うから、子熊だと思いますが、ハーレーの音に驚いた のか、主人と目があった直後、くるっと向きを変えて、 茂みの方へ行ったそうです。残念ながら私は 見ることが出来ませんでした。 |
午後 04:12 本日の宿、ペンション「スウィートキャンディ」 に到着です。 プチペンション村の中では、一番上の方の山腹に建っていたので、 駐車場の方が高い場所にあって、??と思ったのですが、 実は凄く見晴らしのいい場所だったのです。その写真は後ほど。 本日の走行距離は、227キロでした。 |
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午後 07:09:23 「スウィートキャンディ」での ディナータイムです。 料理はコースで、メインディッシュは「飛騨牛」のステーキでした。 普段は酎ハイ専門の私も、お勧めのワインを頂き、 ほろ酔い気分です。 飛騨牛は柔らかく、スープの味も絶品でとても美味しかったです。 何故他のお客さんは向き合うテーブルなのに、 私達ともう一組のカップルだけ、窓に向かって食事する のかなぁとこの時は思いましたが、 実は素晴らしい仕掛けだったのです。それも後ほど・・・・ |
2001/08/18 午前 07:33 実はこういう訳だったのです。 目の前には木々の緑と青い空、雲海の上に頭を出している乗鞍岳を 中心とする大パノラマが・・・・絶景です(*^o^*)。 これなら20年間毎日顔を突き合わせているダンナと 向かい合うのとは雲泥の差が(^_^;) 口を動かすのも忘れがち?いえいえそんなことは ありません、オーナー手作りの焼きたてパンの美味しかったこと。 |
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ペンション「スウィートキャンディ」のバルコニーからの眺望です。 紅葉の頃はさぞかしと思わせるロケーションです。 雪景色も新緑の頃も・・・他のペンションより断然見晴らしが いいと思い、ここを予約して良かったと実感しました。 |
午前 08:29 ペンション「スウィートキャンディ」の オーナーご夫妻と記念にパチリ。 暖かいもてなしと美味しい料理、ありがとうございました。 又機会を作って遊びに行きたいと思います。 |
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午前 10:20 二日目、乗鞍スカイラインに入ってからの観峰台・標高2.160mです。 天気も素晴らしく、向こうには笠ヶ岳(2.897m)がはっきり見えました。乗鞍スカイラインをバイクで走るのは 初めてでしたが、思ったより走りやすかったです。それにしても走りながら見える景色のすばらしさ、 回りの樹木の種類が標高が上がっていくに従って変わっていき、最後には雷鳥が住むハイマツ地帯へ・・・ |
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午前 10:49 今回のツーリングのメインイベント乗鞍スカイライン 終点の畳平に到着。 平湯峠から海抜2,702mの畳平まで、 全長14.4キロメートル、高度差1,060mの、 日本一高所を走るマウンテンロード!やっと思いが 実現しました。 畳平の2キロ程手前から渋滞で、車が動きませんでした。 最初は車の後に着いていましたが、上り坂で重い ハーレーです。クラッチを握る手が痛くなったので、 どうしようかと思っていたら、他の5台ほどのバイクの グループが追い越していったので、私達も四輪の皆さん 御免なさいで、追い越して来ました。 駐車場待ちの列の先頭に出たら、整理係の ガードマンの方が、バイクは専用の置くところが あるからと直ぐに中に入れてくれて「ラッキー」。 |
午前 10:59 畳平の駐輪場。ここはいっぱいだったので、 向こうに見えるバスターミナルの前に置くことが出来ました。 結構遠くからもライダーが来ていましたし、同じ豊橋ナンバーの カップルがいたりして、話などしました。 |
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午前 11:09 乗鞍山頂簡易郵便局というのが、夏休みの間 開局されています。ここで友達に残暑見舞いを出すことにしました。 手にしているのは「さるぼぼ」という飛騨地方の民芸品のお守りで、 お土産の定番です。 絵はがきより、お土産にもなるので、これを選びました。 記念のスタンプも押してもらえるので、良い記念になります。 |
山頂簡易郵便局の窓口です。 お土産着きハガキを買い求めて、出す人々で混んでいました。 |
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午前 11:34 お土産売り場の温度計、8月18日の お昼近くにになんと!気温14℃。 涼しいのを通り越して、寒かったですが、下界の灼熱地獄を 思えば、天国です。 |
午前 11:57 自分宛にも、雷鳥の絵が描いてあって、 壁掛けにもなる板材で出来たハガキを記念に出しました。 さっきまで良い天気だったのが、いつの間にか濃い霧に 包まれてしまいました。 |
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「山の天気は変わりやすい」の言葉通り、
深い霧に包まれました。 |
午後 12:23:35 遊歩道が整備されている、お花畑を少し 散策しました。 最初は下り坂なので楽でしたが、 登りになると息が切れて苦しくなります。 そう、ここは標高 2.700メートルもあるんですもの。 |
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名前も知らない可憐な高山植物・・・・ 過ぎゆく夏を惜しむようにひっそりと咲いています。 |
午後 01:08:09 昼食には、山菜そばをいただきました。 おつゆは良いだしが出ていたのですが、 そばに腰がないのが残念でした。 家の方ではこの時期ざるそばですが、 寒かったので暖かいおそばにしました。 今から畳平に別れを告げて、乗鞍エコー ラインへと降りていきます。 それにしても、スカイラインは自転車は通行禁止ですが、 エコーラインの方は通れます!まさか自転車でここまで 上がってくる人があんなにいるなんて、驚きです。 |
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午後 01:10 この乗鞍スカイラインの看板は思い出の場所なのです。 1990年に今は亡き、愛犬 ロッキー←(クリックしてみて) と来て、 写真を撮った思い出の場所なのです。 あの時はスカイラインが開通したばかりの5月で、雪景色でした。 |
午後 02:08 本日二番目の目的地、白骨温泉に到着しました。 テレビの旅行番組で、何回か見てはいますが、 訪れたのは初めてです。 ここへのルートは、乗鞍エコーラインで乗鞍高原温泉まで 降りてきて、有料道路の「乗鞍スーパー林道」を使って来た のですが、料金所のおじさんが「限定解除したんだ、 道が悪いから気を付けて」と言ってくれましたが、 本当に凄い山道で、ギヤもローかセカンドにしか入らず、 道幅も狭く対向車が来ると、冷や汗ものでした。 |
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午後 02:23 いよいよ白骨温泉野天風呂に入浴です・・・・ 念願かなってやっと入ることが出来ました、 テレビで見たとおり、乳白色のお湯でした。 しかし、実際は硫黄の匂いがプンプンで、 お湯はまったり肌にまとわりつくような柔らかさです。 入浴料は500円で洗い場も少なく、休むところも ありませんが、それでも大勢の観光客が入りに来ていて、 イモを洗うようでした。古来より「三日入れば、 三年風邪をひかない」と言われる白骨温泉、 一回しか入られなかったけど、御利益はいかに? |
午後 03:07 白骨温泉野天風呂も堪能したし、 本日の宿へ向けて出発です。 |
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午後 03:37二日目の宿、乗鞍高原のペンションありすに到着しました。 乗鞍高原のペンションをインターネットで探していたところ、 ペンションありすのオーナーご夫妻がライダー、 それも筋金入りの(レースをやっていたそうで、 今はBMWやドカを乗り回している)ライダーと 言うことで、ここしかないでしょうと言う感じで、 予約しました。 本日の走行距離は、115キロでした。 |
午後 05:16 夕食前の時間を利用して、 乗鞍高原温泉の湯けむり館へ、 私のバイクにタンデムして行ってきました。 入浴料は700円でした。 湯けむり館は村営日帰り温泉施設で、ヨーロッパスタイルの 外観と樹齢300年木曽サワラで造られた浴槽が自慢だそうで、 屋外の露天風呂からは白樺林の向こうに乗鞍岳が望めます。 ここの泉質は白骨温泉のように、硫黄の匂いと白濁した湯で、 同じなのかと思って、分析表を見たら違っていました。 だけど入った感じは同じように、とても効き目がありそうな、 良い温泉でした。 |
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午後 06:39 ペンションありすもコース料理で、 スープもお肉も美味しく、サラダのドレッシングなんて、 初めて味会う美味しさで、レシピが欲しくなっちゃいました。 昨夜は優雅に白ワインでしたが、 今夜は定番の青リンゴサワーです。 |
2001/08/19 午前 09:40 三日目の朝、今回のツーリングも 今日が最終日となりました。 ペンションありすのオーナーご夫妻と記念撮影。 二人とも私達より超ベテランで、全国をツーリング してらっしゃるし、レースの経験もあり、オーナーは 整備士の資格もお持ちとのことで、 ライダーにとって、とても頼れる存在です。 どうもお世話になりました。 |
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午前 10:03 乗鞍高原より乗鞍岳を望む。 昨日と違い、朝から雲が掛かっていました。 私達が登ったときは綺麗に晴れていたので、 本当にラッキーでした。 二泊三日のツーリングも今日が最終日です、 今日もスーパー林道、木曽路・清内路・飯田街道と 山道中心のコースで、思いっきり走るぞー。 |
午前 10:15 スーパー林道の途中で見つけた、 白樺林に揺れるススキの穂。 早い物で、もうここには秋の気配がただよっていました。 |
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青い空・白い雲・緑豊かな白樺林、間近に見える乗鞍岳・・・ う〜〜ん、これは夢か現実か?スーパー林道は道幅が狭いため、 大型車の通行は無く、車も少なく快適でした。 (かなりゆっくりしたペースで景色を楽しみながら走りました) |
午前 11:38 道の駅「日義木曽駒高原」にて最初の休憩。 ここへ来る少し前、薮原高原のスタンドで給油。 チーコの883は190キロ走って、9.6リットル・燃費は 19.8km/L 。 主人のローライダーは186.7キロで9.6リットル・燃費は19.4km/L。 きつい山道だと、排気量の優位性が無くなってしまうことを発見。 トランシーバーで「今何速に入れてる?」なんて会話をして時々 確認してたら、 私はローかセカンドがやっとでも、 ローライダーだと、サードだよとかフォースだよとか答えるので、 やっぱりでかいハーレーはトルクがあるんだなぁーと 実感しました。 スポーツスターって、やっぱり回して楽しむ エンジンなんですよね。 |
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午後 12:05:09 道の駅日義木曽駒高原を出発するところです。 ここでも朝取りの新鮮な野菜や、果物をお値打ち価格で販売して いましたが、バイクなので買って帰ることが出来ません(-_-;) 主婦としては残念なところです。前から欲しいと思っていた、 ケテルのマイクとトランシーバーのセットを、 都市対抗野球の応援で東京に行ったとき、 秋葉原のショップで買いました。 今回のツーリングで初めて使い、最初は操作に 慣れず「聞こえますか?どーぞ」しか話さなかった のですが、慣れるに従って会話もはずみ、 とても具合が良く、特に「トイレ行きたいコール」(^_^;)に 重宝しました。 |
午後 01:36 国道19号線を南木曽町の妻籠宿から256号に入り 清内路村を通り、昼神温泉に到着したところです。 ここの喫茶店で昼食にしました。このルートは三河から木曽路へ行く 最短ルートで、車も少ない割に道がいいので、 お勧めのツーリングルートです。 途中に日帰り温泉が何カ所もあり、秋には紅葉が綺麗ですよ。 |
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午後 02:40:30 最後の休憩は、根羽村のネバーランドにしました。 ここより少し手前の、道の駅信州平谷に寄る予定でしたが、温泉も 併設されているため人気があり、駐車場が一杯でした。 ここも根羽村特産の産直コーナーがあり、車で通ったときは必ず寄る お勧めスポットです。特に豆腐と牛乳が美味しく、その牛乳で作った ソフトクリームは行列が出来るほど人気があります。 |
午後 05:36 無事我が家に帰宅しました。 家の直ぐ近所のスタンドで、最後の給油をしたところチーコの883は 206.1キロ走って7.7L入り、燃費は 26.8km/Lとよく延びました。 主人のローライダーは206.7キロで10L入り、燃費は 20.7km/Lと まずまずでした。1340ccの排気量を考えると、国産車よりかなり 良いのではないでしょうか。本日の走行距離は、249キロ。 今回のツーリングの総走行距離は593キロで、 チーコ883の平均燃費は23.6km/L 主人のFXDLは19.5km/Lでした。 ここまでコメントを読んでくださいまして、 ありがとうございました。 二回目の成人式を過ぎてから、バイクに乗り始めた身にとって、 速く走るのは苦手ですが、これからもマイペースで安全運転に 心がけ、楽しいバイクライフを送りたいと思います。 |
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